陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

2024年01月

形骸なきもの

青空教室
音、声は響く、震える、動かす、伝わる、を実験で体験し目を輝かす子どもたち。
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インドの子どもは大抵、元気いっぱいですが、そんな中で、シャイな子の足が一ミリ前ににじり出る瞬間、
「ヨシ‼︎」
と心の中で拳を握る。
「吹く冷たい風をさえぎるのは簾のみ」のヤムナスクールの出来事です。中にはしもやけ痕のある手の子もいます。
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貧困は毎日目にしますが、帯同で来ている、いち年寄り女が出来ることは微かです。
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だからこそのお金や商品でないボランティア。
そして、形なきもの存在を愛しく思う。
それは心と記憶に刻まれ、それらを紡ぎ繋ぎ、人はそうして生きていく。
子どもの輝く瞳は世界の宝。
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主催者さま、幸せ時間に参加させてくださりありがとう!
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この日訪れた教室をオーガナイズしているProject WhyのWeb下


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親問題

『推し、燃ゆ』宇佐見りん読了。

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なんらかの障害があり、生き辛さを抱えている10代の主人公の物語。数々ある書評の中で、
尾崎真理子氏の
「一番新しくて古典的な、青春の物語」
が目に入り
「その通り!!」
と、感じました。

本筋も面白いのだけど、私は主人公の母親の内面に燻る問題が気になります。
実は夫(主人公の父親)が海外へ単身赴任になったのは、実家の母親が(主人公の祖母)、1人残されることを恐れ家族帯同を反対したから。

そう、日本に残した「親問題」って、渡航前だけでなく、駐在中でも深刻化する事があります。その時の自分の決断が、どんなに考え抜いたものでも、のちのち兄弟姉妹間で引きずったり。

その時、あなたはどうしますか?
その時、あなたはどうしましたか?

「これが答えだ」は見つからないと思うけど、「親問題」は、海外生活同士で情報交換してみたいテーマ。何故なら、海外から親を思う気持ちは、血が繋がる関係でも経験者でない限り、なかなか共感してもらえないものだから。
その上、「その時」は、意外に急で、悩んでいる暇などなかったりするものです。

物語の母親は、自分の母親の言いなりになっていると推察。これも毒親例か?おそらく彼女は、毒親になりたくない(良い親でいたい)思いが空回りし絡まり、子どもにダイレクトに自分を伝えられない。黙りこみ、長女に代弁させている。胃ろう選択も、彼女の「考えることを避け、決断を先送り、決断できない、性格」を明らかに表している。
「世間体は、あなたを助けない。人からの評価(己を含め)を気にする心も。」
と、この娘が2人いながらも孤独な母親の手を握りしめたい。

結婚式って親子の卒業式。親も子も、その時にケジメをつけられるかは、その後の夫婦、家族に影響する…と、おもうナ。

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呑む喫うインドマダム


呑む喫うインドマダム
初めてではないが、やっぱりびっくりする~。
そして呑む人は、すごく呑む。
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私がビールを呑む勢いでスイスイと。
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今回は、私と同じか、もう一つ上の世代の女性の集まりだったし、ヒンドゥ教かスィーク教の人ばかりだったので、更に驚きました。
これは、とある国の夫人のポットラックランチの出来事です。

あまり物
ランチがおわると、自分が持ってきて余ったポットラックの料理を、ささささ~っと包んで持ち帰るインドマダム。この振る舞いにインド人でないマダムからコソコソっと批判的な声が。曰く、余った食材は、お手伝いさんやドライバーさんにあげるもの。
まあ
「金持ちのくせにケチだ」
と言うわけですね。

しかし、
「余り物を主催者に片付けてもらうのは申し訳ない」という考えもあるよな~。特にお手伝いさんを雇っていない夫人や、奥さまが帯同していない方の持ち寄りパーティだと、「立つ鳥跡を濁さず」を、心掛けるけどな~。
日本人だけのポットラックだと余ったものは、「よかったら、お子さんのお弁当にどうぞ~♪」とか、「単身赴任の方へのパック」とかするよな~。アレは内輪の会だからできたのかしら?
でもでも、確かに「みんなで分け合ってから」持ち帰っているなぁ。
この辺りの世界基準ってどうなんだろう🤔。
因みに我が家は、基本パーティ後のあまり物はお手伝いさん行き。食材・お客さまの希望によってお持ち帰りパックを作ります。しかし、そこにいる人のホンネのホンネが見えないから、こうした塩梅は本当、ムズカシイ。まあ、何をしても批判する人はいる。
「お好きにどうぞ」が一番無難ですネ。

