女性の生理の話を含みます。ご注意下さい。


20年前のデリーのアーユルヴェーダ施設
当時デリーで1番好きだった施設がカイラリ・アーユルヴェーディック・センターでした。
本拠地はケララにあります。

その頃デリーでは大開発が進められ、その施設が移動してしまった上に値上がりしてしまいました。そのお話しは、また次回綴ります。
上記の理由で、私が通うようになったのは、コンノートプレイスにあるThe Lalit Hotel。当時はインターコンチネンタルホテルでした。このホテルの中にマッサージ施設があり、そこは、施術後のシャワーで綺麗なお湯がでて、泡立つシャンプーがあり、ふかふかのバスタオルが使える、デリーで受けられるアーユルヴェーダ・マッサージの中でも、1番クリーンなイメージのある場所でした。

そこで私は、シローダーラもスチームもない、アビヤンガ(全身マッサージ)の施術を受けに、月に1度通っていました。

生理痛にアビヤンガ
何故ならその頃私は、鎮痛剤が効かない生理痛を持っていたからです。ロキソニン、イブプロフェン、バファリン…さまざまな鎮痛剤を試しましたが、20代の後半くらいから、4〜5日目の生理痛にそれらのどれもが効かなくなりました。20年前のインド駐在を終えて数年後、婦人科の病で外科手術をした折、ついでに筋腫やら、内膜やらをとってもらったのですが、その時に鎮痛剤が効かない生理痛の原因がわかりました。幾つもあった筋腫のうち、一つが腸壁にくっついていたのです。これが生理のたびに腸を刺激し、鎮痛剤が効かない痛みとなっていました。

さて、時計の針を20年前のインド駐在中に戻しましょう。この、筋腫が腸壁にくっついていた為、鎮痛剤が効かなくなっていた生理痛回避に、アビヤンガがとても優しく作用したのです。
 毎月、タンポンを使用してアビヤンガの施錠を受けるのですが、マッサージが、腸のあたりになった時、1番痛い場所に、温めたオイルをかけてもらい、さすってもらい、さすっている間もう一人の施術師さんがオイルをヒーターで温め、程よく温まったらそれをかけ、またさすってもらう…という施術を何度も何度も繰り返します。すると痛みは和らぎ、それどころか腰の周りがホカホカしてきます。そして、血の巡りが良くなっていることを実感でき、また、この腰回りホカホカはおよそ一日続きます。こうして疼痛患部さすり付きアビヤンガは、とりわけ冷えやすく、ギザがお湯になるまでに時間がかかる冬の時期デリーでの、生理中の助けになりました。生活に慣れてくると、そろそろ痛みが来るな…という予測ができるので、その前に予約を入れ、あっためたオイルのマッサージをしてもらいました。施術師さん達はいつも献身的に患部をマッサージし、さすってくださいました。
帰国が決まって、何が悲しいかったって、もう腰がホカホカになる、薬なしで生理痛が治まるアビヤンガができなくなることでした。

私のアーユルヴェーダ考
帰国から2年後、前述した通り私は手術する事になります。こうして私は、西洋外科手術のおかげで鎮痛剤がなくても生理痛に苦しむことはなくなりました。アーユルヴェーダ・マッサージには、手術や化学療法のような強い効果、根治を目指すような絶対的なもの、そうした力はないと思います。また、女性の生理にまつわる現在の治療には、とてもよいホルモン療法等があるでしょう。しかし、アーユルヴェーダは、大きな病気の後の体力回復を助けたり、切るほどではないが闘病をしなくてはいけない微妙な時期の心や身体の助けになったり、私のように切ってみなくてはわからなかった疼痛の助けになったりするものだと私は解釈しています。


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現在のデリー・カイラリ・アーユルヴェーディック・センター
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つづく