陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

Yukettaのリシケシ紀行

巡礼の時/Yukettaのリシケシ紀行(最終回)

インドのSA
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Namaste Midway Mansurpur。https://m.facebook.com/NamasteMidway/


ハリドワールの日本でいえば、高速道路のサービスエリアのようなところ。リシケシツアーはバス旅行だったので体験できました。
お手洗いもそこそこ綺麗(紙は自己責任)。



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朝食が充実していて驚いた!チャイを頼んだだけで、ビスケットとスプラウトが出てきました。
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スプラウト、味無し!なんとまぁヘルシーなことよ。そして綺麗な味です。

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敷地内にはスターバックスもありますが、なんのなんの、豊かなインド食文化を楽しんだ方が断然良さげ。
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練りたて、揚げたてプーリーがことの他美味しそうでした。
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巡礼の時
さて、この旅記はおしまいです。
アシュラムの初日の講話で
・生まれてから25年は良い人に出会い、その人々と両親に従い勉強をする時、
・次の25年は、働き家族を作り友をもてなし、先祖を敬い、社会に奉仕する時、
・そして、次の25年は巡礼の時、とききました。

まさに、私はここ、「巡礼の時」にドンピシャ。この旅に参加した同じ世代の人たちと、
「わかるわ〜」
と頷き合いました。
リシケシにいる間は、観光地に行きたいとか、美味しいレストランに行きたいとか、アクティビティをしたいという気持ちが全く起きなかったのです。

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そして、もっとも幸せで静かでいられたのは、スワミ・シバナンダの後を継いで今は鬼籍に入られているチダナンダジーのお宅の瞑想部屋でした。そこで最後の瞑想を終え、僅かばかりのご寄付をし、お下がりのお菓子をいただきました。その後建物をあとにしたらすぐに、一人の子どもに物乞いされ、そのお菓子を渡すことになりました。
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回り回って、巡り巡って、まさに、
「ああ、巡礼」
です。

さてその25年が過ぎ、75歳からやってくるのは???
義務から解放された自由な時なのだそうです。
義務から解放…いいっすね~。
それを楽しみにまた日々すべきことを心を込めて頑張ります😌。

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大きな父さん母さん/Yukettaのリシケシ紀行⑫


リシケシ過去・現代
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アシュラムのサマディー(精神集中が深まりきった状態)ホールにある、切り拓いたばかりで何もないリシケシ・ガンガーにを背に立つ、スワミ・シバナンダの写真。

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一方こちらは観光地化した現代のヨガ聖地・リシケシです。


日本からリシケシにくる人々
最終日のパードカプージャでは、涙を流しておられる方々もいました。参加者みなさんは、帯同でインドに来た私とは違い、インドに来たくてやってきて、インドでヨガとは何かを知り、体験したい強い思いをもつ人ばかり。
純粋にヨガを突き詰めたい人もいれば、病を持ちながら、ヨガを支えにしている人もいて、背景にあるものは様々です。
滞在中、こうした人たちと、アーサナや瞑想、キールタンや講話に参加し、お互いに理解を深め、心の平安を与えていただき、私もありがたいなぁという感謝の気持ちが自然にやってくる日々でした。

大きな父性
さて、ヨーガスワルパナンダジーを始め、全てのスワミジ、またデリーにいても、尊敬するヨガの先生から私は、あたたかい父性と、底辺から湧き上がる朗らかさを感じるのです。

そこで、最終日に、二つ質問をさせていただきました。
「もしかしたら、スワミ・シバナンダは、彼の弟子たちに大きな父性を体現する事を、教えたのですか?」
「私は女で、大きな父性を目指すことはできませんが、大きなお母さんを目指して行けば良いでしょうか」
一番めの質問の答えは当たりでした。
そして2番目は、
「そのおおきな父性、おおきな母性に性の境はありません」
と、説かれました。
私に子どもはありませんが、大いなる母性父性を含んだものとなり、そうした宇宙のようなものに入り、ヨガをする事で育てた愛情、胆力、精神力を社会に少しでも還元できれば、それはとてもハッピーなのだと、理解しました。
そのための、身体の健康と、心・精神の安定。そしてそれを得るために、充分な休息をとりながら毎日のヨガのアーサナ訓練と瞑想・祈りが必要だったわけです。

こうして、デリーに帰ってまた、ヨガへ通うことがいっそう楽しみになるのでした。


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修学旅行の子どもたち/Yukettaのリシケシ紀行⑪


シバナンダ・アシュラム3日目
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私たちが滞在していた宿泊施設の下の階に、オディッシャからやってきた修学旅行の子どもたちがはいりました。
干してある洗濯物は彼らのものです。
彼らは、サマディホールで、キールタンやマントラを披露してくれ、大人の心を打ちました。
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西洋の教会で聴く子どものコーラスと同じ清らかさがあります。
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お祈り時は、みんな礼儀正しく振る舞い、そこに同席する大人それぞれの心に、なんらかの軌跡を残すのでした。

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遠足(後編)ハリドワールのアラティ/Yuketta のリシケシ紀行⑩


遠足後半
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リシケシからバスでデリー方向へ約40分~1時間。ハリドワールのアラティ(火の浄化儀式)を見てきました。
すごかった~!

この盛大なアラティが、毎日行われているのだとか。毎日、毎日、違う人がこれだけ集まるということにも驚く。やっぱりインド人のパワーは底知れない。
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ハリドワールといえば2021年のコロナ禍でも行われたクンブメーラが記憶に新しいけど、儀式の様子を見ていたら、ステイホームと言われてもクンブメーラに行きたかった人々の気持ちが理解できました。

クンブメーラ↓


沐浴で身を清め、炎の浄化儀式に参加する。敬虔なヒンドゥ教の人なら本当に嬉しいことだろうナ。

私には経験はないけど、法悦状態というものは、他とはくらべもにならない多幸感があるのでしょう。

ガイドさんのお話しによると、ハリドワールは祈りの地。そしてそこから更にヒマラヤに向かう場所にあるリシケシは、修行の地なのだそうです。
そして、スワミ・シバナンダがリシケシにアシュラムを築いた時、そこにはガンガーの他に何もなかったのだそうです。


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遠足(前編)瞑想と沐浴/Yukettaのリシケシ紀行⑨


4日目は、シバナンダ・アシュラムを出て遠足。
ガンガー上流にあるバシスタの洞窟での瞑想と沐浴です。
参加者ヨガ友さんみんな、ガンガーに入り、その嬉しさを分かち合いました。

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両方とも2000年に来ているのですが、私の記憶のガンガーの水は、もっと澄んでいたように思うし、洞窟(中は撮影禁止)は、もっと広かったような…。
「思い出って勝手に作り変えてしまうものなんだナア~😅」
…と思っていたら、ツアーガイドさん曰く、
「今年は、雨の影響でガンガーの水が濁っている」。
そうなんです。澄んだ水をペットボトルに入れて持ち帰り、世話になってるインド人へのお土産にしたら、いたく喜ばれた記憶があるのです。
当時のお手伝いさんたちも、現在のお手伝いさんやドライバーさんも、お水だけでなく、私がリシケシでシバナンダアシュラムへ宿泊し、ヨガアーサナだけでなく、祈りの儀式に沢山参加した事も喜んでくれるのでした。

バシスタ洞窟には、サドゥらしき人がいました。
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お布施をさせて頂くと、お唱えをくださいました。その後、孔雀の羽で頭を叩いてもらい、首下りを頂きました。
なんか、功徳がある気がする~♪、と舞い上がる俗物なワタクシです☺️。

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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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