閉じこもり生活のアドバイス
昨年の記事なので既に読まれた方も多いと思います。昨年、これを読んだ時もとても助けられたのですが、今また隔離生活に入り、この記事に助けれています。
 
閉じこもる事がお仕事の人々のアドバイスは、
■日課を持つ

■使命を見つける

■新しいことを始める

■やる気がうせるのは当たり前

■人とのやりとりを欠かさない

シンプルで大仰でないところが、コロナ罹患回避対策に似ています。
去年は、とりわけ「日課を持つ」ことが、役立ちました。公の場所で人に見られていないと、私はどうしても、どこまでもだらしなくなってしまうからです。会社勤めの方は、自粛、ロックダウン期間でも、仕事が与えられるから、下半身はパンツでも、映し出す上半身から社会性を保つことができます。しかし、駐在先のその土地で新しい生活を生きて行こうという目標が失われている今、帯同するはずの妻はその失われた部分を埋めるために、そのポカっと開いたゼロ空間に、限られた条件で、何かを自分で創造デザインし、描き、実行しなくてはいけません。こうしなさい、ああしなさい、或いはコレはどうだろう?と、指導したりアドバイスしてくれる上司や先輩はおらず、アドバイザーの門を自ら開拓し叩かなくてはならない。

話しがそれました😅。 

さて、

大きな使命は「コロナ感染爆発解決に協力すること」ですが、そのために、「手洗い、うがい、マスク、密を避ける」ことぐらいしかできないから、その国レベルの大きな使命と、小さな自分との間に広がる隔りを前に、身動きが取れなくなってしまうのです。しかし、そこを埋める作業として、まず「日課を持つ」のは、「朝決まった時間に起き、決まった時間に眠る」ことから始められ、実際そうしてみると、精神的にとても良く作用することがわかりました。そして、「新しいこと」も始められるようになったのでした。

 
「やる気が失せるのは当たり前」の段にあった「問題を抱えていところに、さらに罪の意識を加えてはならない」というフレーズもとても西洋的な発想で、それは救いでした。国民性なのかどうか、私たちは反省したくなるし痛み分けしたがり、そうである日本人を求めがちです。病気の時でさえ、悪いのは病なのに、
「あの時のジブンのアレがいけなかったのだろうか…」
と病床で思ってしまいます。以前私が大病した時にもらったお手紙で嬉しくて涙が溢れたのが、イタリア人がくれた
「君が、君の罪ではない病で辛い思いをしていることが可愛そうだ。」
の“君の罪ではない”の場所でした。
そう、病はあなたのせいではない。
 
 最後の「人ととのやりとりを欠かさない」ですが、ペスト流行の時代ならいざ知らず、現代は電話もネットもあるので、自分さえその気になれば、人とのやり取りは宇宙からでもできるのですね。…と、こんな風に書きながら、お目にかかったことのない方々に読んで頂いているのだなあ、嬉しい!と思うので、ブログで発信することも、大いに精神を安定させ、前向きに生きていく助けになっているのだと思っています。読んでくださるみなさん、ありがとう!

 昨日の嬉しいコト
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この細やかさ!
海外で買ったポリ袋って開け難いですよね。ムカツきながらバシャーッと中身をぶちまけたことは数知れず😅。こんなアンポンタンな主婦を救ってくれるのが日本のパック。布生地のように、ポリ袋ビニール袋にも縦横の目があり、引き裂きやすい方向とそうでない方向があるのですが、日本のポリ袋のパックは、ちゃんとその目に沿って、ハサミを使わなくても切りやすいように、方向が統一されています。

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その上、どれもこれも、誰もが失敗しないように、切り目や、ハサミマークまでつけてある袋もあります。
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何気なく袋を開けたのに、すうっと切れる!
こんな時、あっ、日本に帰ってきたのだナア…としみじみし、手が止まります。

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