インドスラムで女子教育支援

教育支援チームに、母国語を含め4か国語を話すボラ友さん登場。英語の先生もされる5人の子のスーパーお母さんでもあります。
昨日のクラスでは12月のクリスマスメーラーで女の子たちが歌うテキストの朗読を彼女と一緒にやりました。一通り読んだ後、スーパーお母さんは、女の子たちのWの発音を集中して矯正しました。女の子たちが話すWの中にVの音が聞こえるからだそうです。
「間違った音を何回も口にしてもこの子達のためにならない」
と言って文字中にWがある度にストップ!それに対して女の子たちが前向きに、恥ずかしがらずに、どんどん声に出してWの練習を繰り返しする素晴らしい時間でした。
女の子たち、えらい、えらい、本当に。
多くのインド人は英語を話しますが、海外で英語を教えていたインド人の女性によると、なんでもヒンディー語では、WとVが曖昧で、英語圏の英語教育の経験がないインド人はこの二つの子音の間で戸惑うのだそうです。日本人にとって難しいLとRと同じですね。とは言え、Wなんて、5つのWのほか、wantや、wait とかway などポピュラーな単語にいっぱい使われるから、日本人より英語を話すインド人も大変なんですね。
しかしなんと言っても、子どものうちに、英語コンプレックスに陥る前に、国民として苦手な発音を修正してもらえるなんて、女の子たち本当によかったね。私も去年よりも更に女の子たちの英語の発音が綺麗になっていく瞬間に立ち会えることにこの上ない喜びを感じます。また、こうした縁が彼女たちにつながっている事に「ヒンドゥーの神さま、ありがとう!」です。
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