陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

ボランティア活動

スパイスセット詰め

昨日は、スパイスセット詰めをしに養護学校のサマダーンへ行ってきました。
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スパイス販売をする直前に、こちらの学校のスタッフさんやお母さま方がスパイスを砕いてくださるのです。

それを全く別の場所、「アーシャ・アジアの農民と歩む会」の自立支援の一環として、女性たちが縫っているのがブロックプリントの巾着。
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(今回も可愛い柄が沢山🩷)

そしてサマダーンとアーシャの手作業をコラボしたものがボランティアグループの「スパイスセット」です。
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ですから「スパイスセットを」御購入されると、二つの施設の援助になるのです。

このスパイスセットは、12月9日アバロン10時30分から開かれるバザー「チャリメラ」でも、先着順で販売されます。


サマダーンとボランティアグループは、もう16年にもなるお付き合いで、ボランティアメンバーが代々引き継いできた援助なので、長くからのスパイスセットファンがいらして、今回もご購入ご予約をいただいています。

さて、サマダーンの女性の校長先生が素敵な方で、言葉通り、ご自身を障がいを持つ子どもたちに捧げていらっしゃいます。
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(こちらは自閉症の子どもたちの訓練の部屋)
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今回は、チャリメラ用に生徒さんのお母さまたちが手作りした施設商品も出して頂きました。
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校長先生はいつもセンス良くサリーを召していらっしゃるのですが、そんな先生の女性らしい感性が光る可愛いホルダーです。


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来週火曜日朝は、アバロンで!
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ボランティア時の切なさ


勉強する前に、誰に促されるのでもなく、冷たい床の上にカーペットをひき、自主的に自分たちの勉強する部屋の準備をする女の子たち。

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ムスカーンスクールは、スラムのアフタースクール。女の子達の教育向上のための塾のようなスクールです。

自分が生理痛に苦労したから、カーペットから伝わる冷たい床の上に女の子が座ることに胸が痛む。女の子たちは何も気にしてない様子でいつも元気ですが。


さて、女の子たちは、来週から試験期間に入るので、そのために勉強を強化しています。先日、少し早くスクールに到着したボラ友さんと教室に入ると、前の時間のクラスが続行されており、クラスの1,2年生くらいの女の子がノート1ページにぎっしり「sparrow 」と書いていました。ここで英語の先生をしているボラ友さんが、インドの英語教育に疑問。曰く、
「こんなことをしていて、話せるようになるの?英語はコミュニケーションが大切なのに。」
因みに「sparrow」を書かせている少女の雰囲気を残した女性の先生は、私たちと英語のコミュニケーションは殆どとれません。

私は40〜50年前の日本の公立の学校だったから、話せるようにならない英語授業の状況がよくわかります。もしかして、インドの公立小学校の子どもたちも、私が中学校時代に受けたような、「点を取るだけの、話せるようにならない」授業を受けているのかしら。
「一度公立の学校を見学してみたいね。」
と、ボラ友さんと話しました。

インド人の英語力の格差。それは親の経済力の格差がそのまま英語力にも現れるように私は感じます。これは日本と同じです。アフタースクールにはマネはするが意味を理解していない、そう、ヘレン・ケラーが、水がwaterだと認識する前の状態の子がほとんどです。そんな中、20人に1人くらい英語を解する子がいる。こういうのを才能と言うのでしょう。こうした子が、頭をコクコクさせながら「sparrow 」を書き続ける事に、英語が苦手な私でさえ胸が痛みます。いや、帯同生活で語学には苦労し、海外に出てから、
「ああ、学生の時にこんな語学授業を受けたかった。」
と、何度も感じたからかえって思うところがあるのでしょう。
女の子たちがそうして、同じ言葉を何十も書いている時間に、裕福なおうちの子は何百も別の言葉を、会話の中で学んでいるだろうに…。
とはいえそんな切なさも偽善的な杞憂でしかないのもよくわかっています。

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僕が君に払うよ


写真は、12月メーラのショーのためのクリスマスソング練習中のものです。
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英語の先生の経験のあるドイツ人のボラ友さんと一緒に指導しています。私がエーゴダメダメ人間なので
「英語の歌を教える事に罪を感じる。」
と彼女に話したら、すぐさま、心よく、テキスト読みを手伝ってくださるようになりました。少しずつ、少しずつですが、女の子たちがスラスラ読めるようになって来て嬉しいです。インド人が苦手なWも、ボラ友さんは容赦なく指摘し、何度でも言い直しさせます。
女の子たちよかったね。綺麗な発音の英語は必ずあなたたちの宝になる。


ボラ友さんは、7月にインドに来たばかりなのに、今月からデリーにあるドイツの学校(デリーの日本人学校のような学校)で、ボランティアで英語を教え始めました。彼女は4カ国語を流暢に話し現在ヒンディ勉強中。施設の子に指導する時もカタコトだけどヒンディをどんどん使います。語学能力がバツグンなだけでなく「ことば」が大好きな方だから、彼女に習う子どもたちは幸せだなあと思います。

