夜明けのAarti
日暮れのAartiと比べ、小規模です。5時30分に宿を出て、日の出の1時間前にハルキパウリへ行ったのですが、儀式の場所は人でいっぱい。すでに沐浴する人々が。
気温12度。コートを羽織る気温です。きっと彼らには、滝行を終えた後のような高揚感
があるのでしょう。
今回は南側に場所をとり、お祈りの言葉を教わりながら私たちも精霊流しをしました。
儀式はやっぱり南側から見るほうが良いと思いました。儀式を広い視点で見られるからです。
儀式も後半、ふと東を見ると空が白んできます。夜明けとともに儀式は終了。
夫婦
ご夫婦だろうか、沐浴するカップル。
意外にガンガーの流れは速い。そして河岸に奥さん。ご主人が先に入り奥さまを手引きされたのだろうナ。ご主人の習慣化された立ち位置に、日常の愛を感じます。
以前、我が家の運転手さんが酷暑時、デリーよりも更に暑い場所にある、奥さんが信仰しているお寺へ彼女を連れて行くために、休暇願いを出した事があります。彼は「No wife No life 」と笑いました。
インドのご婦人は信仰深く、それに寄り添うことのできるご主人は優しい。ご主人に大切にされている奥さんを見ると幸せな気持ちになり、それはインドでよく出会う瞬間です。
つい2週間前は半袖だった身体はすっかり冷え、朝日の中で飲んだチャイの温かさが沁みました。
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