ピアノ・トリオ演奏会
於)イタリア大使館。
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イタリアからやってきた若いトリオグループ。
演目は、ブラームスとショスタコーヴィッチ。
ブラームスでは、日中30度になるデリーの冷房の効いた部屋にいながら、音楽がはじまると、一転、暖炉と蝋燭が灯る暖かみと深みのある世界へ。
しかし、しかし。ショスタコーヴィッチがさらに素晴らしかった~。キレのある、エネルギッシュで、溢れる熱情演奏。
両曲とも、観客総立ち拍手でした。
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観客マナー
観客は、楽章毎に拍手するし、携帯音を鳴らす人はいるし、リズミカルな部分で足を鳴らす人はいるし、演奏中に、写真を撮るどころか、近くに寄って撮影するとか(しかも1人2人ではない)
「もうインド人って!」
と、思う場面はありました。
だがしかし‼︎
ショスタコーヴィッチが、ピアニッシモで、終わったあと、しぃぃん、と言う間が、永遠に続くかとおもった刹那、絶妙のタイミングと、これしか無い!という音量で拍手が湧き上がったのです。これには、演者さん3人も、感激の笑顔。最後の挨拶でも、その思いをマイクで伝えていました。
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無礼な一部観客の振る舞いを、たった一瞬でご破産にしてしまう、その他大勢のインド人に、
「マイリマシタ!」
と思った夜でもありました。



イタリア大使館の演奏会は、無料です。


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