もちろん帯同ビザだから学校から報酬を得ないのは当然と彼女は言います。そんな彼女にご主人が
「僕が君に払うよ」
とおっしゃったのだとか。
また、彼女はデリーにある外国の子どもが通う学校が近い場所にお住まいですが、グルガオンにオフィスのあるご主人が、彼女が英語の先生の仕事をしやすいようにデリーを住まいに選んだのだそうです。
女にとって理不尽な世界でも、夫婦の間で互いのキャリアに対する尊敬があれば、女はどこででも生き生きと生きていける。そう感じた出来事でした。


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一緒に少しずつ

9月からボランティアでスラムの6歳から7歳の子どもたちに歌を教えています。
インドの子どもたちに音程を教えるのは難しいので、ソルフェージュは、コダーイの教本を使って少しずつ、少しずつ始めました。すると、「コダーイはやっぱりすごい!」
と、思うことに。

学生の時「子どもの喉に一点ドは低すぎ、二点ドは高すぎる」と習ったのですが、私の子ども頃使われていたメジャーなソルフェージュ教材は二点ドで始まる音友の「子どもためのソルフェージュ」。
そして、私の世代では当たり前のように使われていたバイエルの最初の音は二点ド。
両方とも効率の良い教本ですが、子どもには高すぎ低すぎる教本を使ったのでは「歌うこと」は育たないと言う考え方もあったのです。とはいえ、昔、歌やピアノを教えていた頃は、初めに教える音は「ド」と言う固定観念からなかなか離れられませんでした。「子どもためのソルフェージュ」の後に習ったカノンのソルフェージュもコールユブンゲンもダンノーゼルもみんな最初の音は一点ドか二点ド。そのせいか
「子どもにはハ長調のドから始めなくてはいけないんじゃないか」
と言う拘りがあったんですよね。ハ長調のドは正道ど真ん中みないな😅。
「でもそれは後から自分中で育った拘りだったのではないか…。」
いろんな音楽に触れてきてそう思うようになり始めたのです。

そして今、インドの子どもたちです。
「鳴っている音と、同じ音が出せるように」
が第一段階。そこで、過去の拘りを捨て「一点レ」から始めるコダーイの「333のソルフェージュ」を、思い切って使用。
↓こんな風にホワイトボードに書き出しいます。
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結果は成功!
6人のうち5人の女の子たちはレの音をレの高さで歌えました。続けてミの音も!ちゃんと正しく歌えました。
それでも、すぐに次の段階へ行かず、ちょっとしたバリエーションを加えるだけにして、この長二度音程を確実にしていきたいです。

他にも万歳したりしゃがんだりして音の高低を体に実感させる方法も試しています。
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こちらは女の子たちはすごく楽しそうにやってくれますが、コダーイのソルフェージュの方が確実な効果がありそう。

筆記の練習も始めました。
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まず丸を描く練習から。
ここから少しずつ音符を書く勉強をし、いずれ、書いた音と、鳴っている音、また自分が出している声の音が同じであることを認識させていくのです。

自分が出している声の音と書いてある音の一致。
鳴っている音と書いてある音の一致。
鳴っている音と自分の声の一致。
これは目が見えないヘレンケラーがWaterの綴りと、自分の手に流れる伝わる「水」が同じだと気づくのと同じです。

ある人には何でもない当たり前のことでも、この一致を認識するのに時間がかかる人もいる。
でも、サリバン先生がおっしゃったように、それがわかった時から音楽の世界はそれまでと違うものになるはず。とはいえ、地道で時間がかかるけど、女の子たちがストレスを感じないように楽しく進めていきたいです☺️。
ハンドサインもできると良いナア。


最初は、シャイだった女の子たちも最近は元気いっぱいに。ワガママを言えるようになるにはもう少し時間がかかるかな?
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みんな良い子。


ムスカーンスクールは支援を求めています。


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スパイスセット巾着生地

昨日は、只今販売中のボランティアグループのスパイスセットの巾着になる生地を買いに行ったよ!
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①スパイスは、障がい児施設サマダーンの親御さんやスタッフがスパイス詰めをし

②インド綿ブロックプリント巾着は、
「アーシャ=アジアの農民と歩む会」の自立支援を受けている女性たちが一枚一枚縫ったもので、 
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①と②をコラボさせたものがこちら↓
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スパイスセットです。
この週末、ボランティアメンバーさんがアーシャへ施設訪問する時にこれらも運び、女性たちに縫って頂くのです。結ぶ紐の端っこが、いかにも「インド女性の手による手芸品」という可愛い巾着に仕上がります。

今年は サウスエクステンションの @nallisilksarees にブロックプリントの種類が多くて助かりました(何故か昨年は、他の店に行っても種類が乏しかったのです)。

また、12月9日のチャリティーメラでも販売されます。
12月9日はアバロンで!!
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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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