陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

エンタメ

デリーでピアノ連弾コンサート

連弾コンサート
ルネサンス・バロックで始まり、印象派、現代を通りニーノ・ロータで〆る、知的でセンスの良い素晴らしいプログラム。
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私の中では、今年聴いたデリー・イタリアカルチャーセンターの数々のライブのNo1。

例えば、20世紀大戦の重苦しさを表現したカゼッラの作品集の後に、レスピーギの可愛い小品集。圧巻はピッツェティのダンヌンツィオの戯曲のための付随曲。ロマンチックで自由でしかし品格があり、現代的で未来への広がりに繋がる。これは最も好きなイタリア男の一人がダンヌンツィオの私をおおいに喜ばせました。
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最後の、イタリア映画に欠かせない作曲家、ニーノ・ロータの作品は涙を誘い、ピアノの音ががゴッドファーザーのあの切ない旋律に至った時は、ご臨席されていた大使も、カルチャーセンターのディレクターも思わずスマホを取り出しビデオ撮影。
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お気持ちは、わかります☺️。

演奏後、抑えられない感激の気持ちをお二人の演奏者に伝えに行ったら、気さくに受け答えてくれました。イタリアの芸術家って、実力がある人ほど、偉っそ~にするのを「恥ずかしい」と感じる人々が殆どです。
お話を伺うと、なんと、ダンヌンツィオの戯曲への付随曲は、彼らがつい最近、イタリアのコンセルバトーリオの図書館から、まさに「掘りおこした楽譜」。稀有な作品の演奏だったのでした。貴重な瞬間に、ここデリーで立ち会えたことが、もの凄~く嬉しいです。
また、類い稀な才能に恵まれた人が、こうした観客に阿らないプログラムが出来るって…やっぱりこれはイタリア文化の底力だなぁと感じ入った夜でした。

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女性ピアニストの靴。イタリアです。


イタリアカルチャーセンターの催しはこちらで案内されています。↓
https://iicnewdelhi.esteri.it/iic_newdelhi/it/
近く、イタリア人によるイタリアお料理教室も開かれるみたいですヨ😉。

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インド人によるイタリアオペラ

インド・イタリアカルチャーセンターで、インド人によるイタリア・オペラ
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ピアノ以外、出演者はオールインド人。演目は、ドニゼッティのオペラから「Alina, Regina di Golconda」。
私は楽しく鑑賞ました。

会場は満席+立ち見。
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「おそらく、楽譜を読める人が少ないのでは?」と、思ったのは、読譜を学ぶ前の子どものような、声を発するときの「声帯へのストレスの無さ」を感じたので。それは、文字や文法を学ぶ前の子どもの言葉のような天真爛漫さです。

こうした生徒さんたちを、抜粋とはいえ、ドニゼッティのオペラ作品で、昨晩の状態に持っていけたのは、指導されたかたの力も大きいと感じました。

とにかく歌い手さんたちの「これから感」が半端なく、例えば、東京芸大が、明治時代の東京音楽学校だった頃の最初の最初って、こんな雰囲気だったのではないかしらと、その黎明期ならではの意気揚々・高揚感につつまれている彼らを羨ましく思いました。
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このファウンデーションのメンバーにもご挨拶できました。綺麗な英語とイタリア語を話すフランス人女性です。いつまでインドにいられるか、わからないけど、関わって行けるようになんとしても食らいつきたいです。また、何かで役立つためにも、私自身はもっともっと英語力もつけなくちゃ。 

さーて、今日も頑張るゾ💪。
えいえいおー!

