陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

暑いインドの涼しい部屋でアツアツお鍋

鰯のつみれ・たらこ鍋
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リア友さんとINAへ行きました。
お洋服を仕立ててもらっている間に、スパイス屋、八百屋、魚屋、鶏屋さんへご案内~🥰。
昨日は、魚屋さんでイワシ1キロ、鱈子(量がわからない〜😅)を450ルピー(700円くらい)で、ゲット。
鰯は魚屋さんで、鱗取り、頭落としをしてもらい、骨外しは家の台所で行いお団子に。 ブクブク、ブクブク幸せサウンド♪。
涼し〜い部屋で、アツアツ鍋となりました。
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シメは、おうどんだヨ!
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INAは強烈エネルギーがあり、疲れるけど、人々がおもしろく、今生きてる感がたまらない。
お洋服屋さんでの値切り遊びも楽しかった~。5D098DD0-75A8-48C2-B1E5-9E283EFE519B
キリの良い数字で切り上げ、チャイを頂きニコニコ大円団。インドです。

夜、仕上がったクルタを着て、ショールをかぶり幽霊になりながら夫を「お帰りなさ〜い」と、お出迎え。後、玄関先で老夫婦は大笑い。
機嫌のいいことは、良いことだ😊。
今日も一日頑張ろ~!

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ヨガ開始


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やっとインドでヨガが始められます。
しかも対面で。
しかも、しかも、シヴァナンダヨガ!

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 お稽古事で門を初めに叩くときは、キチンとしたいと願っていたから、ちゃんと面と向かい、初めてお目にかかる先生に挨拶出来る事が、清々しく嬉しい。ここまで待ってよかったです。
 このヨガセンターは25年前に出来たと受け付け女性は仰いました。と、言うことは、前回の赴任と重なっています。あの時、結構ニューデリー内を探したつもりだったけど、なんでここに辿り着けなかったのか!と自分を責めると、過去の私がヒョイとやってきて
「そりゃアンタの語学力の無さ、
経験値の低さでは無理だったよ」
と、笑いました。確かにʅ(◞‿◟)ʃ。

 言い訳になりますが、ようようEメールアドレスが交わされ、まだ日本人社会に電話連絡網があった1990年代後半、情報収集は今と比べ至難の業(当時は気づいていなかったけど😅)でした。それでも、日本人コミュニティ情報と、貼り紙とを頼りにヨガを教わる場所を探すのでした。しかし、いい加減レッスンは当たり前、限りなく怪しいグルもいたし、身の危険を感じ、二度と行かない教室もありました。そんな中、一番素晴らしいと感じたのは日本からインドにいらした、「友永ヨーガ学院」のヨガの聖地リシケシツアーのヨガでした。
 デリーで友永先生のご家族とご縁があり、このツアーに参加。出会った瞬間、私は友永先生のファンになりました。ツアーに参加された先生のお弟子さんは、皆さん、ヨガ好き、インド好き、インドにきた喜びで目がキラキラ。ヨガマットなんて存在しなかった頃のヨガ愛好家です。病を抱えながら、自分の治癒力を高めたいと切実な思いを持っている方もいました。当時のリシケシへのツアーは、バスで安全に旅を組み立てていただきましたが、アシュラムにはシャワーはなく、大きなバケツに水を溜め、小さな水すくい用バケツで、体を洗い流す、と言ったものでした。
こうした旅って、女は(ワタクシの事)スッピンになり、だんだん身なりが汚く埃っぽくなっていくものですが、友永先生はシャキッとアイロンがあたった綿のショールをパンジャビ・ドレスに纏い、口紅をさし、どんな時も女性らしさを保ち、爽やかで美しい方でした。それもそのはず、先生はそこからさらに遡って10年前、1980年にお一人でリシケシに赴き、アシュラムで修行されているのです。嬉しさいっぱいだったと仰る姿が忘れられません。そして鬱屈とした私のデリー生活に、清々しい喝が入り、先生との出会いは心の励みになりました。
 旅自体は数日でしたが、私は初めてヨガとはインドのストレッチ体操ではなく、もっと、もっと広い世界の文化であり、信仰であり、それぞれが信じる道を行く助けになるものであることを学んだのです。そのリシケシで滞在した道場が、まさにシヴァナンダ・アシュラム。
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 凝れば凝るほど同じことを学び続けるのは難いのが転勤族の常で、ヨガそのものは日本を含め、他の国でも出来たけど、シヴァナンダヨガは学ぶことが出来ませんでした。
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 しかし今、私はシヴァナンダヨガを始める事ができる!対面でできるヨガを探してフラれ、見つけてフラれ、を、繰り返す私を見かねた運転手さんが調べて、また、過去の駐在奥さまが通っていたから大丈夫という確信と共に、ここを教えてくれたのです。仏教で言うところの、
「他力が働いたのだ、そして導かれたのだ」
そう思います。若い頃は、他力本願なんて、情け無い、自分で切り開かなくちゃと齷齪していました。なんとも傲慢で、恥ずかしい(^^)、あはは。いやいや、いやいや、ここはお導きに真摯な心で従ってみよう、今は素直にそう思います。それにしても、ああ、自分は多くの人に直接的に間接的に、助けられています。もちろん暗中模索していた過去の自分にも。
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こうして今、私は心も朗らかにアーサナを待ち侘びているのです。


