陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

Yukettaのハリドワール小旅行

Yukettaのハリドワール小旅行⑤/宿のお食事+サービスエリア


宿のパーニープーリー・ステーション
面白・美味しかった~。
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パーニー(水の意だけどこの場合スープ)が5種類。
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お兄さんのおススメは、ミント。私たちはガーリックスープ押し☺️。
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プーリーが、カリッカリで香ばしかった。
プーリーの存在って大事なのね~。
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屋台も面白いけど、きちんと白い制服を着た、清潔な身なりのコックさんに、丁寧にサービスしてもらって頂くパーニープーリーは、すごく嬉しい気持ちがします。



宿のお食事
朝食はバイキング。
「ここは南印度ですか?」みたいなお食事を選択してしまった😅。
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何故なら、鎮座している乳製品とチャツネが、それぞれの個性とともに出来立て感、自家製感を放っていたので。
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旅の前日にヨガの先生の
「インドの乳製品がいかに消化を助けるか」の力説にも影響されたと思う。
とりわけ「Gur ki lassi」と、「Plain Curd」が、美味しかった~。あとはチャツネが大好きなので、ドーサにたっぷりと。

夕食は、ミレットのスープ(これもヨガ先生の影響)が美味しかったナア。
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あとは、お決まりのインドご飯。ビリヤニに至っては「ハイデラバード風ビリヤニ」と命名されていた😆。メニューにハリドワール郷土料理が無いんです。
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最後に、結婚記念のケーキを準備してくださり、宿のレストランの給仕さんとコックさんがずらりと老夫婦の前に並んだ。
「何がはじまるのかな」
と思っていたら、ハッピーバースデーのメロディで、ハッピーアニバーサリーを祝ってくれました。みんな慣れないふわふわした自信なさげな声。そこから「ハッピー、アニバーサリー、トゥユー」で、良いのかな?という心の目配せと、心の声を感じる。この可笑しみ、微笑ましさ、にこにこしてしまう気持ち、どう表現したら良いのだろう。

サービスエリア
食事中に夫と、
「ハリドワールの名物料理ってなんだろう?」
と、話しました。
Arty 儀式が行われる周りでは、御供物用なのでしょうか、日本の「ぽんはぜ米」のようなものが沢山売られています。
サービスエリアでそれを使った、Bhelpuri(最後の写真)に出会い
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「これがハリドワールの郷土料理?」
と、二人で話したのだけど、wikiには、「ムンバイ起源説と、グジャラート起源説」
が書かれ、それはハリドワールとは全く関係のないスナックだったのでした😅。
ハリドワールの郷土料理がわからないまま終わってしまった今回の旅。インドの神さまが、
「もう一度いらっしゃい」
と、仰っているのかナ☺️。


Yukettaのハリドワール小旅行・了


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Yukettaのハリドワール小旅行④世俗的な面白寺院


マンサー・デーヴィー寺院へ。
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お友だちから、陽が高くなると物凄く混み合うと聞いたので、日の出の儀式の後、一路マンサー・デーヴィー寺院へ行くロープウェイへ。
朝イチ7時出発に乗りました。
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ガンガーに映る朝日を眺めながら、爽やかな空気を有難く吸い込みました。
清々しい気持ちはお寺に入るまで。
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もう笑いが込み上げてくるくらい(イヤ、始終笑ってました)世俗的なお寺。十箇所くらいあるお祈りの場所に行くたびに、お布施を求められるので
「あっ、細かいお金がないや」
と思っていたら、お坊さんの一人が、供えてある銀のお皿のお布施から、ぐわしゃと数十ルピーを手掴みし、両替😅。
「このお金は
神さまのもとにはいかないんだね」
と、夫婦で苦笑いの巻でした。

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Yukettaのハリドワール小旅行③夜明けのAarti


夜明けのAarti
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日暮れのAartiと比べ、小規模です。5時30分に宿を出て、日の出の1時間前にハルキパウリへ行ったのですが、儀式の場所は人でいっぱい。すでに沐浴する人々が。
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気温12度。コートを羽織る気温です。きっと彼らには、滝行を終えた後のような高揚感
があるのでしょう。
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今回は南側に場所をとり、お祈りの言葉を教わりながら私たちも精霊流しをしました。
儀式はやっぱり南側から見るほうが良いと思いました。儀式を広い視点で見られるからです。
儀式も後半、ふと東を見ると空が白んできます。夜明けとともに儀式は終了。
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夫婦
ご夫婦だろうか、沐浴するカップル。
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意外にガンガーの流れは速い。そして河岸に奥さん。ご主人が先に入り奥さまを手引きされたのだろうナ。ご主人の習慣化された立ち位置に、日常の愛を感じます。
以前、我が家の運転手さんが酷暑時、デリーよりも更に暑い場所にある、奥さんが信仰しているお寺へ彼女を連れて行くために、休暇願いを出した事があります。彼は「No wife No life 」と笑いました。
インドのご婦人は信仰深く、それに寄り添うことのできるご主人は優しい。ご主人に大切にされている奥さんを見ると幸せな気持ちになり、それはインドでよく出会う瞬間です。

