空港を出た私たちは、カリンポンへ向かいます。


山へ向かうドライブ
ガイドさんも、運転手さんも、キッチリとマスクをされていましたが、空港近くの街の人のマスク率、ほぼ0%。
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コロナ患者もなく、空気が綺麗で大気汚染の心配がないのなら、怖いもの無しです。羨ましい。
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 山に向かって進むと、左右に緑、木々はチーク。家具材となるそうです。
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 こちらは今年のモンスーン時土砂崩れの跡。IMG_5833
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結構広範囲で崩れていました。やっぱりこの辺りの雨季は怖いなと思う。20年前のダージリンの旅の時、死ななくて本当によかった、と心の底から思いました。

カリンポンで昼食
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⬇︎この、グンドゥルック・スープが
我が家的に、ヒーット!
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野沢菜の漬け汁をあっためたような味。私は田舎者なので、こういうの、だ~い好き。よくよく聞けばグンドゥルックは発酵食で、青菜を発酵させ、乾燥させた戻し汁のスープなのです。その上、グンドゥルックはなんと、無塩発酵食品。綺麗な空気と、低い気温だからこそできるお漬物なんですね。お腹にいいのだそうです。それならば、と、おかわりしちゃいました。




カレーはマトンを選択。
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サブジーはどれもこれも、とても美味しかったです。
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左側が戻したグンドゥルック。きっとこの辺りの冬越しのための大切な野菜と保存方法だったのですね~、っと思うと心が震える。戻したグンドゥルックの味わいは、ほぼ野沢菜味です。これ、ごま油で、唐辛子と炒めたら、うまかもん・高菜炒め風になるね。自分お土産に買って帰ろう😋。

お店のお手洗い
お店のお手洗いは、ちょいと厳しめ。旧インドスタイルです。良人が女性用トイレを見るなり、真顔で
「頑張れ」
と、言いました。そして、私が使用している間も、ずっと外から
「頑張れ〜、頑張れ〜」
と応援。私は、なんだか可笑しくなってしまい、ずっと笑いながら利用しました。変な夫婦。


入境手続き
ガントク・ツーリストセンターに於いて。
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準備した、シッキム入境書類、パスポート、ワクチンパスポートをガイドさんに渡して手続きしてもらいます。
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この建物のお手洗いは、水洗洋式トイレットペーパー付き。空港からこのツーリストセンターまで、昼食時間込みで4時間。旧インドスタイル・トイレちょっと無理って方は、ギリギリ頑張れるというかなっ距離でしょうか。

増え続ける人口
ガイドさんのおはなしによると、シッキムの人口は現在約10万人。シッキム王国が滅亡した1975年は約2万人。wikiが語っている2011年のシッキム州の人口が、約6万人。なんと、シッキム人口激増中です。その理由として、製薬工場が増えたことが挙げられるのだとか。シッキムの綺麗な空気が、製薬に向いているのだそうです。もしかして、コロナ禍中話題になった、あの薬も、ここで作られているのかもしれません。
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人口が増え産業が発達するところまでは、良いのですが、主要道路が一つしかありません。トラックの往来も多いし、道が狭い場所も多く、そのあたりでは車のすれ違いによる渋滞が発生していました。インフラって大事なんだなあと、田舎に来る度に思います。繰り返しになりますが、私も田舎者なので、インフラが整っていく有難さはとても良く理解できます。問題は、インフラが整った後でないと、私のように人びとは、自分たちは不便な生活をしていたことに気がつかない事です。この渋滞と、入境手続きさえなければ、もっと観光に時間が使え、ここが好きになる人も増えるはずだから残念です。


ガントクのロープウェイ
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宿に入る前にロープウェイ。
シッキムの州都、ガントクを一望できます。
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行って帰るだけ、行き先で乗り降りしない、不思議ロープウェイでした。
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私たちは乗るや否や、一つだけ開いていた窓付近を占領。薬を作るのに適しているほど綺麗な空気のシッキムで、
「出て行けpm2.5」
「来い来い綺麗空気」
とマスクを外し、鼻で吸って口から吐いて、夫婦でスーハー、スーハー、肺洗いの行。
やっぱりおかしな夫婦です。

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