ブハラ。
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インド好きの人ほど、ここでの送別会を希望する、ニューデリーは北インド料理の老舗。一週間後では予約が取れない相変わらずの人気店。
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さてさて、感傷に浸りに行って参りました。
それは、20年前にタイムトラベルをしたような食体験。24時間年中火を落とさないブハラのダールも、4BCE5742-401D-4ADA-B6D9-69C16900EA51
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チキンティッカも、
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パパドの塩味も、

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硫黄の香りのする粉がかかった紫玉ねぎも、
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春雨みたいなのがついたクルフィも、 
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そっくりそのままの味だった。 
変わらない、変えない、これが老舗のスゴいところ。
もう、もう、感激💖感泣😭。 

20年前、インドに遊びに来てくれた今は亡き母も当時ここへ連れて行った。数年後の遺品整理で、彼女のメモ帳にこのナンのスケッチが描かれていていたのを見て、ワンワン泣いたっけ。
私にはもう故郷はないけど、こうした「変わらないもの」がいつもどこかにあるっていいナ。
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とは言え変化もありました。それは3点。
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ひと席毎のパーテーション、アルコールはもちろん、全ての食器は綺麗ですようというアピール、そしてスキャンメニュー。

次は、コロナの為、厨房に入れなくなったこと。6078E34D-C05B-4FB7-933F-2833F11F955D
高級店でありながらフレンドリーなブハラだから、これは残念!でもコロナがおさまれば、コックさんは前のようにタンドール内のナンや串刺し肉の様子を見せてくれるよね。

変化その3は、飲み物メニューにインドワインが加わったこと。6C5E39B3-C8F0-444C-ADC0-8E6F5798295E
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今回は、フラテッリという名のメルローをイッパイ(一杯ではない)。
ふわっと、これまた絶妙の加減に焼き上がったマトンに、まことによく合う葡萄酒でした。
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給仕さんに20年ぶりにインドに戻り、ここにも来られて嬉しい旨をつたえたら、食後にどどーん。
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甘党大食漢良人も流石に食べられなかったので、自宅へ持ち帰りました。本当にありがとう。


ブハラ、zomartのページ。


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