御来光を浴びるカンチェンジュンガ
朝4時30分に出発し、タイガーヒルへ。

まだ月がでていました。
ここから、御来光を浴びるカンチェンジュンガを仰ぎます。
日本で御来光を待つ時と違い、賑やかにしている周りのインド人が、更なる歓声を上げると共に、雲がすうっと払われ、カンチェンジュンガが姿を現しました。





振り向くと、輝く朝日。
なんておめでたい場所だろう。
残念ながら、エベレストは見られず。しかし、これが見られて、幸運だよと、周りの人に言われました。
ここには、23年前に母を連れて来ています。私の母は晴れ女で、自分の葬式まで、台風一過の大晴天にしてしまう人でした。母が一緒だったこの時は、ぐるっと一帯雲も無く、エベレストが神さまの住まいのように、ポカっと一段高い位置に鎮座していました。元祖山ガールの母に、夫は良く尽くしてくれ、私は彼のおかげで親孝行させてもらいました。
あの頃より、御来光を望む人々は激増。タイガーヒルへの道のりも、車が増えたために時間がかかりました。コロナ後は、さらに人が増えるでしょう。

早朝マラソン大会
宿に戻る途中、マラソン大会の子どもたちに遭遇。

まだ朝食前の時間です。

元気っ子だなぁ。オバハンは年寄りだから、涙が出てくるよ。
こんな標高の高い場所で早朝持久走していたら、いずれすんごい選手が出てくるね。ラダックもそうだけど、北インドの山岳地帯はエチオピア並みかそれ以上の標高。彼らの生真面目さは、きっと持久走に向いているのではないかしら。ダージリン出身の金メダル選手、いつかTVで目にする日が来るのだろうか。おばあさんになった私は、テレビの前で、旗を振ってオーイオイ泣いちゃうと思う。

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