陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

エンタメ

スーフィ・ミュージック


スーフィ・ミュージック
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キララトラベルの半日ツアーで、弥栄さんにスーフィー(イスラムの修行をする人)やスーフィズム(踊りや神への賛美を唱えることで神との一体感を求める信仰形態・思想/TURKISH Air&Travelより)についてレクチャーを受けた同じ日に、スーフィー・ミュージックを聴く機会に恵まれました。

歌っているのは、カイラッシュ・ケールさん。
カイラッシュ・ケールさんの動画↑

昨日もインドの若い学生さんに確かめましたが、有名な方らしいです。会場の皆さんの、カイラッシュさんが本当に好きでたまらない気持ちも伝わってきました。

毎日こんなにクルクル色んなことをしているつもりで、まだまだインドについて知らないことばかりです。

スーフィミュージックについて↓



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インドの伝統音楽と伝統舞踏


昨日は再びカマニ・オーディトリウムへ。
インド伝統音楽と伝統音楽の夕べです。
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エントランスのお花の飾りです。


幕が上がる前、ヨガでも始まりの前で唱えるサンスクリットのお祈りが唱えられました。

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音楽は再びサロードとタブラ。
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やっぱりサロードよりタブラに惹かれる。タブラが持つ深みが別次元な気がするのです。


舞踏は、東インド・オリッサ州に伝わる古典舞踊Odissi/オリッシー。
歌舞伎や浄瑠璃のように、御囃子の役目をする人々が段の上にいます。サロードと違い、歌や笛にメロディがあり、聴きやすい。
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ダンサーは、お人形に魂が入って突然動き出したような動き。
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でも、動きがしなやかで叙情的。そして表現するものが豊か。
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踊りの最初は奉納のようですが、鳥や動物のような動きをしたり、涙と言った人間の内面を表現したりするのです。
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二つの公演中、インドの伝統芸術と神さまとの繋がりを強く感じていたので、こうした世俗っぽさ、寺社仏閣から外に出た、「人の心の表現」に、私はハッとするのでした。インド舞踏の中で一番好きかもしれない。

今、ボランティアで簡単な英語歌をスラムの子どもに紹介して教えていますが、いつも
「西洋文化・西洋音楽の12平均律で彼らを測ってはいけない。彼らのDNAには偉大な音楽伝統がある」
と、肝に銘じています。二日間伝統文化に触れて(歴史が複雑だから、古いものほど遺していくの、大変だったろうなあ)、その思いをいっそう強くしました。
私達が小学校から音楽の時間に習うのはドレミを基調にした西洋の音楽。謡曲や詩吟、民謡といった日本本来の音楽を愉しむ文化は既に失った感があります。多くの人がカラオケを器用に歌うようには、謡曲や詩吟は歌えない。欧米の音楽は楽しいし華やかだけど、今の現実が日本人にとって幸せだったのかどうか、それはわからないです。

さて、オーディトリウムでは今日もインド伝統芸術の催しが開催されます。
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カマニ・オーディトリウム


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インド伝統音楽コンサート

コンサート会場
満席立ち見(座り見か😅)あり。会場には、老若男女、女性の民族衣装率99%。
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タブラー奏者
個人的には、サロード奏者とコラボした、タブラー奏者サタジット・タルワルカールさんの演奏に惹かれた。
腕のしなやかな動きが、まるで一流ピアニストのよう。彼がサロード奏者のアヤーン・アリ・バンガシュさんの内なるものを昇華へ引き出していく。
楽しんでいるようで、複雑なリズムを刻みながら、彼の芯は冷静にコントロールもされている。
「うわぁ、圧巻!」
と、何度も思った。

タルワルカールさん御一家の演奏。
↓ワインカラーのクルタがサタジットさん


サロード奏者

とはいえ、世界的有名なのは、サロード奏者のアヤーン・アリ・バンガシュさん。@ayaanalibangash 彼はカーネギーホールで演奏、シカゴ交響楽団と共演と、インターナショナルな方なのです。
ですから、タルワルカールさんは、バンガシュさんの伴奏者という立ち位置という感を持ちました。
↓バンガシュさんの演奏

