陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

#紅茶

インド新茶シーズン到来

帰国お土産を求めてコンノートのミッタルさんへ。
IMG_0807

お店に入り、挨拶するや否や、卓上のシルバニードルが目に留まり、
IMG_0811
「わあああ、ホワイトティ、今年のですか?」
と指を差しながら、一直線、机に向かってしまいました。
そんな私に、背の高い店員のサンディーブさんが穏やかな声で、
「昨日開けたばかりです。」
と、にっこり。
シルバーニードルは、入荷したばかりだったのです。

ファーストフラッシュは、先週入荷。
そこで、これまた今年のニルギリのアーリースプリングと、アッサムとをテイスティングさせていただきました。
IMG_0812
そうこうしているうちにミッタルさんも登場。午前中だったのに、お目にかかれてラッキー。3人でそれぞれのお茶をテイスティング。 
IMG_0819
IMG_0814
そして、淹れたてお茶の葉に順番に鼻を近づけ、その度
「うーん、素晴らしい」
と、ため息。幸せ時間を分かち合いました。
IMG_0818
ミッタルさんはお店が大きくなっても、25年前と変わらず、腰が低く、優しい。

それにしても、お茶好きの皆さんには、ワクワクが止まらない季節ですね~。

私は、やっぱりダージリンのファーストフラッシュが好きだなあ。子どもの頃、初めてダージリンティを飲んだ時の衝撃も忘れられないし、25年前の初インド国内旅行もダージリン。何故か知らないけど、その後も何度か行けてしまうダージリン。茶道を愛していた亡き母も連れて行けたし、コロナ禍の旅行キャンセル時期も、隙間を縫うように行けてしまった。逆に行けていない場所もいっぱいあるのに。きっとこれは縁みたいなものだね。大切に育てようと思います。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

Yukettaのシッキム・ダージリン紀行⑨ダージリンでダージリンティ・テイスティング

ガイドさんおすすめの紅茶専門店へやって来ました。雰囲気の良い可愛いお店です。
5EC5526B-8929-4746-8E33-1A2F28CDE68C


紅茶専門店Mayukh
D7994297-C7A8-4F11-8C5A-5C1306F737C5
テイスティングは、「ダージリンティーだけ」との希望を伝えると、次々と保存瓶が出されました。
128A3DC0-3C10-44AE-A384-50CCA6A90D21
6E7DE5C8-F4B0-4F82-B5BC-AFB86732E8F1
341E3424-36A5-4E3E-9CDB-4487551A2FC8
0F16F2FC-AECB-49BA-83FD-75C19671B2DC
FAA091DD-0867-4316-89CE-71846E484097
このお店の主な紅茶は、しっかり密封された袋に茶葉が入り、それを保存瓶に入れ、蓋を閉じた状態で保存されていました。
9ACF3ACF-FC49-42F5-BFE6-F0BFF40B8E55

お茶はキチンと量ります。
3B2B5FFD-20A1-4708-829C-BF9F24284906

オータムナルが間に合わなかったので、ファースト、セカンドフラッシュのみで6種類。
A747F10C-4F56-4244-BC33-8EB382FA26F0
お湯は高い位置から。
26F91D53-47FC-473D-B6F0-51D1B3749BEA
FD955144-148F-4D02-9362-3022AA95F8FA
最後の一滴が落ち切るまで暫し待ちます。


02D9E2DB-A298-4CC4-A9EF-E8630B37AD6E
この、テイスティングカップ。ミッタルさんでテイスティングする時にも使われる、お馴染みのものですね。Mayukhのカップは柄が入っていて可愛い。コレ、一人分最後の一滴まできっちり飲むのにもちょうど良い。欲しいから買ってしまおう。

因みにこちらはミッタルさんのテイスティングカップ↓
IMG_3897
IMG_3895
FullSizeRender
IMG_3898
この虚飾のなさがミッタルさんの良いところ。


テイスティング
D7994297-C7A8-4F11-8C5A-5C1306F737C5

さて、テイスティングです。
1665D516-92BF-4533-8687-DA87C977F78F
酔っ払げないから、ワインと違って、飲んじゃえるところがイイね👍。
また、開いた葉の香りも楽しめます。正にアロマなメディテーション。

いやはや、同じダージリンなのに、それぞれ特徴が際立ちます。ファーストフラッシュのみとか、セカンドフラッシュのみでテイスティングしてもきっと茶畑による違いをはっきり感じられることでしょう。
とりわけ、セカンドフラッシュは、シッキム・ダージリンで出会った乾燥青菜・グンドゥルックに通じる発酵香を感じ、風土が生み出す味わいに感激しました。すごいなぁ、土地が育てるものって!
しかし、お茶世界は奥深い。入り込んだら抜け出せなくなりそうです。


お店の名前はMayukh。SNSあり。インスタとFacebookでこまめに商品の紹介をされている、店主の顔、思いが伝わるお店です。

↓お店のインスタグラムの動画。

https://www.instagram.com/tv/CRA4UVqA6yu/?utm_medium=copy_link
ご主人が、イチオシ、ムーライト・セカンドフラッシュを説明する様子です。口に含む時に、ズズズっと音を立てて、まるでワイナリーで繰り広げられるようなテイスティング。この月の光の下で摘まれたというセカンドフラッシュは、良人がいたく気に入っていました。

