陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

2022年05月

インドで初めて野菜/アマランサス・リーフ

インド食材
お弁当作り、タッタカタ~♪
IMG_3902
おかずは魚介も含め全てインド産。鯖もタコも美味しいです。里芋と、珍しい野菜、アマランサス・リーフはトマトプロジェクトさん。

アマランサス、美味しい~。なんだか血が綺麗になりそうな風味~♪。これ、オレッキエッテに合うと思う。備忘メモ、メモ📝。


アマランサスリーフの醤油漬けにんにく添え・でも・ギリシャ風。
FullSizeRender
トマトプロジェクトさんで初めて購入した、アマランサス・リーフ、茹でてもやっぱり美味しい~♪。
前述は、炒めて胡麻を散らしたのを良人のお弁当に入れたのですが、これが大好評。私もつまみ食いをし、「お、これは旨い!」となりました。
早速、レシピをあれこれ検索。
アマランサスリーフって、アジアだけでなく、ヨーロッパ、アメリカ大陸と、世界じゅうで食されているのですね~。
知らなかった😱。
因みにInstagramで、amaranthにハッシュタグをつけるとその数19万7千でした。

今回は、ギリシャのお母さんレシピを参考に。よく茹でてから、塩・レモン・オリーブオイルをかけるだけのラクラク地中海スタイル。そこに、同じくトマトプロジェクトさんの桃太郎トマト(柔らか~💞い)と、お友だちが持たせてくれた醤油漬けにんにくを添えました。
炒め、茹で、共によーく火を通すのがポイントみたいです。
日本のおひたしのように、さっと湯がくだけだと、アマランサスの「かたい、にがい」が勝ちますが、ギリシャのお母さんに倣って、柔らかくなるまで茹でて、湯こぼししてから、即、味付けしたら、無茶苦茶美味しかったです(しかも簡単)。
新たに、トマトプレジェクトさんに、リピート・ポチりをしちゃいました。新作ができるかな?楽しみだなぁ😋。


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

ボランティア・スパイス詰め

ボランティアの施設訪問とスパイス詰めのお手伝いをさせていただいたよ!

先週のお話しです。
IMG_3899
訪れた施設の方に、スパイス作り、小分け、袋作りを、していただき、在デリー首都圏日本人に購入して頂くのです。
FullSizeRender
可愛い袋、その丁寧な作り(紐の端の三角がカワイイ)、そのサイズ、スパイスの量と数、お値段、そしてコロナ後も継続されている自立支援システム、とにかく、感激連続の一日。
「関わらせてくださり、ありがとう🥰。」
の気持ちでいっぱいです。
ボランティアは私にとって結局、「情けは人の為ならず」で、自己満足になってしまうのですが、それでも自分に出来る事を見つけて、実行していきたいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

クラッシック・バイオリニストのロック魂 in Delhi 

ついに、行ってきました!
デリーのイタリア大使館カルチャーセンターで催されるコンサート。今回は、「From Baroque to Rock」。
インドでコンサートといえば、25年前にデリーにやってきたポールモーリアのコンサートへ行った時、ババーンとオープニングの音が鳴ったら、室内にも関わらず、そこに住み着いていた鳩が驚いて落としたフンを浴び、演奏中にもかかわらず、「ぎゃーフンが落ちてきたー!」と日本語で叫んだ私に、隣のインド女性が「ノープロブレム、ミートゥ」と言ったのが、最大の思い出です。

さて、昨日朝、WEBサイトで情報を見つけたのですが、夫に「今夜コレに行きたい」と言ったら「なんで急に言うんだ」となり「だって急に見つけたんだもん」と以下、夫婦喧嘩勃発となりました。