飲み過ぎ注意
そして、その後インドマダムの呑みっぷりに批判が~。
私にしてみれば、若い頃よく大失敗したので
「あわわわ~!ごめんなさい🙏」
です。しかし、「呑みすぎ、酔っ払い」に冷たい目を向ける白人は結構多い。
「心置きなく呑み」は、よっぽど心を許し合っている人と、そして自分で払う時だけにしなくちゃ。




後日、このランチの出来事を休暇から帰ってきた運転手さんに、「インド人マダムがね~…」と話したら、さもありなんと、大笑い。
リッチ・ピープルは、彼らがしたいように生きるから、
「人生の数が普通の人の何倍もある」
のだそうです。

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インド人に人気な和食レストラン

Guppy
デリーには昔と比べ、和食レストランがものすごく増えました。「とことん和風」は自分で作れば良いので、インド人の面白和食が私には楽しい☺️。
「それ完全に和食ちゃうやろ~!」
ってところに、キラリとお宝アイデアがあったりするから。
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さて、内装がかわゆいGuppy。給仕さんはいつもシャキシャキ対応。そしていつもインド人で賑わっています。



従って
「ニッポンのナニカを作ってきてチョーダイ」
と言われた時のアイデアがある~。
日々料理マンネリの打開策がある~。

特に黒餅米の巻き寿司。
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ここに酢漬けのハラペーニョで辛味をちょこんとのせたら、更に印度人好みSushiになると思うナア。
機会があったら試してみよう☺️。

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お刺身サラダも美味しいです☺️。


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ポテサラ・唐揚げ祭りハッピーリパブリックデイ


ポテサラと唐揚げ
年末のアーユルヴェーダ旅後、「あまりジャンクな物を口にしたくないモード」だった夫が、唐揚げやポテサラを所望するようになった😅。喉元過ぎ時間、約一か月🤣。まぁ昨日はお祭りなのでヨイでしょう☺️。
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唐揚げは夫作、
ということで2024年夫料理第3弾。

ポテサラ三種
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新じゃがをつかいました。新じゃがは、味が入りにくいけど、ジャガイモが大地から吸った新鮮なお水の味わいが鼻に抜け、気持ちよい~♪。

・ふつーポテサラ
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・デパ地下風ポテサラ(コロコロたくあん・ホタテ缶味・とびこかけ)
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・高菜めんたいポテサラ
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パレード
昨日は例年通り、共和国記念日パレードを楽しみました。演出が「インドの美しく力強い女性」を全面に出すもので素晴らしかった。

特にムルム大統領。これまでは「インドの大いなるお母さん」のイメージが強かったけど、度々映し出される敬礼される凛々しい姿に
「かっこいいわぁ
惚れてしまう~」
と、何度も痺れました。
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それを筆頭に、軍事パレードにはハンサム女性が次々と。
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最後のダンスはそれぞれの地方の濃すぎる特徴をスパッと排除し、ショーの中でインド文化の統一を測っていた。この総合演出された人、凄い!
やっぱ映画大国だなぁ。
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いつもNHK紅白の総合プロデュースをする人は、批判される前提の仕事で大変だなぁと思ってきたけど、なんのなんの。こんなに広い大きな国の、全ての州から素人さんを集めて(しかもみんなインド人)の演出。例えば踊り一つとっても、それぞれ拘りがある人々のトップが集まるだろうし、それをコントロールするだけでも大仕事。その上にこの規模をライブでするって、ものすごいプロデュース力。



惜しむらくは、大気汚染の空。
これだけ素晴らしいパレードを、灰色の空に飛行機を飛ばすのではなく、ブルーインパルスのように、青空を突き抜ける飛行隊の展示飛行で締めて欲しい。
青空のインド門の上を3色の煙で飛行隊が突き抜けたら?インド人は嬉しいと思うヨ。
そして、インドはそれが出来る国と思う。そうする為に何をしたら良いかを試みようともしないだけで。
 インドと同じ三色旗イタリア。ローマのFrecce Tricolori↑

YouTube
↑昨日のパレード


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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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