陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

インドの屋台

初めてメトロ

恥ずかしい!
私と親しくしてくれるヨガ友さんたちは、運転手さん付きの車を利用しません。
インド人ヨガ友さんは、自分で運転し、ヨガセンターへ、やって来ます。イタリア人さんはリキシャを利用。たまに見かけるフランス人さんは颯爽とバイク(大きなマシーンでカッコイイ)。
そして、新しいヨガ友さんはメトロを利用します。
ヨガクラスが終わって、お友達とおしゃべりしながら外に出る時、みんなが上記の交通手段で帰宅するのに、我が家の真面目な運転手さんは、入り口にすうっと車をつけてくれます。この時私は
「恥ずかしい!」
と感じます。みんなちゃんと自分の力で帰宅しているのに、自分は運転手さんに守られて帰宅するからです。

私は主婦でも、すべき仕事を責任を持ってこなしていれば、自立した女性と考えます。しかし、1998年に初めてインドに来た時、自分一人の力で目的地に行くことができない、外に出た時に誰かに守られなければならない、すなわち自立外出ができない、こうした女の性の弱点を毎日突きつけられることが一番のストレスだったことを思い出しました。
そして、私は決してお金持ちでもなく、いと高き所におわす方々を見上げる立場で、日本では、満員電車の中で汗をカキカキ、じいっと目的地につくのを待つ乗客でもあります。

メトロ利用前日まで
一週間ほど前、メトロを利用するヨガ友さんから、
「オールドデリー・フードツアーに行きませんか?」
と誘われました。待ち合わせ場所は、メトロのChwdi basar駅。これは、インドで「一人で電車に乗る」チャンス!
「もちろん行きます」
と返事をし、昨日がそのツアーの日でした。
私はビビリなので、海外で初めて体験を一人でする時は念入りに準備します。今回の目標は、一人でINA駅からChwdi basar駅を往復できること。前の日に運転手さんに相談して段取りを決めました。


メトロ初体験
運転手さんにここまで連れて来てもらいました。インド外出自立は、まだほど遠い😅。
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乗る前に荷物検査。
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INA駅からChwdi basar駅までは30ルピー。本当はスイカのようなカードを準備すればよかったのですが(後で知る)切符売り場の機械の前にいたお兄さんにコイン型の切符を買ってもらいました。

プラットホームの番号を尋ね、駅員さんに
「Chwdi basar駅へは2番だよ」
と言われていたのを、みていたのかどうか、
「2番はどこかな?」
とキョロキョロしている私に、リュックを背負い、髭を生やした青年が
「マダム、こっちだよ。」
と促してくれました。
老眼、近眼、乱視老婆の身と心に、このさりげない優しさが沁み入る。


はじめの電車は見送って、落ち着いて次の電車に乗りました。
車内は静か。世界のどこの国のメトロ車内と変わらない雰囲気です。

「私が降りる駅はどれかな?」
と見ていると、先ほどのリュック髭青年が、私が降りる駅を指差してくれました。
髭青年、ありがとう。心から。


これまで停まった駅は赤、次の駅は緑がパカパカ。わかりやすいです。
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無事にChwdi basar駅に着きました。
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タイルアートがステキ。
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待ち合わせ時間までまだ余裕があるので、お手洗いへ。
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お手洗いは水洗、清潔、しかし紙は無し。
使用料は10ルピー。
改札口内にあります(改札を出てからでも入れます)。
こうして、無事に待ち合わせ場所に辿り着くことができました。

楽しいツアー
ツアーは、カナダ人のブロガーさんが企画したものでした。エキサイティングで楽しかった〜!新しいヨガ友さんが彼女のブログを読んで、コンタクトをとったそうです。英語を自由に操る人は情報収集能力が高いなあ。彼女たちの爪の垢を煎じて飲みたいです。
 
実際に飲んだのは、少年が点ててくれたチャイ。
美味しかったです。


帰りは同じ方向へ帰るお友達と帰宅。メトロに慣れているお友達から色々教わりました。
ちょうど、バンコクのBTSができた後の頃の状況なのでしょうか。となると、近い将来、家庭車への配慮が無くなっていくかもしれませんね。 家探しも、「メトロ駅近く」なんて条件が増えていくのかもしれません。インドの変化とともに、日本人の暮らし方も変化していくのでしょう。
 

カナダ人ブロガーさんのサイト

デリー・アイスのランキングとかがあって面白いです。
👇は彼女がUPしたペット可ホテル案内など。



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夜風に吹かれながら~ヨガ友モモ談義

デリー有名モモ屋さん
印度ヨガ友さんが、おススメのモモ屋があると言いました。そこでは美味しいモモ屋台ががあり、夜空の下でそれを楽しむのです。オトナの発酵呑みものは禁止。ポリスマンが見回っているそうですが、インド的解決法があるそうで(シートベルトと同じです😉)、その辺りが楽しいのだそうです。