そして、喧嘩嵐は去り、夕方、イタリアカルチャーセンターへ。プログラムは、バロック音楽からQueenまで。今年、イタリアカルチャーセンターが「Vita nova/ニューライフ」をテーマに掲げているので、現在、同文化会館で開かれている、クラフトのエキジビションと同じく、伝統と現代を連動させ、未来に繋げ、コロナを文化の面からも乗り越えるという試みをしているのかもしれません。
IMG_4084
観客席はインド人が多く、フリーチケットの会場15分前にはすでに、入り口で列が出来ていました。インドの、心からのクラッシック愛好家が集まったらしく、インドの映画館で、突然ケータイが鳴り…え、喋るのか、オイ!……なんて事はなく、私語は皆無の鑑賞、拍手のタイミングもバッチリ心得た観客のマナーは、素晴らしくよかったです。
IMG_4085
IMG_4086
 そして演奏が始まると、バイオリニストのDavide de Ascaniisさんの超絶技巧に、みなさん酔いしれていました。
IMG_4082
幕間で、近くに座っていらした館長さんに、彼の年齢を尋ねると、
「30代前半」
まだまだ若いですねと言う私に館長さんは
「そう、彼は若い上に、ヴィルトゥオーゾだ。」
と仰いました。ヴィルトゥオーゾとは、イタリア語で、「徳のある人」というのが第一の意味ですが、音楽的には、超絶技巧者、技術が名人、達人の域にいる人を指します。ヴィルトゥオーゾの演奏鑑賞は、例えばそれは、真央ちゃんや結弦くんの、三回転、三回転半、四回転、連続回転や、超絶テクニック・ステップを、手に汗握りながら見るのと似ています。この日のバイオリン演奏も、ぶっ飛びテクニックの連続で、エネルギーに満ち、プログラムがQueenに至る前に、正統・真正クラッシック演奏家でありながら、既に魂がロックなアスカーニスさんでした。
IMG_4083
バロックやロマン派、近代音楽の演奏も素晴らしかったけど、Queenも、真剣勝負演奏。電子バイオリンの音が力強くうねっていました。

幕間に説明をしてくださった、館長さんは、なんと日本語ペラペラ。インドは5年目。このコロナをどっぷりここで乗り切っていらしたのでしょう。

演奏後、バイオリニストのアスカーニスさんに、サインをお願いに行きました。まるで、ロレンツォ・デ・メディチのような風貌、演奏中のとてつもない集中力。もしかしたら、気難しい人かも知れないな、と思いましたが、それは杞憂。殆どの一流のイタリア人がそうであるように、気さくな方で、そばでお顔を見ると、写真より遥かにハンサム。当たり前のようにサインに応じてくださり、日本語で「ありがとうございます」と言われました。
IMG_4087


↑16歳時のアスカーニスさんの演奏。バイオリニストの才能開花は本当に早い。この曲は昨日も演奏された「Nel cor più non mi sento」のパガニーニ編曲。超超絶絶技巧です。
インドは、こうした演奏がライブで聴ける国になったのです。さて、次の宿題は、モールではなく劇場建築かナ。小さくてもいい。インドで少しずつだけど、着実に素直に育っている西洋音楽を愛するインドの若者(この日の観客も若者が多かった)のための、奇を衒わない施設になって欲しいです。


次回のイタリアカルチャーセンターの音楽の催しは7月の予定。アナウンスは、急だと思われるのでウェブサイトはもうもう毎日チェックします😤。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村



現代デリー・自立女子と愛され奥さん

デリー・スクーター女子
 現代のデリー女子は、女子同士で日本酒をぐいっといく(利き酒インド女子)し、スクーターを走らせ、仕事へも行きます。
IMG_3947
 1990年代は想像もつかなかった光景。私が車の中で
「今はインド女性もスクーターに乗るんだねえ。」
と呟いたら、運転手さんは、昔は両親が、若い女性が外に1人で出ることすら、許さなかったけど、現代インド女性は仕事を持ち、自立しているから、スクーターに乗るのは普通のことだと言いました。