60FC0804-0157-41F4-89F3-13B1F6BEA2BF
6種類のうち、ファースト二つ、セカンド、シルバーニードル、計4種類購入してしまいました🥰。私が気に入ったファーストフラッシュは、チベッタン柄の包み袋がかわゆい。

お店の内装もスッゴク可愛い。
B373776D-45CE-425B-AA40-61196C5B7C2D
2E3D452E-7B04-4B18-A836-C5298E596C6Fチベッタンの器使いも勉強になります。


もちろんフレイバーティも各種ありました。
A79B51CD-46B0-485F-903B-D3B2989A96AE
トゥルシー(ホーリーバジル)・レモン・グリーンティなんて、インドならでは。私は、酒もお茶もコーヒーもブレンドされていないストレートが好きです。ですから、フレーバーティなんてものは、お茶の産地がないおフランスあたりにでも任せておけば良いと思っていました。でも、ヨーロッパの借りものではない、インドにしか出来ないブレンド・配合お茶文化を発信していくなら、それは素晴らしいと思います。きっと、この世界はいっそうの発展がありそう。

紅茶好きな方はMayukhの品物にも空間にも満足されるでしょう。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

Yukettaのデリー・ホテル巡り③The Imperialのハイティー/Yukettaのハイティー巡り

踊る茶葉・銀の茶漉し
おお、ついに!
C820BCC9-9F53-46A4-8857-A415C03D4BEB
デリーにホテルで、銀器で淹れるティーバックでないダージリンティに、ようやく辿り着きました。
The Imperial のThe Atriumに於いて。
やっぱり、葉がポットの中で踊るとお茶は美味しい。
しかし、気を抜いているとこのように、
FullSizeRender
ティーバックで出てきます(取り替えてくださいます)。
茶葉を煮立たせてまでにしてチャイを点てるインド人がなぜ今、高級店で、ティーバックを出したがるのかよくわからないです。これは、紅茶好きの人にも話題を向けて、じっくり、じっくり追求していきたいです。

実はインペリアルのティーラウンジは二度目、先週も来たのです😅。いきなり行ったら、ハイティは、予約が必要と言われたので、その日はフツ~にお茶を頂きました。ハイティーの説明、予約案内をして下さった給仕さんは、慇懃ではないが誠実、柔らかい笑顔の方で、重い銀器で何度も注ぐサービスを(これです!これがインドの贅沢の一つ)、気持ちよくしてくださいました。そこで、彼との信頼も築くべく、一昨日、再チャレンジ。威を正して行ってきました。
F2F9C8E0-766C-424B-BAD6-DFD86D703E3A
ハイティのお菓子は、素朴なホームメイドという感じ。甘党辛口良人は、何やらウニャウニャ言っておりましたが、20年前の強烈なインド洋菓子の記憶が残っている私には、カンドーものでした。
値段は、二人で3000ルピー(4500〜5000円くらい)。
AFAA1D1D-75D6-4CCA-A4B1-40C5AC21C944
これで、甘いもの、しょっぱいものを交互に永遠に食べ続けることを至福としている良人の煩悩に火がついたらしく、
「これからハイティ発掘付き合ってよう」
と言われました。
 先日、
「インドで英国スタイルお茶文化が根付かなくても、それがインド人の選択なら仕方ない。」
と、言っていた良人ですが、それは痩せ我慢で、実は美味しいお茶のハイティーがあってうんと嬉しいのは彼の方でした。逆にあたしゃ本来酒呑みで、しょっぱいのだけで、グビッといくおっさんスタイル好きなのダケド…😅。
6F46EA6D-0419-4119-97B9-A0ECC003DA35
とはいえ、このスモークサーモンサンドイッチのように、私のように左党なヒトに優しい(甘くない)メニューもあります。
98A0EC85-37C8-4C7B-BF51-4ED86121A39E
都会のど真ん中だけど、ホテル内は静か。大理石と木の質感の絶妙なバランス。建物に現代建築には醸せない歴史の温もりがあります。
AEF88382-389F-49B6-B65E-A0744F8973F2
調度品、飾られた絵、写真。エントランスに入って、ホテルのティールーム・The Atriumまで案内される雰囲気は、19世紀ヨーロッパの残り香。ティータイムだけでなく、それらをさらに一日中眺めていたいロケーションです。お庭もよく手入れされ、落ち着きがあり、活気あふれるコンノートプレイス地区である事を忘れてしまう。インペリアルは、お買い物好きアクティブ女友達の宿泊にもオススメしたいし、私自身ものんびり宿泊してみたい✨です。

↓インペリアルのティーラウンジ



Yuketta良人のハイティー・ログ
The Atriun/The Imperial 
お茶


お菓子


雰囲気・ロケーション


コスパ 


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村



プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

非公開メッセージはこちらへ
最新コメント
楽天市場
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

https://b.blogmura.com/overseas/delhi/88_31.gif
https://b.blogmura.com/overseas/india/88_31.gif
  • ライブドアブログ