歌手

一方、プログラムの最後は大御所と言われる歌手のヴェンカテシュ・クマールさん。幕が上がった途端、会場は総立ち。
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その後は、全員が着席するのですが、私の隣の涼しげなクルタを着た若者は途中、聴きながら合掌していた。
↑ヴェンカテシュ・クマールさんの歌。
タブラーは、サタジット・タルワルカールさん


歌舞伎・能・浄瑠璃等、日本の伝統芸能となると会場は、圧倒的に中年以上、しかも女性ばかりという光景に慣れているので、自国伝統文化を心から楽しむインド若者たちの姿を、私は眩しく見るのでした。

こちらは本番前の様子。
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最後のリハーサルの様子かな?開場後に、客席に入ったら演奏していました。
清々しいお嬢さんたちの、肩の力が抜けた風情に、見たかった、聴きたかった懐かしいインドの姿があり、
「ああやっと」
と涙が溢れるのでした。


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楽しいインドの映画館

ミッション・インポッシブル
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「エーゴについていけなくて、途中で寝ちゃったらドウシヨウ~😂」
と、思っていたけどサスガ、映像が語るハリウッドアクション。ハラハラドキドキ、手に汗握り、何度か飛び上がりそうになる~~、の息つく暇なし3時間でした。
また主人公人物像の軸になっているダンディズム!今どきはコレを表現するの大変苦労だろうなぁ、だがしかし‼︎ 痺れました。
お子さん連れ家族あり。
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インド人観客って、
「なぜそれを今する~⁈」
な人もいるけど、総じて彼らの
「映画たまらなく好き」的な反応が面白い。ライブ的な楽しみ方をするんですよね~☺️。歓声や、ため息、そして素直な笑い声の作品との阿吽がなんとも愛すべきマッチング。
今回はアクションものですから、なお一層でした。

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India Couture Week 2023

India Couture Week 2023
7月25日から8月2日までデリーで開かれていた催しです。私もその中の一つ、JJ Valayaさんのショーに足を運びました。
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実は25年前にも近所でお世話になっていたインド人に誘われファッションショーに出かけた事があります。しかし時代はインドファッション界も激変。隔世の感をまたまた感じることになりました。
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カクテルを愉しむ会場女性のサリー率は低し。
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夜会服は、西洋風のドレスか、エレガントなパンツ、ミニ丈ワンピース、民族衣装となるとサリーよりも煌びやかなレヘンガの女性が多かったです。
こちらはメディアのカメラにバンバン入り込む人々。
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ターバンの方がJJ Valayaさんです。
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JJ Valayaさん(Wikipediaから拝借)
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と、デザインされたレヘンガ(Facebookから拝借)
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JJ Valayaさんのwebsite 


ショーが面白かったので、この期間の記事をあれこれ読んでいたら、
「わっ、このデザイン、スゴイ!」
と言うデザイナーさんに辿り着きました。

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それはGAURAV GUPTAさん。建築を勉強している?と感じるほど立体的で、色使いが決然としている。しかし、曲線フォームが柔らかくエレガント。
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彼は昨年パリのオートクチュール界に参入。今年1月東京でもショーをしている方だったのです。



グプタさんのwebsite 

今年の、カンヌでも役者やセレブリティのドレスを作っているみたいですし、2013年にはすでにイタリアで賞を受けていたインターナショナルなデザイナーさんなんですね。ファッションに疎いので、全然知りませんでした。彼のインスタも素敵。彼の作品は動画の方がより魅力を増すと感じました。



ムンバイでもディオールの大きなショーがあったし、G20のこの時、インドに吹いている大きな上昇風に乗っていく人々を側から、ほうっとため息をつきながら見ている私です。


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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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