運転手さんの奥さん
 その運転手さんは、今日から休みをとって旅行に行くそうです。
なんでも、ラジャスターンに奥様と行かれるのだとか。ここデリーは本日の最高気温41度と、暑いのですが、なんと、その地域の本日の予想最後気温は45℃。ここより暑い。デリーよりも常に5度ほど暑い。その上、目的地には、人も多くあつまるそうです。
 それはまた、なんといいますか、つまり、疲れに行くようなものではないですか。インドの観光地には避暑地だってあります。せっかくたまの休みを取って、それなのに、何が悲しくて暑いデリーよりも暑い場所へ行くのか…??
「ええええええっ、45℃!」
と、涼しい車内で、自分の疑問を飲み込みながら驚く私に、運転手さんは、滔々と語りました。
 何故なら、ラジャスターンにはKhatushyamというお寺があって、敬虔なヒンドゥ教徒である運転手さんの奥さまが、そこに祀られているクリシュナー神やバルバリカ神を崇拝する巡礼に行きたいと仰ったそうです。そこで、彼は休暇をとり、奥様を連れて行ってあげようと考えたそうです。
彼はさらに、
「マダム、ワイフが居なければ、人生は無いよ」
といい、私を感激させました。
奥さま、愛されてるね~💝。
映画「パットマン」の旦那さんみたいだわ😍。

そういえば、奥さまは彼に、あれを食べなさい、これを飲みなさいと、始終世話を焼いてくれるという話を聞いたことがあったので、
「アナタのマダムは、アナタを毎日ケアしてくれてるものネ。」
と私が言うと、運転手さんは即座に
「イエ~ス。」
ヨコヨコに首を振る運転手さんの後ろ姿を見ながら、
「お互いに守り守られ、愛の形って、さまざまだなぁ。」
と、オバハンはうっとりするのでした。
おそらく2人は、リゾート旅では得られない、宗教的高揚感・充実感を得てデリーに帰って来るのでしょう。

日本に帰ると、
「女性が虐げられていて、インドは酷い国なんでしょう?」
と眉間に皺を寄せて尋ねられことがあります。その方が話題性があって、メディアで取り上げやすいのでしょうか? 悲惨なエピソードの方が記憶に残りやすいのでしょうか? 
「いえいえ、それは一部、インドの一面で…」
と、私は話しますが、淡白な人間関係の日常会話で、私の「いえいえ」は、あまり伝わってなさそうです。
しかし、炎天下を、涼しげなクルタを靡かせスクーターに乗る自立ガールは素敵だし、愛され大切にされる奥さんエピソードも幸せ気分になり、運転手さんの「マダム、ワイフが居なければ…」のフレーズを、思い出すと一日中ニコニコしてしまいます。
そこに悲壮感は皆無。
そしてこれらは、どちらもインド女性の現代(昨日)のお話です。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

持ち込みヒット食・ホルモン

白コロホルモン鍋
IMG_3895
今回の日本からの持ち込みヒット、ホルモン。
水牛肉があるくらいなので、探せば、いや、交渉すれば、インドでも牛の内臓は出会えるかも知れませんが、内臓処理の大変さを考えると、綺麗な状態で300〜400円台のパックにして売られるシステムを持つ日本は凄い!

そして、白コロは、旨い!
IMG_3893
お野菜がたくさん食べられるところもヨイ!

インドの小さなにんにくの皮むきは大変なので、日本の初物にんにくもご馳走。
IMG_3894
にんにく好きの方へのお土産にすると喜ばれると聞いたこともあります。

そうそう、この粒の大きな青森にんにくは、別の国の友人にも興味深いお土産として扱われ、種として育ててくれたこともありました。

シメには、禁断のラーメン乾麺も入れてしまった😅。
IMG_3896
禁断たっぷり🤤。
IMG_3897

今回のスープの味付けは、白だしと味覇をテキトーに混ぜました。また、鰹だしの二番だしとか、ほんだしとか、オイスターソースとか、余ったラーメンの袋に入った調味料やタレをちょいちょい混ぜれば、ホルモン鍋の素みたいなのがなくても、なんとな〜くな味になると思います😊。


白コロホルモンは、頑張って持ち込む甲斐のある旨さでした😋。


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

非公開メッセージはこちらへ
最新コメント
楽天市場
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

https://b.blogmura.com/overseas/delhi/88_31.gif
https://b.blogmura.com/overseas/india/88_31.gif
  • ライブドアブログ