会う人、会う人に、またはメールやSNSで、
「インド、凄いんでしょ。」と、言われるのはインドにいらっしゃる方も、日本に退避された方も経験されていると思います。
そして、今、
「来月インドに戻ります。」
と挨拶に行こうものなら、大抵
「えええっ、また?!」
と、こっちが逆にビックリするほど、非常に驚かれます。本帰国した訳ではないし、なんで驚くの?

親しい心を許す友人に尋ねると、日本では、4月から、クンブメーラや、感染爆発時のインドの映像切り取り報道は連日・繰り返しだったのだとか。そのせいか、あの状況が落ち着いて1ヶ月経つ今でも、現在形で、インド人が道路で点滴を受けて、インドの至る所で死体を焼いて「煙が上がっているんでしょぉ~!」と、無邪気に言う人(昨日も尋ねられた)は、後を経ちません。
 改めて、日本のメディアの「衝撃映像たれ流ししっぱなし+後フォロー無し」報道の凄まじさを思い知ります。
 若い頃なら、カーッとなって、とりわけインド帰りは喧嘩っ早くなっているので、友人を数人失っていたかもしれません。
 しかし今は、まず、ユーミンが荒井由実さんだった頃の飛行機雲の
 今はわからない~
ほかの人には わからない~
…けれど、しあわせ~
の部分を、ふふん~♪と頭の中で歌い、それから人に会うようにしています。
 そして前述の質問群は、まずはニコニコ受け止め(これぞオバハンの力)、しかしすかさず、デリー首都圏の陽性率は既に1%を切り、それは東京よりも低い数字である事を話します。5月初めに2度目のワクチン接種を済ませている話や、ケジリワル首都圏首相の大活躍やアプリの素晴らしさは、相手の様子を見ながら…。もちろん、その「死体が焼かれているんでしょぉ」ベースに
「インド悲惨、インド汚い」
がある考えを尊重できませんし、それは非常に腹立たしいのですが、彼らもまた報道に洗脳されているのなら
「今は、わっからない~♪」
であるのでしょう。

そう、例えば私だって、インドとほんの少しくっついているミャンマーの事情はわかりません。ただ、続く内乱の中、今もそこに残る、残りたいと願う邦人やその家族の心に立って、自分が物事を考えたり、話せる人間でありたいと思います。
言動に気を配ろう、自戒を込めて。うーん、少女の頃にこんな普遍的な詩を書くユーミンって!!
この作品、後の世までずっと受け継がれてゆくのだろうナア。


仮住まい・ごはん
茄子にゅうめん。
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梅雨の湿気冷えを感じたのであったかお菜。
いつもは、細く切った茄子を片栗粉をまぶして、湯掻き、氷水で冷やして、麺つゆで頂きます。しかし、昨日は冷えを感じたので、にゅうめん風に。
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やっぱり片栗粉をまぶした細切り茄子を、ぶくぶく沸騰お澄ましに投入・クルクル最沸騰するだけです☺️。こちらの方が手間が少ない事がわかり、心の中で軽くガッツポーズ😋。 
一昨日余った枝豆も入れちゃいました😝。
茄子さえ有れば、どこででも作れるネ。
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