陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

オールドデリー観光

キララトラベル/オールドデリー・フードウォーク

キララトラベルさん企画、オールドデリーのストリートフードを食べ歩く楽しいツアーです。
先週末に参加しました。

まず初めは観光から
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門の中には入り、トゥルクマンゲートの恐ろしい近現代史をさらりと語る弥栄さん。
恥ずかしながら、私はこの大惨事を知りませんでしたが、オールドデリーでの振る舞いに注意するのに充分な、大切なお話しでした。ここオールド地区はヒンドゥではなく主にイスラム社会。屋台を楽しむ前に気持ちが引き締まります。
↓トゥルクマン・ゲート暴動・発砲・虐殺事件


その後は、打って変わって、「ヘンゼルとグレーテル」の「お菓子のおうち」のような可愛い教会へ。
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イスラムはキリスト教とも長い長い戦いをしているけど、ここはそんな様子はなく、屈託なくはしゃぐ子どもたちの笑顔が救いでした。


プーリーとひよこ豆のカレー
このツアーは朝食を抜いて参加しました。
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最初は、プーリーとひよこ豆のカレー。
熱くて辛くて美味しかった~。
いくつも食べたいが、まだ先があるので我慢我慢。10代の胃袋が欲しい~😅。

バイクの上に乗っていた子ども。
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青鼻水がのぞいて、固まっていて、可愛かった💖。私が子供の頃は、こんな子結構いたなぁ。冬の流れ出ない固まった青鼻水は、元気子どもの象徴かしらん。



イスラムの寺院 Kalan Masjid
再び観光。
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寺院の中に入ると静謐な空気が流れていて、像や絵はないけれど、祈りの場所なのだなぁと、思いました。

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最も大切な場所では?と思われる側に電光掲示板。
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それはお祈りの時間が記されたものでした。


初めて食感プーリー
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セモリナ粉のプチプチが、残っていて楽しい。

これが好きで、通い詰める人いるだろうナ。
この界隈で育ったら、きっとこのプチプチプーリーがソウルフードになるのだろうナ。
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カレーについてきた人参のピクルスも旨かった~。発酵具合がなんとも😍。甘いペーストとの兼ね合いも絶妙〜🙌。


果物アイス
二種のプーリーの後は甘味。アイス☺️。
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果物の自然の甘味。
立派なソルベ。
オールドデリーの甘党文化は豊かでヘルシーだナア🥰。


面白サラダ
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メインの前に、面白サラダ。フルーツ・野菜・ヘルシーカクテルと言っても良いかも☺️。野菜や果物の上にザクロ、ひよこ豆、マサラがのっている。
一口で、パクリできる。
私はリンゴと瓜を頂きました。
思いっきりインド味。のせて、こだわりチャートをかけるだけ。こんなに簡単なインド料理があるだろうか。これが好きな人と心の握手したい💝。


チャイ
ここのチャイは、ミルクをしっかり煮出した感があり、それがミルキー味に寄っていて美味しかったです。
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お店でおこなわれていた熱湯消毒は、私もインド台所用品や、シンクで毎日やる儀式だから、親近感がわきました。
私にとってそれは、
「沸騰したお湯かければ、菌は死ぬ!」
というおまじないです😅。


メインはケバブ
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やっぱり、炭焼き肉は旨い〜。
道路の両脇に張り付いて待つ甲斐あり。
ひき肉はしっとり。
肉はプリリッ。
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立ち食いの背徳感がなんとも😋。
よおく作り方を見ていると、計算し尽くされた料理であることがわかります。
オールドデリーの肉文化、恐るべし。


デザート、そしてキララさんありがとう
最後はインドのデザート。 
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白い人参を使ったお菓子があったよ!
キャロットケーキのような優しい味がしました。
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オールドデリーのミターイを食べたお店を出て、雑然とした道を歩いた先には‼︎‼︎?


弥栄さん、すごい!
弥栄さん、さすが!
という演出。
是非他の方にも
「おおおおおお‼︎」
と、感じていただきたいので、道順も、種明かしも、書きません。

「いったい、このツアーをされるのに、弥栄さんはどれだけ研究され、足を運ばれてたのだろう?」
と、夫と話していたら、たまたま帰りのリキシャで、ご主人のカビさんと一緒になり、それを尋ねました。カビさんは、
「ヤエは仕事のない時も、フリー時間は、いつもツアーのために歩いて、ツアーがよくなる為に、探しています。彼女は努力家ですね。」
と仰り、私たちはそうでしょう、そうでしょうと頷きました。

