ガンジス河にかかる虹
9月18日月曜日夕刻前
リシケシのガンガーにかかった虹です。
随分と長くかかっていたので、身体を痛められ、そろりそろりと歩く方も含めて参加者全員見られました。
世間を賑わせた新興宗教の巻き添えや、流行病、それぞれの業を乗り越え、何十年もかけ、一歩一歩、ヨーガ学院を育てていらした、先生方のことを思うと、本当によかったなぁって心の底から思いました。
キールタンとアラティ
スワミ・シバナンダがお住まいになっていた、ガンガー沿いのグルデヴ・クティール於。
この住まいからガンジス河に降りて沐浴ができるようになっています。
修行僧たちは、陽の上がらないうちからここで身を清め行に入っていくそうです。
さて、私たちはこのお住まいで毎夕行われるキールタンとアラティに参加させて頂きました(お住まいの扉は誰にでも開かれています)。
キールタンとは、歌うヨガ・歌う瞑想と言われるものです。単純な節回しで、クリシュナとかシバとか、インドの神さまを讃えます。参加していると、朗らかで明るく、時にニコニコ愉快な気持ちになってくるのです。
使われる楽器はハルモニア。
アコーディオンを床に置いたようなスタイルの楽器。アシュラムのハルモニアは、いかにも
「使い込まれている!」
というものでした。
アラティ(スワミはアラーティと発語されていましたが、ここでは友永ヨーガ学院の出典に従います)は、光の儀式。
アラティの後に灯した炎をガンジス河に捧げます。
↓この日は、友永ヨーガ学院のヨーガの先生と、リシケシでアシュラムを持っていらっしゃる先生(日本女性!)が行いました。
リシケシでアシュラムを持っていらっしゃる先生が、私たちにここでのしきたりを一つ一つ教えてくださいました。そのおかげで、私のような新参者でも、ここの人々が大切にしているものを敬う気持ちが自然に湧いてきます。
御供物のおさがりは初日はサモサです。
翌日は、ひよこ豆でした。
美味しくて私はパクパク食べてしまいましたが、食べられない人は捨てたりせず、ガンガーへ流すのだそうです。
アラティは、浄化の儀式とも言われるのだとか。そのせいかどうか、日を追うごとに心が晴れ晴れと、そして、ありがたいなぁ…という思いが自然にやってくるのでした。
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アシュラムのお昼ご飯
アシュラムのお食事はお昼が一番豪勢です
この日はワダ(ドーナツみたいなやつ)が加りました。
汁ものも充実。毎回出てくるスープ、サンバルやラッサムが美味しい~のです。
甘いヨーグルト味のデザートも加わりました。
20年前とすっかりメニューがかわったなあと思っていたら、今のお食事を預かるスワミジは、南インド出身の方でした。
毎度完食です♪。
ワダも日本語レシピが上がりますが、こちらは材料入手・手間も含め、難易度高し😅、と思いました。
食の調和
別の日はデザートにジャレビーがつきました。
ジャレビーは恐ろしく甘い気がして、甘いものが苦手な私は未経験。しかしアシュラムで、奉仕しして頂いたお食事なので、食べてみました。
噛むと、カリッ。そして、中から甘いシロップがトロ~リ。これはまた、よくできた立派なお菓子ですね~♪。流石におかわりはできませんが、ジャレビーが好きな人の気持ちが良くわかりました。
この中で私が一番好きなのは、写真一番奥のスープ、カディ。ヨーグルトとターメリックのスープと言ったところでしょうか。冷ました状態で出て来ました。ヨーグルトの酸味がなんとも優しくて、お腹に良い作用をもたらしそう!カレーリーフの風味も爽やか。死ぬほど暑い日のタンパク質摂取にも良さげ。
検索するとやっぱりレシピが上がりますね~‼︎
なんと良い時代‼︎‼︎
アシュラムのお食事は、全体的に薄味。味が足りない人用に、塩を新たに貰えますが、それを使わずそのまま素直に食べると、甘辛酸苦塩+香りの調和がとれたお皿であることを感じ取れます。
アシュラムでは、宇宙の調和、心の調和、この世の調和、を学び、祈りましたが、お食事の調和も大切であることにも感じ入っています。
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ジャレビーは恐ろしく甘い気がして、甘いものが苦手な私は未経験。しかしアシュラムで、奉仕しして頂いたお食事なので、食べてみました。
噛むと、カリッ。そして、中から甘いシロップがトロ~リ。これはまた、よくできた立派なお菓子ですね~♪。流石におかわりはできませんが、ジャレビーが好きな人の気持ちが良くわかりました。