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ゴロゴロ、読書休日デリー

ゴロゴロ読書
「百年泥」。
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一気読み。またまた知らないインドを知ることができた。行った事のないチェンナイの、暑ダル重感に、読み出した途端に包まれる。終盤の、過去現在日本インド死人生きてる人がごちゃ混ぜになる場面は、インドそのもの。
久々の芥川賞受賞作品。芥川賞作品はどこか新しさが必ずあるから面白い。これからも読まなくちゃ。
作者は大阪枚方市出身の石井遊佳。
他のインド物も読んでみたい。

百年泥(新潮文庫)
石井遊佳
新潮社
2020-08-07




「ブスの本懐」
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軽快な文章にノることができず脱落。「JK、インドで常識を壊される」もそうだったけど、若い時はこうした本を楽しめたのになあ。じつは、文体、文章、テーマの新鮮さを私より歳上の作者が書いた「百年泥」の方に感じる。そして、自分の感性が若者とは随分離れてしまったことを実感する。寂しいけど受け入れようね、自分。
ブスの本懐
カレー沢薫
太田出版
2017-01-16


JK、インドで常識ぶっ壊される
熊谷はるか
河出書房新社
2022-01-21




ゴロゴロのお供茶
「シルバーニードルのトゥルシー茶」
FullSizeRender淡いのに摘み立てトゥルシー香に負けない、ダージリンのシルバーニードル。
お互いに、別の次元で主張する~。
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二煎目、三煎目も、主張する~。
その違いは山と海くらい。
舌や鼻が繊細な方は、更に自然の香りを加え、バランスよく組み立てていかれるのだろうなあ。
コアな世界です✨。



「デリーで年中元気なレモングラスだけティ」
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懐かしいタイの味わい。

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湯呑みにグラスが入ってしまった😆😆😆。
茎近くは煮出しているのでちょっと根菜スープ感もあり、さっぱりとほっこりが同居し、美味しいです♪。

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デリー・グルガオンでヨーロッパが香るジャズ・ナイト

7月8日
デリーのイタリア文化センターで、ソプラノサックスとピアノのジャズコンサートが催されました。
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イタリア人でジャズ?と訝しく思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、イタリアのジャズ界も素晴らしいんです。

当日は、聴き慣れた音楽で始まった演奏でしたが、そのうちに、2人の演者の緊張感の中の駆け引きにワクワク、そして、時に切ないメロディ…ここでは泣いてしまいました。こうしてその夜、文化センターは、深みのある音に包まれ、エレガントな大人空間となりました。
サックスのカンティーニさんはいかにも芸術家、ピアニストのガラーティさんはプロという風情でした。
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因みにガラーティさんは、とある日本のジャズ雑誌のなかで、”Best CD of the year”のmultiple winnerとして、2014年から2021年まで選ばれている方なのだそうです。

ステーファノ・カンティーニさんの、フィレンツェでの演奏


アレッサンドロ・ガラーティさんの演奏

こんな演奏がライブで聴けるなんて、イタリアカルチャーセンターも、粋です。

演奏は、翌日もグルガオンのMuseo Cameraでも催され、こちらもさらに素晴らしかったそうです。
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イタリア文化センターの文化催しは、来月はお休み。9月からまた再開されるそうです。

デリー・イタリア文化センターのコンサートやエキジビジョン情報はインスタグラムでも発信されています。

https://instagram.com/iicnewdelhi?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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グルガオンの写真展

グルガオンのMuseo Cameraで、今は亡きイタリアの写真家、ガブリエーレ・バジリコのフォト・エキジビジョンが開かれているので行ってきました。
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イタリアのフォトグラファー
ミラノ生まれのバジリコは、もともと建築家で後に写真家になった人です。作品は、絵葉書のような綺麗ものではありません。その冷静な目で都市環境の現実をシビアに切り取った写真は、イタリアのネオレアリズモ映画を感じます。
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私は、テルアビブやベイルートで撮影された作品を興味深く見ました。

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グルガオンからカルチャー発信
この催しは、会場のほんの一部で、例えば最上階では、こちらの館長さん(気さくな方です)プロデュースの、クルワント・ロイ撮影のガンジーさんの写真をたくさん見ることができます。
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一階では、お洒落なカフェがあり、また、グルガオンで開かれる文化ワークショップのお知らせもあり、「グルガオンからカルチャーを発信」という気概を感じました。
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バジリコの写真展は今月17日まで。




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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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