実は先週から帰国し、自宅隔離中。今日は旅行記はお休みし、帰国時の様子を綴ります。

デリー国際空港で生ビールにフラれる
私は空港でイッパイ呑む時間が好きです。怒涛の旅準備、チェックイン、荷物検査、パスポートコントロールを経て、「わーい、まだ時間ある!」となると、お酒を飲ませてくれそうなお店に行き、目の前に出された泡のノミモノを、うぐうぐうぐ、ほうっ。これに勝るリラーックス時間がありましょうか。

デリーの空港は昔と違い本当に綺麗で、お酒が飲めるというだけでもう感動ものです。
てくてく搭乗ゲートまであるいていると、
あっ
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おおおおお!
あそこで、生ビールが呑める!!!
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いそいそと、入りました。
ドラフトビールをお願いすると、綺麗にお化粧した細いお御足の店員さんは、缶ビールしかないと言います。
ウッソー!と、言い放ち、他のお店も当たりますが、どのお店もありません。ストックがないのだそうです。
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 確かに生ビールってフレッシュである事が肝心なので、大きな樽を一度開けるとなると、保存が効かないから、それだけの集客がなければお店は大損です。日本でも良心的なお店は、蓋を開けていない瓶ビールでさえ、自粛中、日がたったものは処分したと聞きます。
 そうか、旅人は増えつつあるが、その辺りはまだまだこれからなんですね。
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 結局、始めの細い御御足店員さんのいるお店に戻り、あなたは正しかったと謝罪し、缶ビールで自分お疲れさま会をしました。美味しかったです(^^)。


ANAの夜行便
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とても空いていました。チェクカウンターで、インド人の係の方が、エコノミー席を一列占領できるように、席を変えてくださいました。
「やった〜、これで、呑んで、食べて、ゴロンとしたら、あっという間に羽田だ~♪。」
と、喜ぶワタクシ。
 チェクイン後のANAは、今年1月より、6月より、8月より、より良くコロナ対策され、さらに無駄が省かれていました。機内は、客室乗務員さんの心遣いによる母国演出。ありがたい。

観た映画は「クルエラ」。ああ、これは劇場で観たかったナア、なんでチェクしていなかったのだろうと思い公開日を見たら、今年の5月27日。そりゃ無理ダ。2人のエマさん、悪女っぷりがたまんなかったです。

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そして、今回の旅の友。本を読みながら寝落ちするのもシアワセ時間です。


羽田空港
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インド便は嫌がられているだろうとの勝手な私の推測と、飛沫回避と、唾液検査で必要な唾液を口内で溜めるため、受け答えは、声を出さず、大きく頷く、大きく首を振る、手も使う等ジェスチャーで行っていたら
「日本語わかりますか?」
と、尋ねられてしまいました。
唾液が良い感じで溜まっていたので、
「わはひまふ、ふひはへむ(わかります、すみません)」
と、頭を下げました。
その甲斐あってか、唾液検査の唾液は楽々と、必要量以上容器に入れられ、検査結果はなんと一番始めに自分の番号が表示されました。
他にもいろいろメモ書きしましたが、私の羽田到着出来事は、オミクロン変異株第一報の前だったので、一週間前であっても、現在は全く役に立たないので、割愛します。
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南アフリカという国
 オミクロン事例を最初に発表した南アフリカは、前任地なので、こんな私でも、少しだけ彼の国の医療体制について語る事ができます。
 インドで暮らしている方は、帰国された時、インドという国や人に対して、意図せず、又はその場を盛り上げるために、インドを下に見るような、蔑むような言動をする日本人に、残念な思いをする事がありますよね。そうした残念目線を持つ人は、アフリカに対しても同じことをします。そんな人に、私は
「南アフリカは、医療先進国で世界で初めて心臓移植を成功させた国なんですよ。」
と言います。すると、残念さんたちは、みんな黙ります。
 南アフリカの私立病院の個室はホテルのようですし、一方、公立病院では、例えば世界一危険な街という枕詞のつくヨハネスブルク・ダウンタウンの病院では、銃撃を受けた患者がひっきりなしに運ばれ来て、手術室の床は血の海。1時間ごとに床の血を掃除する人が入るくらいなのだとか。そんなわけで、外科医は鍛えられ、手術慣れしています。マラリヤ対策も然り。罹患した場合は、日本に帰国するよりも、南アフリカで治療を受けた方が良いとも言います。
また、ヨハネスブルクでは、毎年二回日本人に向けて、大使館員による安全講習会が行われており、私も赴任時、気持ちを引き締めるために、何度か参加していました。そこで毎回、医務官の先生が、
「南アフリカは、きちんとデータを出す国なので、他のアフリカの国と比べ、数字を信頼できます。」
というお話をされていました。
ですからこの南アフリカ医師会・コエツィ会長の発信を、私も信頼しながら受けとめていますし、これからの経過や、その報告を冷静に待ちたいです。


それよりも、南アフリカの医師会・会長、女性なんですね。いや、これもさもありなんという印象です。私は南アフリカで何度か病院のお世話になり、一度は緊急入院したこともあるのですが、とりわけ女医さんが素晴らしく(しかもオシャレ、ブーツにシャラっとピアスで内診)、治療を信頼していました。また、白人社会に限ってのことですが、女性の社会進出が整っているのです。
ここからは私の憶測ですが、オミクロンは南アフリカで突然変異したのではなく、もともとアフリカにあったものが、南アフリカにきたからこそ、南アフリカの真摯な仕事をする医師によって見つけられた、いや、見つけてもらえたのではないかと言うことです。
 今年4月からの日本での、インド・コロナ報道が酷かったので、どうか今回は、こうしてきちんとデータを出す人々や国、正直者が馬鹿を見るだなんて事にならないよう、また、一つ国に対して感情からくる悪いイメージづけが行われないことを、心の底から願っています。


自宅隔離
明日で隔離の折り返し地点です。夫も帰国予定でしたが、オミクロンの報道と、日本の対策を見て、一人正月を覚悟。そこは仕方ない。しかし、私インドに帰れるかしら。どうか帰れますように。

この期間に、旅の友の「フォルトゥナの瞳」読み終えました。エピローグで涙腺崩壊、涙が噴き出、嗚咽では堪えられず、いい歳して、オンオンと泣きました。夫が居なくてよかった😅。実は前回の隔離の時も最初に読んだのが百田尚樹さんで、作品は「風の中のマリア」。百田さんの作品は読後感が良いので、隔離中鬱屈しないようにと選んだのです。「風の中のマリア」も、
「生き物は一瞬一瞬を真剣に生きているな、私もかくありたい、頑張ろ〜っ!」
と、思う事ができ、あの狭い隔離部屋で、拳を握り締めたのでした。

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