ユナイテッド・カフェ・ハウス
良人をユナイテッド・カフェ・ハウスへ連れて行ったよ!
コンノート・プレイスにある老舗カフェハウスです。私も以前、お友達に連れてきてもらいました。
間口に対して奥行きに広がりがある、ヨーロッパスタイルのお店の作り。
The Hinduというチェンナイに本拠をおく日刊紙の記事によると、来年80周年を迎える歴史あるお店なのだとか。お店のレシピは、400〜500種類と言われ、マネージング・ディレクターは、いつでも150〜200種類の料理をメニューをのせていると語ったそうです。
メニューが多い理由は、このお店の歴史にあります。
1942年にパキスタンからやってきた酒屋の息子ハンス・ラージ・カルラが、レッド フォートに兵舎を構えていたアメリカ軍兵士に対応するため、レストラン & バーを設立。そこにコーヒーハウスがなかったので、彼は現在の土地を購入し、ユナイテッド コーヒー ハウスをオープン。
ちなみに1940 年代、インドでは外食をする習慣が人々にはなかったのだそうです。日曜日に中心地に集まるのは、コーヒーを飲みながらおしゃべりしたりする為で、彼らは会食に重きを置いていないから、食べたとしてもスナックくらい。そこでお店では、オールドデリーのストリート・スナックを売っていました。
インド独立後は営業時間を延長。60年代にはレストランとして本格化。当時はオールドデリー(現在のメニューに、ニハリもありました!)や、パキスタンと周辺料理。
その後、メニューは更に拡大し、マドラス、ボンベイ、カルカッタ、アングロ・インディアン、コンチネンタル フード、アジア料理など、あらゆるものを提供するようになります。
☆アングロ・インディアン料理とは?
イギリス支配のインドで、イギリスの役人がインド料理をイギリスの味覚と混ぜ合わせて作らせたのが始まりの料理(英・Wikiより)
今では英国時代のクラブ フード (チーズ ボール、カツレツ、サモサ、チョップ) が好まれているそうです。
コーヒーハウスはインド人で賑わっており、私たちの隣に座っていたカップルは、ピザを仲良く食べていました。平和な風景。
マウスフレッシュナーも重厚銀器で運ばれてきました。
甘・すうっと味のバランスがよかったです。
私たちは、
「パキスタンもインドだったんだよなぁ。」
などと、しみじみしながら、パキスタンとの分離前のインドを知るこのお店で、インドの近現代史に思いを馳せるのでした。
こちらの記事を参考にして書きました。↓
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良人をユナイテッド・カフェ・ハウスへ連れて行ったよ!
コンノート・プレイスにある老舗カフェハウスです。私も以前、お友達に連れてきてもらいました。
間口に対して奥行きに広がりがある、ヨーロッパスタイルのお店の作り。
The Hinduというチェンナイに本拠をおく日刊紙の記事によると、来年80周年を迎える歴史あるお店なのだとか。お店のレシピは、400〜500種類と言われ、マネージング・ディレクターは、いつでも150〜200種類の料理をメニューをのせていると語ったそうです。
メニューが多い理由は、このお店の歴史にあります。
1942年にパキスタンからやってきた酒屋の息子ハンス・ラージ・カルラが、レッド フォートに兵舎を構えていたアメリカ軍兵士に対応するため、レストラン & バーを設立。そこにコーヒーハウスがなかったので、彼は現在の土地を購入し、ユナイテッド コーヒー ハウスをオープン。
ちなみに1940 年代、インドでは外食をする習慣が人々にはなかったのだそうです。日曜日に中心地に集まるのは、コーヒーを飲みながらおしゃべりしたりする為で、彼らは会食に重きを置いていないから、食べたとしてもスナックくらい。そこでお店では、オールドデリーのストリート・スナックを売っていました。
インド独立後は営業時間を延長。60年代にはレストランとして本格化。当時はオールドデリー(現在のメニューに、ニハリもありました!)や、パキスタンと周辺料理。
その後、メニューは更に拡大し、マドラス、ボンベイ、カルカッタ、アングロ・インディアン、コンチネンタル フード、アジア料理など、あらゆるものを提供するようになります。
☆アングロ・インディアン料理とは?
イギリス支配のインドで、イギリスの役人がインド料理をイギリスの味覚と混ぜ合わせて作らせたのが始まりの料理(英・Wikiより)
今では英国時代のクラブ フード (チーズ ボール、カツレツ、サモサ、チョップ) が好まれているそうです。
コーヒーハウスはインド人で賑わっており、私たちの隣に座っていたカップルは、ピザを仲良く食べていました。平和な風景。
マウスフレッシュナーも重厚銀器で運ばれてきました。
甘・すうっと味のバランスがよかったです。
私たちは、
「パキスタンもインドだったんだよなぁ。」
などと、しみじみしながら、パキスタンとの分離前のインドを知るこのお店で、インドの近現代史に思いを馳せるのでした。
こちらの記事を参考にして書きました。↓
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