この中で私が一番好きなのは、写真一番奥のスープ、カディ。ヨーグルトとターメリックのスープと言ったところでしょうか。冷ました状態で出て来ました。ヨーグルトの酸味がなんとも優しくて、お腹に良い作用をもたらしそう!カレーリーフの風味も爽やか。死ぬほど暑い日のタンパク質摂取にも良さげ。
検索するとやっぱりレシピが上がりますね~‼︎
なんと良い時代‼︎‼︎
このカディは日本に本帰国しても作れそう。カレーリーフ抜きにして、「日本で気軽に買えるハーブバージョン」で作ってみたいなぁ…と思いました。
アシュラムのお食事は、全体的に薄味。味が足りない人用に、塩を新たに貰えますが、それを使わずそのまま素直に食べると、甘辛酸苦塩+香りの調和がとれたお皿であることを感じ取れます。
アシュラムでは、宇宙の調和、心の調和、この世の調和、を学び、祈りましたが、お食事の調和も大切であることにも感じ入っています。
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夜明け前の瞑想
スワミジの柔らかく静かに、しかも良く通る声のマントラを聴きながら目を閉じると、気持ちよくなってコックリ、コックリ😪となってしまうことが多いのです。
祈り、瞑想は、ヨガの大切な部分であるのに、それらは本当に難しい😅。
さて、アシュラムでカーティキヤンジーというスワミジの問答講話を受けました。
十数人で、彼の自室に。6畳くらいの部屋にみんなでぎゅうぎゅう座ります。
スワミ・カーティキヤンの第一印象は、老哲学者といった風情。
リシケシのシバナンダ・アシュラムにいるスワミジの中で、唯一、生前のシバナンダに会っている方。…となると、相当お歳を召していらっしゃると思うのですが、みなさんの質問に即答。しかも明快でわかりやすい。キレッキレです。
例えば私は、
「瞑想が難しいです。
瞑想すると、眠たくなるか、雑念、例えば、『今晩のご飯何しよう~?』なんて事がどんどん浮かんじゃいます」
と、まあ、高尚な皆さんとくらべたら、トホホな質問をしたのですが、
スワミジは、
「それは自然な事です。
もし、簡単に『瞑想は大好きです、得意です』なんて人がいたら、私はその人を信用しません。」
「雑念の向こうに必ず行けます。それは子どもが自然に大きくなるように。毎日毎日練習してください。必ず出来ます」
と、励ましてくださいました。
私は、お馬鹿さんだけど、毎日毎日同じ事を続けるのは得意。スワミジのおっしゃることを信じて頑張ってみようと思うのです。良い瞑想ができるようになったら、きっと集中力もますでしょう。
それは、Do good Be goodの助けになるはず。
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アシュラムの朝食
アシュラムのお食事が美味いです。滞在中の酒断ちに耐えられるか心配しましたが、毎日楽しく食べています。
初日はジャガイモとお米のキチュリ
別の日は、イドリーが付いたので、シュワシュワ・しゅみしゅみさせて…
美味しかった~♪。
食器は自分で洗って返すので、洗う前に綺麗に食べ切ります。
お寺でお食事を頂く時のようで、「一つも残さず」の達成感が楽しい。
禅に通じるよなぁ。
そして本日。
あっ、これ、2000年にここに来た時も食べた‼︎
美味しいんだよなぁ…ということで、おかわりしてしまった。
お食事を司るスワミジにお尋ねしたら、Upmaという粉を使った南インド料理でした。このスワミジは、南インド出身だとか。毎日毎日、味わいが違い素晴らしいです。
Upmaで英語レシピが出て来ますが、「ウプマ、検査」でも日本語のレシピが上がる。
優しいインド料理として、多くの人に受け入れられやすそうです。
そしてなんとウプマ粉は、日本でも買える!ウプマ粉はセモリナ粉。日本ではスジ粉とも言うんですね~。
この優しいお食事が日本でも作れるなんて、嬉しい。
完全ヴェジ食は、親や大切な人の命日など、あんまり殺生を感じたくない時のお食事にイイね👍、です☺️。
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プロフィール
Yuketta
こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。
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