そんなお話しを聞いていると自然にワクワク。伊太利亜ヨガ友さんさんと
「Why not!!!」
と印さんに言い、昨日それぞれの夫付きで、チャナキャとヤシュワントプレイスの間にある屋台スペースへ。

モモ屋台
瀟酒なモール、ザ・チャナキャの裏に、誠に「我らがインド」っぽいスペースがあり、ここでは屋台が連なっています。
そこへ、夕食時間にいくと、各お店から
「モモを食べて行かんか~」
と、声がかかります。
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席に着くと、ヨガ友印さんが、オーダー。ポークとチキンモモ、お魚の揚げ物、レモンチキン。飲み物は、袋入りの綺麗な氷や、水、ソフトドリンク。そして泡の出る麦のイケナイ呑みものを店員さんに500ルピー握らせ注文。
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印さんの振る舞いは、インド生活を楽しむのに、いつも参考になります。

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イケナイ呑みものその2は、持ち込み。印さんのご主人が3本持ってきました(呑む気満々🤗)。

モンスーン前の今の時期、風がカラッとしていて、夜の外呑みは気持ち良いです。印さん夫婦は、タバコも吸います。誘われて私もご相伴に預かりました。人生3度目のタバコ(2度目はインド)☺️。後で写真をみたら、持ち方が亡き父と同じで笑っちゃいました。
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韓国のタバコなのだそうです。すうっとミントの香りがしました。

因みに、タバコも強いイケナイ呑みものも、印さんの周りの女友だちはみんな嗜むと言います。まあ、舅姑の前では出来ないという鉤括弧付きですが。
とはいえ、彼女と、彼女の背景にいる女たちから、とてつもないパワーと時代の畝りを感じるのでした。

美味しいモモ
モモは美味しかった~。
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皮の仕上がりがなんとも。人におススメできるモモ。またついてくるタレがガツンと激辛で、旨い!きっとシンプルに塩と唐辛子と豆を発酵させたものだ。やっぱりイケナイ呑みものは必須です。

ヨガ談義
会話は、途中からヨガ談義に突入。
「男の先生の方が女の先生より精神性を感じる」
とうったえる伊さんと私に対し、印さんは、
「違いはない、同じだ」
と主張。
その後も、
今日の先生は好きじゃなかった、
えっ、私は好き、
先週の先生、良かったよね、
そう、アメイジング‼︎
などなど話しているうちに、気がつくと午前様。
それぞれの夫さん、女たちの喧々諤々に付き合ってくださり、そして、夜外呑みの安全を確保してくださり、ありがとう。


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デリーのドゥルガー・プージャ

ドゥルガー・プージャ(ヒンドゥ教の女神さまを祝う秋祭)へ行ったよ。IMG_1032
日曜日に、ヨガ友さんが連れて行ってくれました。インド人の彼女も参加するのは初めてだそうです。
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プージャが捧げられているC.Rパークでは、デリーの街中ではすっかり少なくなったサリーを着た女性が多く、とても華やかでした。
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今年のCRパークでのドゥルガー・プージャー開始は、10月1日、終了は10月4日(あっ、今日ダ❗️)だそうです。

追記
プージャは、今日まで。
お祭りは、明日までで、明日はインド人が夕方からうんとエンジョイするそうです。

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プージャを見せていただいていると、音楽や舞踏って、豊穣に感謝したり、死者を悼んだり、もともとは祈りだったのだなあと、いつも思います。

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踊りが献呈されているすぐそばには、ミニミニ遊園地。その隣には屋台がならんでいました。

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色々食べたけど、マトンカレーや、ベールプーリー以外は、初めて経験。とりわけ面白かったのが、こちら。
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お兄さんの手から油に流しているのは、卵液。カリッと揚げた卵液でくるくるっとチキンカツを包むのです。
動画👇

出来上がりは、こちら↓。
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この、カリッと揚がった卵部分の食感が楽しく、ヨガ友さんは
「私はここだけ食べたい!」
と言っていました。

追記:↑のお皿はカビラジという名前でした。
ヨガ友さんが説明を送ってくれました。↓
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ベンガルのフィッシュフライにはチャートマサラ。
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お魚はクセがなく、これまたカリッと揚がっていて、チャートマサラの面白味がピタっとハマっていました。


世の中にはまだまだ知らないものがたくさんあります。


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オールドデリー・ミニツアー①

オールドデリーの朝
体いっぱい使って鳴くおんどり、
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野良ならではの眼光鋭い猫、
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掃き集められたゴミの真ん中で丸くなる犬、
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そして、黙々とオールドデリーのエネルギーの素を作る人々。
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自然にこちらもドキドキ、ワクワク。
オールドデリー、ミニツアーの始まりだよ!