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和印折衷お料理進化中/ロウキー愛が止まらない

ロウキー(夕顔の実)・コフタ(揚げ団子)のモロヘイヤスープ
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新作だよ!
きれいなお山の有機野菜を販売するトマトプロジェクトさんの商品一覧に、モロヘイヤがあがるようになってから作りたくてウズウズしていた、ロウキーとのコラボ料理です。
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何のことはない、ネットの料理サイトに必ずある「モロヘイヤスープ」に、ロウキー・コフタを入れただけ😆。
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今回の味付けはマギーのチキンブイヨンに、ガーリック・アチャール(インドの漬物)と、ガーリックジンジャーチャツネ(インドのペースト)を合わせて、味をインドに寄せてみました。ここに、スパイスを足せば、ほぼモロヘイヤ・カリー。でも、和風出汁にしたら、日本風に寄せられるし、アチャールやスパイスを省けば西洋風にも寄せられる、許容範囲の広い面白スープになるとおもいます。

実際にエジプトに行くまで、エジプトではモロヘイヤをソースとして使い、スープとしては使わないことを知りませんでした。そんなわけで、モロヘイヤスープはカレーライス(日本のカレールーを使った)と同じく、和食ではないかと思う私です。となるとコレも日印折衷お料理と言えるかナ(ちょっと無理があるか😅)。

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デリーのチベッタン・コロニー/非暴力・不服従ガンジーさんの誕生日に…

リア友さんとチベッタン・コロニーへ
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インド帯同後、8月末頃からようやく、夫以外の人と日本語がリアルに話せるようになってきました。とても嬉しいです。
そして先月、長くインドにいる方と一緒にこちらへ行ってきました。
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チベッタン・コロニー、Majnu-ka-tilla。
ここにくるのは初めて。空と道が小さな、ごちゃごちゃした、それでも客引きもなく安全な通りです。そこには、ハッとするお洒落なカフェ、雑貨、お洋服屋さん、そして美味しいネパール仕立てターリーを食べさせるお店がありました。

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どれもこれも美味しい😋。一番高いマトンのターリーが380ルピー。マトンが絶品でした。
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ターリーのお惣菜おかわりを、清潔な身なりをした姿勢の良い給仕さんが4つに分かれた銅のボールへ入れてサービスしてくださいました。

インド人にも人気のオシャレなカフェでは帰り際、ハンサムな若者給仕さんがマスク越しに日本語で「さようなら」と綺麗な目を細めました。
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ダライ・ラマ法王の亡命のきっかけになったラサ蜂起が1959年だから、彼は亡命3世だろうか? 働き者の亡命チベッタンに仕事を奪われて面白くないインド人がいると聞いたのは20年前。彼の微笑みに胸がいっぱいになりながら、カフェの階段を降りる私でした。





再びチベッタン・コロニーへ
デリーにいながら異国情緒を味わえるという理由だけでなく、行っておくべきと思ったので、ガンジーさんの誕生日である昨日、夫を連れて行きました。
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甘党夫が喜んだ、パンケーキが頂ける「Ama Cafe」は、一見、湘南のカフェかと思う、お洒落で落ち着いた空間です。店員さんもキビキビされ、その上ホスピタリティがあります。
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6F12B565-9296-4467-A8BB-BD856DD64A78しかし、よく店内を見回すと、壁の絵はチベットの僧院だったり、
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現代風なキッチンにあるのは
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暖簾ではなく、チベットの経文が刻まれる5色の旗、タルチョだったり、
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また、可愛いチベット柄の台があったかと思うと僧院にあるマニ車が、感じよく置かれて、お店の風景に溶け込んでいました。
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カフェの飲み物メニューには、スタバ風の甘いコーヒーや、お砂糖無しのアイスコーヒーの他、伝統的チベットのバター茶がありました。
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素晴らしいターリーをだす「Ama Restaurant」。
大きなダライ・ラマ法王の写真が掲げられていました。
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このレストランでは、フィンガーボールが食前と食後にでてきます。9025B836-9681-4F5B-BC76-F7E8F6FAA8E8