私たち夫婦の初オールドデリーは、2000年。当時のボランティアグループメンバーで、
「思い切ってオールドデリーへ行ってみよう!」
ということになり、安全のためにそれぞれの夫を巻き込んでのツアーだったのです。それでもビクビクで、レッドフォートを見学したり、有名な羊の脳みそカレーを食べたり、かろうじてリキシャに乗って…というのが精一杯。数年しか居られない駐在家庭のインド知識なんて、このくらいがやっとです。

しかし、弥栄さんは自分の足で開拓し、それで得た、多くの引き出しの中から、更により良いものをチョイスして、オリジナルのどこにもないツアーを提供しています。
これはすごい!
キララさんのおかげで、どれだけ日本人のポジティブ・インド知識&インド愛が深まったろう(私もその一人☺️)。
誰にでも出来ない事を、さらりと、誰にでも提供してくださることに、私はいつも感激し、ワクワクしながらツアーに参加しています。

キララさん、いつもありがとう💝。


↓キララトラベルwebsite 


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キララトラベルツアー・その3/ハヴェリーホテルの屋上で凧揚げ

Let's Go Fly a Kite(凧をあげよう)!
キララトラベルさんの「オールドデリー散策とハヴェリーホテルでインド料理ハイティー」
クライマックスは、Let's Go Fly a Kite(凧をあげよう)!
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伝統あるハヴェリーホテルの屋上で凧揚げをするのです。
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ホテルの凧揚げエキスパート若者が3人。
私たちに気分良く凧揚げをさせてくれました。しかし私たちは、凧揚げするだけで一苦労。揚がるどころか、せっかく高々と揚げてもらった凧が、落ちてゆく〜。
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彼らにお話しを聞くと、インドの凧揚げは、一つのスポーツで、揚げるだけでなく、近くの上がっている凧の糸を切る、「凧の糸切り合戦ゲーム」でもあるのでした。
近くの屋上の子たちと、凧揚げ&切りをして、ホテルの3人の凧揚げエキスパートも時が経つにつれ興奮気味に。子どもたちに負けて真剣に悔しがります。
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コレがインドの凧ダ!☝️

頭の丸味を使ってエキスパートは、凧の形を調整。👇
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凧揚げエキスパートが語るには、彼らは、子どもの頃からお父さんに教わりながら、家族で凧揚げをしたのだそうです。四方電線の見当たらない場所で、夕空に向かって悠々と凧揚げ切り。子どもの頃の思い出がそっくり仕事に活かせるって……ああ、羨ましいですね🥰。

メリーポピンズの
「Let's Go Fly a Kite(凧をあげよう)!」のシーン。家族で凧揚げの思い出を持つ子どもは幸せだなぁ。


キララトラベルさん、今回もステキなツアーをありがとうございました♪。

キララトラベルさんは相談すると、オリジナルの、家庭的であったかいツアーを組み立てくださいます。アメイジング・ディープ・インディア旅ももちろんアリ。ステレオタイプでないインドツアーに興味のある方は是非!日本語対応です。


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オールドデリー散策とハヴェリーホテルでインド料理ハイティー/その2・ハイティ

ハヴェリホテル(Haveli Dharambura)のハイティ
甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦い、爽やか、全て入ったインド〜なお食事のハイティ。
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どれも華やかで、お皿の遊園地みたいに楽しいお食事は、ほうれん草をべサン生地で揚げた、面白スナック、パラクパッタチャートではじまりました。
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初めて食べたダーリー・プーリーも、
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お芋のコロッケも楽しかった〜。
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ダーリープーリーは、パーニープーリーと違い、スナックとスープを別々に頂くのだそうです。
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インドのスナックは、発想も味わいも豊かですね〜。

驚いたのは、ムンバイのストリートフード、焼いた素朴なパンをカレーで食べる、バオパジ。
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実は、これとそっくりな食べ物が南アフリカのインド洋側の街にあるのです。
その街は、ダーバン と言って、かつてそこには、さとうきび収穫の労働者としてインドから連れてこられた人々がいました。そして、彼らが食す、ソウルフードがバニーチャウという、食パンにカレーをかけて食べるお食事なのです(給食のカレーにパンがついてきた世代はきっと好きだと思う)。
ハイティの最後にでてきた、ムンバイのパオパジが、ダーバンのバニーチャウにそっくりだったので、
「あのダーバンに住むインドコミュニティの人々は、もしかして、ボンベイ(ムンバイ)人の末裔⁈ 」
という、問いかけがふうっと頭に浮かびました。この疑問をいつももちつづけていたら、いつか疑問が解ける日が来るだろうか?

