大好きなお友だち
先週、大好きなヨガ友さんが母国イタリアに帰国し、私は本当に寂しいのです。
それは、好きなことを、同じ時間に、好きな人とできる幸せ時間でした。
この先生は別格と感じ、心から尊敬するヨガ先生が二人とも同じで、そんなところからも話が合い、
「彼はきっと将来のグルよ!」
「きっと有名になるね!」
「そうなったら、私たちは、彼が若い頃、彼にヨガを習ったと、自慢しようね~」
…なんて、宝塚や歌舞伎の役者と、彼、彼女たちの将来の成功を夢見る女学生のように、キャッキャとヨガを楽しみ、私はその時間を愛しました。

先月、私が微熱をだし、私は陰性だったのですが、夫がCOVID-19陽性(軽症)となり、彼女を含むランチがお流れとなりました。その後は家に篭り、陰性ではあったが陽性者として過ごしました。一週間空けて検査すると、私は再び陰性だったので、新たに企画されたランチに参加。口で「陰性でした」と言っても、COVID-19陽性者といた私とのランチは心配であろうと、一応、2度の陰性証明をプリントアウトして、ランチ会場へ赴いたのですが、彼女は両手を広げ、私をイタリア人らしいハグとキスで出迎えてくれました。
「私なんて、デングも、オミクロンもやっているわよ。陰性証明!もう、ジャパニーズなんだから~」
と、にこやかに、そして穏やかに言いながら。
私は、この瞬間を生涯忘れないと思います。

そして、やっぱり白人は強い、逞しいと思う。また、ラテン系のカトリック教徒は、愛情表現が上手。もちろん、彼らにも欠点はありますが、こと「気持ちを肌のぬくもりと共に伝える」となると、男女間の「狂うほど愛しているよ」だけでなく、家族間、友人同士の「大好きでたまらないよ」「死ぬほど心配しているよ」「いつも思っているよ」「よく帰ってきたね」の伝え方、相手の心の包み方が、語彙の豊かさと言い、そのタイミングと言い…、とにかくそれらはこちらの心を溶かしきります。私も、COVID-19から復活した友人をハグする人間でありたい。

そして、私は必ず彼女に再び会いにいく。たとえヨーロッパの空港が今混乱しているのであっても。国が開いているのだから。
IMG_9780

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村