TTC(ヨガのティーチャーズ・トレーニング)を受ける為の旅の途中です。
昨日は、リシケシ一泊。
母なるガンガー
私の悲しみ、怒り、苦しみをお聞きください
そして、それら全てを海へ流してください。
昨日、シバナンダ・リシケシ・アシュラムのアールティ(炎の儀式)に参加した時、お祈りの言葉の中に「母なるガンガー」というものがありました。
カトリックのマリアさましかり、「聖なる母」を認める宗教って、優しいナ、と思います。日本の仏教なら、観音さまのような存在かしら。
一神教の父なる神さまは、威厳があるけど、ちょっとおっかない。
「嘘をつきました」
と、告白したらすぐに
「汝は地獄行きじゃ」
と言われそう。
でも、お母さん神さまならば
「お父さんには黙っておいてあげるから次は気をつけなさい」
と、流してくれそう。
そんなフィーリングが、ガンガーにはあるのではないかしらと、昨日感じたわけです。
白黒はっきりと審判されるのではなく、
「なんでこうなっちゃったか」を聞いてほしい。そして、許されたい。大丈夫だよと言ってもらいたい。仕事なら
「結果が全てじゃ。」
と言われてしまうけど、メンタルは本当はそうやって癒されたい。
なかなか、現実のお母さんは彼女自身もいっぱいいっぱいで余裕がなかったり、また他界していたりするから、生きていく中で、幾ら歳を重ねても「母なるもの」に語りかけ、その子どもでいられ、その存在をその身に感じられるって、救いとなり、とても大切なことのように思うのです。
リシケシ、今朝6時前。
既に沐浴を済ませている人々が少なからずいます。
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