陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

20年前の思い出

帯同でも自分の世界をもつ


先週、イタリア・アソシエーションの集会に参加させてもらったよ!
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転勤先・居場所探し
「転勤先に夫と子どものポストは準備されているけど、妻たちにはそれがない」

だから、転勤族の妻にとって大変なのは、キャリアでも習い事でも
「積み上げてきたものを転勤先でどう生かすか、どう続けるか?」
そう、引っ越し先の、夫や子どもとは関係ない、「自分個人の社会的な居場所」は自分で切り拓かなくてはいけないのです。

例えばお稽古事。茶道を、武者小路でずっと子どもの頃から習っていたのに、転勤先には裏しかない。「大好きなお師匠さんを裏切る事にはなるが、お教室があるだけマシ。裏千家の元で続けよう。」みたいな例はいくらでもあります。
初駐在の時、某会社の世界を回った社長夫人が、
「これまで表も裏も、武者小路も、習っちゃったわよ。」
と、こう自嘲気味に話しました。周りを笑わせながら言った彼女の言葉の奥にある、そこにいたみんなが知っている葛藤や悲しみを、私は今も思う。

マイノリティでもとにかく続ける
私にとっての「表も裏も武者小路も」は、言葉。私の専門分野ではヨーロッパの言葉が大切だけど、夫の転勤先はアジア。英語も通じない国もあるので、現地の言葉を習うけど、頭が悪いからいつも何語もいい加減。中途半端。
華麗な駐在夫人の中で
「ああ恥ずかしい~
穴があったら入りたい~!」
なんて言葉体験は日常茶飯事。

そんな中、私の専門分野で一番大切なのはイタリア語。悲しいかなイタリア語は、日本語とおなじで、世界ではあまり使われていないマイノリティ言語です。茶道で言ったらイタリア語は言語界の「表も裏も武者小路からも漏れた、小さな流派」。だから転勤先でイタリア語を忘れないように話すためにイタリア人を探すのは、至難の業なんです。 

例えば、レジ待ちでふとイタリア語が聞こえると、すぐに話しかけて、「お友だちになってください🙏」(これは大抵成就しない🤣)なんてことは数えきれず。
25年前の初インドでは、イタリア大使館の門を叩いて、めちゃくちゃ英語で
「イタリア語を勉強したい!」
と直談判。優しい受付嬢が、ナポリ出身のエコノミストを紹介してくれ、彼の余暇時間に習いました。

そんなこんなで、なんとか続け、あれから幾星霜。
現代の開かれたネットワークのおかげで、イタリア人コミュニティにウェルカムカムで入れてもらえました。きっかけはボランティア。支援している学校が同じで、頑張っているうちに少しずつ信頼を得られるようになったのです。

先日の集会は、イタリア大使館の敷地内にあるカルチャーセンターで。会の代表は40歳前と見受けられる女性。彼女は、12月のイタリアン・メーラーを指揮した、流暢なヒンディー語も話す、ハンサムウーマン。気さくに、しかし確かな力強さで、集会に参加した老若男女をコントロール。こうして無駄なく一時間で会議を終了。私は自分が馬鹿だから、頭の良い女性が大好き。おそらく二回りくらい年下でしょうが、彼女に惚れています。

とりあえずここにいる間は、大好きな人々と、自分が最も大切にしていることをさらに積み重ねていけそう。それがすごく嬉しいです。
しかし、ここまでの道のりは長かったナア。気がついたらおばあさんになっていたよ😆。

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感慨と共に年越し

デリーに戻ってます。

大河さん
明けましておめでとうございます!
大河さんのお刺身で年越し~♪。
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中トロもウニも美味しかったが、鰤~😭。
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正月時期にインドで寒鰤の刺身を頂けるとは‼︎
大河のおじさん、やっぱニッポンのココロ仕入れに命かけてるよ、ジィィん…な旨さでした。

紅白
毎年恒例、坂道の違い、それぞれのミュージシャンのYouTube再生回数など、日本の音楽事情の夫講義を聞き
「へぇ、そうですか、
ほう、そうですか。」
と相槌をうちながらの紅白。

一方、橋本環奈ちゃんの愛らしい顔からは想像もつかない鬼龍院花子テキな肝の座り具合に感嘆。カッコいい、惚れる。

そして有吉さんの「白い雲のように」。
これががヒットした年は夫の初インド駐在年。
「猿岩石日記・アジア・ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」は当時、カンカンに日が照り付け、どろどろに暑い、デリー・マハラニバーグの家で読みました。
「目のくりくりした青年の日記文が生き生きしていて、若い男の子らしい可愛らしさもあって面白かっナア。」
「彼が最初は大嫌いだったインドを去る時の一文は、正に、快なる哉。引き続くパキスタン編の最初のページが…苦笑いだったナア。」
「あのやんちゃな青年が紅白の司会か…」
と、感慨深く、呑んだくれておりました。