これがバニーチャウだ!
ムンバイのストリートフード、「パオバシ」と発想がそっくりの、南アフリカ、ダーバン という海街のインド人移民のソウルフード、「バニーチャウ」。
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カレーを上からかけてしまうところは違うけど、ふわふわパンでカレーを食べるのは、パオバジと一緒でショ⁈  ダーバンの海岸で、インド洋の向こうあるインドを思いながら、このバニーチャウを食べると、ジーンとします。
一皿が、
「当時の労働者はお腹が空いていたのだろうなあ」
と思うほど、どっさりしていますが、もちろん、小さめポーションもあり、こちらの方がパオバジに寄っています。
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ちょっと調べてみて、バニーチャウのバニーは、パンの意味、パオバシのパオが、パンの意味と知り、いっそう、ムンバイとダーバン の繋がりを空想しています。

実は南アフリカに弁護士時代のガンジーさんがいた事があり、ガンジーさんのダーバンでの活動は、後にアパルトヘイト撤廃運動とマンデラさんに影響を与えたと言われています。現在、ダーバンにはもちろんインド人もいます(旨いインド料理屋も沢山)が、大きな車の工場があり、日本やドイツの大企業の拠点があり、インターナショナルな街でもあります。

随分キララトラベルさんのツアーとは別の方向に話が飛んでしまいました、ごめんなさい🙏。

つづく

↓ハヴェリホテルのランチのお話し。

ランチも旨かった〜😆。


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キララトラベル「オールドデリー散策とハヴェリーホテルでインド料理ハイティー」その1

キララトラベルさんの、特別企画「オールドデリー散策とハヴェリーホテルでインド料理ハイティー」に参加したよ!

オールドデリー散策

汚くて、ごちゃごちゃで、生きているものの匂いがするサイッコーにエキサイティングな街、オールドデリー。
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3分に1度は、おもろい人、出来事に出会い、立ち止まってしまう。
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時間がいくらあっても足りません。

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ごちゃごちゃと寺社仏閣の清廉さの対比がなんとも言えません。

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スパイスマーケットの通りにお店を出していたチャイ屋さんの様子を動画にしました↓



老舗のレモンソーダ屋さんの様子も動画にしました↓
オールドデリーで卵の香りのするレモネード。
創業150年の伝統的なお店なのだそうです✨。

日本語ではフレッシュライムソーダでおなじみですが、最近はインド人に「レモネード飲みますか?」と聞かれ、蓋を開けてみるとそれはフレッシュライムソーダだった…というケースが増えています。このお店の英語表記は、レモンソーダ。運転手さんにも確認しましたが、フレッシュライムソーダと同じ飲み物です。

つづく

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オールドデリー・ミニツアー②

リクシャー🛺運転手さんの
スーパーテクニック。
まさにリクシャー日和、風が気持ちよかったです。

オールドデリー駅だよ!

レッド・フォートだよ!
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立派な建物だね〜!!
などと言いながら、この辺りは、リクシャーでサラリと通り越し〜〜😊。



スパイスマーケット
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そして、やってきました、スパイスマーケット。
ケホケホ、コンコン、ヘークショイ🤧、を繰り返しながら、私たちは、写真をバチバチ。
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表通りは、にこやかで気さくなお店屋さんが並び、奥は本格的、また初めてみるスパイスがずらり。
食べ物愛、料理愛の方々は、きっとワクワク、ワクワクするはずです。


再びごちゃごちゃ、ごちゃごちゃ、
オールドデリー
陽が高くなるほど、ごちゃごちゃは増します。
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昨年、この一ヶ月後デリーは、デルタの悲劇を迎えます。しかし、現在すでにこの光景。
ほぼ完全復活で、みなさん逞しい。生きてる人は生きなくちゃ。

赤いショールの青年が運んでいた大きな荷物、
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それはコリアンダーシードでした。
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Haveli Dharamburaでランチ
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喧騒に包まれたオールドデリー大通りから脇に入ると、ひっそりとした、陽の光が地面に届かない小径。そこを更に進むと、突然、歴史の温もりをもつ瀟酒な宿泊施設が。
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なんと、ここHaveli Dharamburaはユネスコの文化遺産保全賞を受賞した建物なのだそうです。

一つ一つの調度品に見惚れたり、
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建物の中にレッド・フォートに繋がる地下道への扉があることに驚いたり。
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オールドデリー、懐深すぎ!の巻でした。



ランチは、どれも美味しかったです。

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しかし秀悦は、女神さまチョイスのお皿。
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おそらく、よ~く煮込んで雑味を省いた骨つき脛肉を、厨房特性スパイスにつけ、更に釜かオーブンで焼いたのだと察する。

やっぱ、オールドデリーは、旨い「放るもん肉」を喰らいに来る所ですな。
肉好き良人を是非とも引っ張ってきたいです☺️。

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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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