3月後半、引っ越しの整理が終わり、デリーの思い出巡りをしていた頃、カイラリ・アーユルヴェーディック・センターへも訪れました。

1〜2月、引っ越し整理中の “ど疲労時”にも行きたかったけど、確か、秋冬に暖房がない部屋で裸になるのは、寒かった記憶があったし、それで風邪をひいて、風邪だかコロナだか分からなくなってもいけないし、実際、Googleでカイラリを検索するといつも臨時休業でした。
3月に入って、ぐんぐん気温が上がってくると、行きたくてたまらなくなり、思い切って電話をしました。その時にコールセンターの人っぽい、インド人受付のインド英語に、頭を抱えるのですが(私が聞き取れないだけで、電話の向こうの方は丁寧な応対でした)それでも!!オープンしていることはわかったので、運転手さんに連れて行ってもらいました。運転手さんは「ニューデリーのエリアから少し外れるよ。」と仰いました。

さて、20年以上前、私はカイラリが大好きで、「この方、インド好きだな」と直感した奥さま方には必ずお勧めしていました。
 しかし、グルガオンの巨大ビル群もまだない、確か2000年になるかどうかの頃、デリー近辺大開発で、村ごと区画大整理、というか壊されたことがありました。おそらく、グルガオン大開発の計画の一端でしょう。同じく、このカイラリ・アーユルヴェーディック・センターのエリアもその大整理地区でした。それを理由に住民たちが怒り、暴動騒ぎとなり、一部の道路が封鎖され、電話連絡網(時代ですね~😆。全ての人がメールアドレスを持っているわけではなかったのです。)で、注意喚起が回ってきました。私たちは、トラブルに巻き込まれないように情報交換をしながらも、インド政府って凄いことをするなぁと、思ったものです。
 そして、カイラリ・アーユルヴェーディック・センターは、場所を移し、ニューデリーの味気ないビルの無機質な部屋で営業を始め、その上、値段が上がりました。ベッドもカチカチの木製ではなくなりました。アーユルヴェーダ・マッサージが清潔なだけの施設で行われるのなら、それはスウェディッシュなオホホでお上品なマッサージと変わりません。…と言う理由で、カイラリ・アーユルヴェーディック・センターから私は、足が遠のいてしまったのです。

あれから20年、
大好きだったカンナ・マーケットのコーヒー屋さんDevan’s、大好きだった南インド料理屋さんSagar、大好きで亡母も連れて行ったBukharaそれらは全て、大変化のインドのうねりの中、クオリティを一分も変えず、或いはバージョンアップして残っていました。

カイラリだってきっとおなじ。老舗ってそうしたものだ。
そう信じて、試しにホームページを見ると、大開発前の、あの懐かしい建物が写っています。
「えっ?どうゆうこと?」
「壊されたんじゃないの?」
「どうなっているの?」
コロナで、人間関係が全く築けていないので、誰にも尋ねられない。でも、どうなっているか、知りたい‼︎
と言うわけで、直接行ってきました、カイラリ・アーユルヴェーディック・センター。


それは昔の恋人が、会ってみたらやっぱり変わらず優しい人であり、さらに立派になっていたような体験でした。
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カイラリ・アーユルヴェーディック・センター入り口


つづく

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