みなさんきっとそれぞれの紅白だったでしょうね~。万人受けというより、観ていれば何処かで何かが誰かの心に刺さるショーでした☺️。

本年もよろしくお願いします。

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インド料理教


先日、急遽お客さまアテンドがなくなったので、夫婦で南インド料理屋さんへ。
こんな棚から牡丹餅日もまた良し。


↑ここは、前から夫を連れて行きたかったお店。思いの外、いや、すごく喜んでくれてヨカッタ。給仕さんから、自分の仕事が好きであるのが伝わる心温まるお店です。

飲み物は、ほぼスープ感覚のバターミルク。
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お店で頂くとスパイス香やハーブ香がフレッシュで美味しい。

そして、南インド料理の特徴、発酵酸味がなんとも。好きだなぁコレ。おかげで今朝も胃の調子が良いです。

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ドーサが旨いのはもちろん、揚げイドリーの食感がカリッ・ポソ・つる・淡ネチ・ほろりの初めて食感で面白い。
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注文時に、帰りがけのインド女性が勧めてくれた玉ねぎウッタアッパムも趣向が変わって旨かった~。
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思えば、夫は97年の赴任が決まるとすぐに本屋に駆け込み(料理サイトがない時代😅)ロティをこねて焼き、サラサラカレーを作ってくれたのでした。別日には、「美味しんぼ」のカツオ節梅味のカレーも☺️。と言うわけて、私への「インド料理教」洗脳はジワリ・ジワリと当時から行われていたのです。夫の
「自分が赴任する国をツマに気に入って欲しい、好きになってもらいたい」
と言う心にホロリ。今ではすっかりインド全国料理教徒(食べていない料理もあるケド)。
残念なことは、高級料理店以外では、なかなか酒が飲めない事です。酒がホシイなんて…あっ、インド料理教信者として修行が足りないね~ワタシ🤣。



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インドのお花と独立記念日

お盆くらいは花を切らさないように…と言う私の思いを読んだか、お手伝いさんが「マーム、デコレーションなぁ」と、自身を指差して申し出てくれたので任せてみました。
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気がつくと、スイーパーさん(床拭きさん、ハウスキーパーの中では下の仕事とされている)も一緒に膝をついて、花びらを細かくし、楽しそうにお喋りしながら、お花飾りをしてくれていました。

カンドー😭。

人を雇うのは難しい。
初駐在の2000年より前は、お手伝いさんを複数雇うのが普通で、そんな経験のない私は偽善平等平和思想から抜けられず、結局誰も幸せでないやり方しか出来なかったのです。

こちらは、私の見よう見まねの雑な飾り😆。
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そしてこちらがお手伝いさん達作
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こんな時、インド女性の細やかな美の感性に、ほうっ!と感嘆します。

街中も上方向だけでなく、下方をよく見ると花飾りがあちこちに。
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本当に色んな人が、大切な日のために飾り付けをしているのね。
独立記念日おめでとう、インドさん!


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一気にシャッター街のサフダルジャン

ショーック!
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サフダルジャン・エンクレーブのレストランが全てクローズしていました。
昨日朝、お友だちに情報をもらい、いてもたってもいられず訪れ愕然。
たむろっている若者に尋ねると
「マーム、70のレストランがクローズしました。」
と、真顔で言ったのち、微笑む。何故そこで、微笑むか、キミたち‼︎⁇

先日、筍がたくさん売っていたお店もシャッターが😭。
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ここで買ったスモークポーク、カリッと焼いたらホンマに旨かったようぅ。
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このミャンマー料理屋のお茶の葉サラダ、涙もんだったようぅゥゥゥ。

とはいえ、萬屋さんや青空市場、テイクアウト店は健在。淡々とすべきことをされている。
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そして昼時前に歩いていると、ふわぁ~っと食事支度の良い香りが!

そこに、希望を思う。

そう、私の初駐在時、確か2000年、デリーの南側に新興地区を作るのを理由に、ある地区が潰され、怒った住民が暴動し、道路が閉鎖されるということがあったのです。暴動勃発日は閉鎖道路を避けて帰宅。その後、その地区にあった私の大好きなカイラリ・アーユルヴェーディックセンターが閉鎖されたことを知ります。カイラリはお金持ちなので、別のビルにお店をオープン。しかし、ケララを思い起こす庭付きのお店が閉鎖されたことを心から悲しく思っていたのです。
が、しかし!20年以上経ってデリーにもどると、潰されたて言われた地域は残っており、カイラリ・アーユルヴェーディックセンターも、昔の姿そのままで復活、当時構想されていた、新興地区・グルガオンは、煌びやかに更に進化中。インドのスーパー底力を20年を得て改めて感じたのです。

だからサフダルジャンも、きっと復活する。
苦しい時に、うまいもんを作る力のある人々がいればきっと大丈夫。

↓呑気にサフダルジャン(フマユーンプール)のことを書いていた昨年😓





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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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