オールドデリー・ツアー
某日、私が勝手にインド生活の守り女神さまと慕っている方に、オールドデリーへお友だちと一緒に連れて行ってもらいました。
それは、駐在生活ならではの、カオスだけど贅沢、ディープだけどゆったり、無理無駄のないツアーでした。
オールドデリーへは、2000年に、ボランティア・サークルの元気奥さまたちの冒険計画にのって行ったきり。あの時は「オールドデリーは怖い所」という意識があったので、当時としては大冒険。安全第一の、夫たちも引き連れてのちょっとした大人数団体ツアーで、「初めてリクシャーにキャー!」なんて感じでした。しかし、今回はごくごく少人数。またまた私にとっては大冒険です。



朝ニハリ
デリーの女神さまが、とびきり美味しいニハリ屋さんに連れてきてくれたよ!
口どけ、喉ごしつるりんニハリでした。
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◉ニハリとは?
ニハリ(Nihari)は、インド亜大陸のシチューである。牛または羊のすね肉や山羊肉、鶏肉を骨髄とともにじっくり調理する(wikiより)。

ニハリは、イスラム教徒のお料理で、朝のお食事なのだそうです。このお店では、牛肉を使っていました。
肉煩悩・妄執に取り憑かれている人々は、食うべし、食うべし。憑き物がおち、飢え(かつえ)は必ず満たされます。


2000年の時に食べたのは、オールドデリー有名店の羊の脳みそで、その時は、
「脳みそってフグの白子のようなものヨ」
なーんて説明を、ふむふむ聞きながら頂きました。
↓そして、こちらのお店は牛の脳みそ料理
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牛も羊も、脳みそは雑味がなく、とても美味しい。
今回は、唐辛子と生姜と共に。
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脳みそのトロトロ感が生姜でさっぱり引き締まり、そしてピリッと唐辛子。すんごいお料理です。IMG_0694
とはいえ、朝から牛肉😱。驚きますよね。しかし意外にも、すうっと消化されました。オールドデリーの活力は、この食も原動力になっているのでしょうか。
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ごちゃごちゃ
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ごちゃごちゃ、ごちゃごちゃ、オールドデリー。

IMG_0881人と、動物と、食べ物のにおい、息づかい、強いエネルギーを常に放出、コロナなんかなかったような逞しい風景。
これぞThe アジア!
アジアの中心!
インドは、アジアは、こうでなくっちゃ。
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そして、ひとり1人の人々は、気さく。
そんな中、穏やかインド人の、秘めたメンタル面の熱さが放たれる時、そこに異邦人はグッと惹かれてしまう。インドは情の国です。

続く

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近所の屋台のパーニープーリー


パーニープーリー(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パーニープーリー)。
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近所のベンガル地方お菓子屋さんが、パーニープーリーの屋台を出しています。休日に散歩がてら夫と食べに行きました。パーニープーリーは、インドの、カリッと甘酸っぱこじょっぱくて、クセになる楽しいインドのストリートスナックおやつ。土地によって、お店によって違いがあり、このお店はジャガイモが入っていました。
屋台のおじさんは、わんこそばのように、食べた先からどんどん作ってくださる。

なかなか上手に説明できないので、作ってくださる様子を動画にしてみました。 

ホントは一緒にビールが飲みたい😆。


使っているお水がミネラルウォーターだと謳っている看板。
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 自分は外国人にとって恵まれた場所に住んでいるのだなあ、アリガタイ・ジ〜ン、の瞬間です。
 
ベンガルのお店の方は、愛想は良くないけど、誠実な感じを受けます。良人曰く、ベンガル人はそうした方が多く、彼らは不機嫌なのではなく、アピールはしないけど淡々黙々とお仕事をこなすのだそうです。
その、ベンガルのお店の代表菓子。
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 練乳をぎゅううううっと詰め込んで固めた味です。有名なお菓子なのだそうです。
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箱も可愛い〜。
が、しかし!!!私は半分でギブアップ!スマン、お菓子さん&お菓子屋さん。強烈な甘味ではありましたが、砂糖味のキレが良く、質の良いお菓子だとは思うのです……が、甘いもの、本当~~に苦手なんです。
これまで、お招き時のデザートは、お酒で流し込んでニッコリ、と、やっつけてきました(まあ、よく食べるわね、もう一ついかが?と言われヒイッと心の中で悲鳴なんてことも😅)。だから家の中くらいは甘いもの、堪忍してホシイ。
一方、甘党夫は
「懐かし~、美味しい~♪ こんなに美味しいのに、ヘンナヒト(ワタクシのこと)だねえ。」
と言って休日スイーツを楽しんでいました。

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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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