我が家に、もみの木がやってきたよ。
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帰宅し、門の前で車のドアを開けたら、目の前に、リヤカーの植木屋さん。
「わぁ、もみの木だ〜!」
と、私が思わず日本語で歓声を上げたとたん、運転手さんが値段交渉をはじめました。

おそるべし、運転手さん。
ヒンディー語値段交渉は、言葉の激しい応酬。
まるで喧嘩。
そうか、
このくらい強気じゃないとあかんのね~。
しかし、インド人はモノの価値に対して真剣だなあ。

ラストプライスが1000ルピー(1700円切るくらい)と植木屋さんが言うなや否や、話にならぬとばかり、(交渉は)おしまいと、門の中に入ろうとする運転手さん。
私が門番さんに、こっそり、
「ホントはいくらと思う?」
と聞くと、彼は目をくりくり、首をヨコヨコさせながら、そおっと指を6本見せました。
そんな、私たちの背後では、植木屋さんが運転手さんに、800がラストプライスとくらいつく。
運転手さんは、終いじゃ終いじゃと、両手を上げる。
私は700でもいいかなあ、と思ったのですが、ここは二人のオトコタチの顔をたて、植木屋さんの顔を見ずに家に入りました。

「しゃあない、もみの木は諦めるか~」
と独りごちた時に呼び鈴が
「ピンポーン♪」
ドアを開けると、門番さんに連れられ、もみの木を持った植木屋さんが、哀れそうな顔をして(私はこの顔にヨワイ💦)、600ルピーで売ります…と言いにきました。私は、
「Ok、買った!」
と告げ、600ルピーに、運び賃として少し色をつけたら、パァっと植木屋さんの顔が晴れ(ゲンキンなヤツめと言っていいよね😅)ました。

後で、運転手さんに話を聞くと、彼はこのもみの木は400の価値と見、今はクリスマス前だから値段を上げてくると睨んでの交渉だったそうです。
700でいいかなぁと思った私はアマちゃんだね。インド勉強が足りませぬ。

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