昨日はボランティアメンバーと、障がい者児童施設へ。
校長先生のお話しを伺っていると、企業のCSRで贈られた、障がい者に必需である、とある機械のメンテナンスを寄付に頼らなくてはいけないなど問題山積。中でも後継者問題が一番深刻に感じました。なぜならこれはインド人の問題で、外国人支援ではどうにもならないし、これまで出会ったインドの若者は誰もが、室内での綺麗な仕事につくことを望んでいたので。
インドは完全に資本主義となり、悲惨な姿をした物乞いは減り、豊かになったけど、その経済成長の中でおき忘れてきたものがあります。それは日本も同じでした。しかし、宗教家でもないのに、お金にならない仕事を本業にする若者がいないことを非難できるだろうか。私はバブルを享受しその成れの果てを見たけど、それでも若者が野心を持ち、若さを享楽する事を否定できません。

さて、校長先生のお話は眉間に皺がよるものばかりだったけど、見学させていただいた教室は、いつもあたたかく、悲壮感はありません。

子どもたちは教育を受け、大切にされています。頭を悩ませながらも、校長先生がこれまで積み重ねてきた愛情がインドの懐の深さなのだと思うのでした。
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