通りには「わぁ、可愛い〜」と、窓をの向こうをつい覗き込んでしまうオシャレなお店があったり、
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また、チベットの伝統的な生活雑貨を売るお店がありました。
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僧院をおとずれてみたら、お経が始まっていました。
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ここで生活しているらしき幾人もの人が当たり前のように手を合わせて、僧院を後にします。
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そして、通りの一番先には…。
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インドにも、「チベット人がいる事で、彼の国の怒りを買い、矛先がこちらに向き、自分たちに災難が降りかかる、迷惑だ」という考えと、「いや、我が国は、彼の国のご機嫌を伺い過ぎだ、もっと毅然とすべきだ」という考えがあるようです。こうした背景の中、インドで亡命をするチベットの人々にしてみれば、訴えたい事は山ほどあるが、大きな声で大々的にデモなどをすれば、それが話題になればなるほど、結局それは、ここで生活をせざるを得ない自分たちの首を絞めることになるでしょう。また、成功しすぎてしまえば、亡命地での嫉妬も買ってしまう。
何というストレス!
何という辛抱強さ!
それでも!!!!!

訴えたいことを作品や生活の中に鍵として忍ばせるのは非常に知的な作業。訪れる側にも謎解き想像力が求められる。そして、「あっ、これは!」と、その鍵がひらかれた瞬間、映画「クンドゥン」のチベット人の言葉と裏腹の慟哭を思い出し、ぎゅっと胸が締め付けられ、単純な運動より一層の怒りや悲しみがじわじわと伝わるのです。本当に頭の良い人々。

彼らほどのセンスはカケラほどもありませんが、私も、チベットの人々の微笑みの裏に秘めた、激しい思いをこちらに、小さく残します。

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不適正価格とゴロゴロじゃがいものニッポン・カレー


不適正価格
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どうも値段をちょろまかされたらしいです、私😅。お手伝いさん曰く、M(マッシュルーム1パック)120ルピー(280円くらい)は、倍の値段との事。
日本円に換算して考えても、確かに高い😅😅😅。
こんな事、やっちゃうんだよナア。ちょろまかしながら、オマケの唐辛子もジャララと袋に入っていたから、20数年前のインドに来たばかりの若い頃なら
「インド人の頭の中、
わけわからん!
キーっ😡!!」
と、なっていたと思います。今回も、確かに膝カックンをされたように心がクニャッとしましたが、しかし、写真に映る野菜以外に、ジャガイモ・玉ねぎそれぞれ1キロもいれて、総価格378ルピー(500〜600円)なのと、朝早くから市場を立てている八百屋さんの暮らしを、この2年のコロナを含めて考えると、やれやれなのだけど、まぁ、いいか、って気持ち。
でも、教えてくれた、私と似た顔立ちで東北出身のお手伝いさんの正義感と顔も立ててみるか…。何かしてくれようとする気持ちは尊いしネ。今度一緒に八百屋さんへ行ってみよう☺️。自分の人間力が試されるナ、と思う反面、八百屋さんのインド人らしい言い訳を楽しみにしている悪いワタシもいます。


ゴロゴロじゃがいものニッポン・カレー
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ジャガイモ1キロ50ルピー(75円)、
玉ねぎ1キロ50ルピー、
それらを足しても更に高い、1パック120ルピーのマッシュルーム入り、高級ニッポンのカレーですよう。

元々は良人が、じゃがいもがゴロゴロいっぱ〜い入った、ニッポンのカレーが食べたいと曰ったので、萎びやすい根菜は当日買いましょうと、昨日近所の八百屋へ行ったのでした。

今回は、先日某カレー教室で教わった、スパイス術も拝借。
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炒って、ミキサーにかけてみました。台所にフワ~ッと爽やか・良い香り♪。
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先生によると、南インドならこれを最後にカレーに入れるそうですが、私は日本の薬味のように、食べる前にかけてみることにしました。
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スパイス術、スッゴク面白い!芳香・アロマな世界だワ~。これからも枠に囚われずにスパイスを気軽に+気楽に+色んな料理に試してみよう🥰。そして、専用ミキサーも買っちゃお😜。

さて、さて、良人は、ニッポンをカレーをお丼に入れて、少しずつご飯にかけるのが好き。
また、じゃがいもを、お匙の裏で潰して、そこにカレーをかけ、混ぜ混ぜし、それをご飯と食べたいから、平たいお皿が必要なのだとか。ハイハイ、男の麺とカレーの食べ方には口を挟みませんよぅ😅。
そして、一晩明けて本日。
じゃがいも・ごはんと、昨晩は、炭水化物摂りすぎの巻でしたから、今日は歩いてもらいますよ、夫さん😤。
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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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