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つい2週間前は半袖だった身体はすっかり冷え、朝日の中で飲んだチャイの温かさが沁みました。


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Yukettaのハリドワール小旅行②/日暮れのAartiへ

ハリドワール到着
ハリドワールにやって来た。
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久々にインドっぽいごちゃごちゃ風景で嬉しい☺️

ちょっと良いガンガー沿い宿を予約。
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落ち着いた良い部屋だなぁと思っていたら
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ベッドルームは、結婚記念日だったのでこうなっていました😅。

レセプションでは、お祈りで出迎えられ、額にビンディを、腕に数珠をつけて頂きました。わぁ、祈りの場所に再びやって来たのね~と、ジィん。一方夫は、そこでだされたスープにいたく感激。

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「またこようか?」
と既にご機嫌。
まあ、ヨカッタヨカッタ。
ホテルでハイティを楽しんだ後、スタッフさんが、Aartiへ連れて行ってくれるそうです。

楽しみ~♪、です。


日暮れのAarti
日暮れのAarti(ヒンドゥー教の儀式の一つ、表記はwikiに倣いました)。
前回も書きましたが、9月にこの儀式を見た時、「多くのヒンドゥ教の人と働く夫は、絶対ここにくるべき」と感じたので彼にそれを伝え、あとは任せていたら、結婚記念日にここへの旅を手配してくれました。
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 ハリドワールのハル・キ・パウリで行われるAartiには、毎日多くの人が訪れ、日没前から1時間くらい、また日の出前からの1時間くらい、Aartiという炎の儀式が1日に2度おこなわれます。
儀式が始まると、僧侶が手に大きな火鉢を持ち回し、鐘が鳴り響き、マントラの詠唱が宙に舞います。

人々は手を合わせて祈り、儀式前や後に、ガンジス川に精霊流しのように花を添えたディヤに炎を灯し浮かべ、その様子は幻想的です。
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私は2度目ですが、来て良かったです。前回は地図の川を挟んで南側から見ました。南から見ると、舞台で行われているAarti儀式を眺める観客と言った雰囲気です。そして今回は、是非とも炎を灯す舞台側から見てみたかったので、夕方のAartiは北側に座りました。前回は、川向こうに見えた炎の熱が伝わってくるようでした。
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もともと聖地巡礼は好きで、受け入れてくださるのであれば何教でも、機会があると出かけます。
巡礼で、その宗教を信仰する人々の営みや願いや祈りに触れ、自分や他の宗教を信仰する人々との人間らしい共通点を見る時に心が揺さぶられるからです。
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例えば足が不自由になったおばあさんに手を貸しているお嬢さんらしき人の姿とか。
手慣れた補助の仕方をみていると、
「ああ、このお嬢さんは、何がなんでも、老いた信仰深い母さんに同伴し、ここに連れて来てあげたかったのだ」
と感じ、彼女の親を思う心に目頭が熱くなります。

そして、そうした姿は、
「ご本山へウチのじーさん、ばーさんを連れて行ってあげよう」
という日本でも見られる家族思いの人々とおなじ光景です。
ヒンドゥー教のそうした人々が、ハリドワールの聖地へ、こんなにも大勢、毎日毎日集まり、毎日毎日炎の儀式をしているわけです。
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儀式の後夜店で。狭い路地を何がなんでもぶるるると走るおじさん。
聖と世俗が隣り合わせ…インドです😉。


日の出のAartiへ続く

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ハリドワール小旅行① 道中サービスエリア


9月リシケシ旅中、立ち寄ったハリドワールのAartyが素晴らしく、
「彼はここにくるべき」
と感じたので、夫を連れて再来訪へ。
「夫にハリドワールのAartyを見せたい」と言ったら、運転手さんが喜んで準備を手伝ってくれました。

大気汚染デリー脱出~♪。
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昨日出発して、先ずはサービスエリアへ。
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ハリドワールへは、デリーから車で約4時間。

ここは、前回のリシケシへのバス旅行で、一番「面白い!」と感じたサービスエリアです。
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沢山あるお店の中のここのチャイサービスが楽しかったので、再び。
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チャイは甘くなくて、カリカリのラスクがついてきます。

サービスエリアには、ペット用の水飲み場も。
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こんなところにも、インドが豊かになっていることを感じます。

プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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