昨日は、ヨガのティーチングの為の、オープンクラス初アシスタント。
25年前に始めた時、ヨガは「人と比べない」と、教わりました。1つの部屋に他人がいても、自分の世界に他が入ってこない90分。孤独ではないけど個ではある。そこがヨガの好きな理由の一つです。
私は目も悪いし、ヨガ中は裸眼の方が心地よいので、先生の声を頼りにいつもはヨガをしています。ですから、同じクラスの人がどんなヨガをするのか、全く知らなかったのですが、昨日は初めて、客観的に人のヨガを見ました。
そこで、全く同じシークエンスでシバナンダヨガのオープンクラスをやっているのに、一人一人全く違う事に驚きました。表向きのレベルはもちろん、ヨガ世界への入り方、柔軟性、筋力、姿勢、精神性みなさんそれぞれです。
「人は、こんなに違うものか‼︎」
と、ちょっとした感激をずっと心に見ていました。
同じことをしても、一人一人違う。これが大事なんですね。自分の捉え方、方向性と違っていても、それを受け入れ、そして一緒に一回のクラスを作り上げる。毎日繰り広げられる90分のクラスも、2度と繰り返されない一期一会、無常の世界なんだなぁ。
さて、ティーチングは全く出来る気がしません。もっとも大きな問題はエーゴ。歌詞を覚えるより難しい。歌詞はお祈りの言葉が、世俗の感情の吐露なので、意味がわかると心が寄り添い出し、それが暗譜の助けになるのですが、ハタヨガを導いていく言葉は感情を伴わず、淡々と話すので、雑念が入りやすくそこが難しいです。ヨガの先生って本当に凄いなあと、ここのところ毎日思っています。
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