某日・某所・某お祝い。

さて、私は語学センス・ゼロなので、未だに冠詞がいい加減です。英語で言えばaとかthe。この催事中、4ヶ国語を自由に操るボラ友さんに、そのことを話すと、即
「それは日本語に冠詞がないからでしょう?」
と言われました。
例えば、ロシア語やポーランド語にも冠詞が無いそうです。ロシア人はすぐに外国語を話せるようになる傾向があるそうですが、ヨーロッパで各国の言葉をスラスラ話しているように見えて、会話に冠詞がない事が多く、その時
「あっ、この人は東から来たのだな。」
と、察するのだとか。
「そう言えばヒンディー語にも冠詞がないから、彼らの英語もその傾向があるわよね?」
と、ボラ友さん。
そうか!日本なんてロシアの更に東じゃん。自分の能力の無さの言い訳にしてはいけないけど、母国語の傾向ってわかっているのに越した事はないです。
それにしても!
多く勉強し、幾種類も操ることのできる人ほど、各国の言葉の事情や、外国語を学ぶ欠点になりうる理由を知っている。また、多言語を学習する苦しさも。だからこそ、外国語を話す人々の「ことば」や「発音」に寛容になるのかしら…と思った次第です。
自分もかくありたい。
ちなみに、このボラ友さんはインド入り4ヶ月ですでに、施設の子たちに対して
「アチャ、アチャ、
ティーケー。」
と賛辞し、子どもたちの笑顔を生み出しています。
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