陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

Yukettaのアッサム紀行

さよならアッサム

アッサムの宿、The postcard の朝食
朝食を任された若いコックさんが、熱いものを熱いうちに、いそいそと一皿、一皿、運んでくれます。
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一つ一つの料理説明に彼女の情熱を感じました。
デリーでの給仕は、
「今出来上がった料理と、もうすぐ出来上がる料理を一緒に持って行った方がラクじゃん」的な、自己の効率を優先するサービスに出くわす事が多いのです。
「作る人と食べる人への思いやり」は、愛と知性だから、
「それはなかなか教えられるものでは無いなあ、無理なのかな。」
という諦めがあるので、湯気の立つお皿一枚を、走らず急いで真剣な表情で運ぶ姿を尊いと思うのでした。


The postcard 
さよならアッサム。
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宿のマネージャーと、スタッフが見送ってくださいました。オープンしたてで、働く誰もが一所懸命。いい宿だったなぁ。ヴィレッジ・モーニング・サイクリングもしたけど、村の人々は挨拶すると、みんなニコニコ。
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多くの人が家の外に出て歯磨きタイム。綺麗な空気の外歯磨きは気持ち良いでしょう。
私たち3人の誰もが、また来たい!って思いました。



利用したItanager空港は、現在新しいビルを建築中。ブッダガヤもそうだったけど、アッサムも壮大な観光地化が進んでいるのかなぁと、かんじました。



この旅行に行くにあたり、キララトラベルの弥栄さんにとても良くして頂きました。弥栄さん、ありがとう。




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アッサム料理教室/リサさんとアッサム料理②

リサさんとアッサム料理教室~♪
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5種のスパイスいりビーツの焼き物から始まった野菜とお米中心のメニュー。
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お馴染みビーツと、葉物、紫玉ねぎで、オシャレ~なお皿の出来上がり。FullSizeRender

品良く盛り付けがされている上に、全て「我ら米食らい民族!」なお料理で、なんだかとても懐かしい感じかしたのです。
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それはアッサムがビルマやタイのシャン族(シャンの人々もよくお米を食べる)に支配されていた時代があったからだろうか?なんとアッサムだけで、米の種類はおよそ100。ああ、なんて豊かな米文化州なのでしょう。

驚いたのはカードという調味料。
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醤油みたいな色をしていますが、それは、バナナの葉を焦がし、水につけ、約6日発酵させたものなのだそうです。魚醤のような強烈な臭いはなく、繊細な風味があります。この繊細さはアッサムの人々が持つ雰囲気につながる気がするナア。
「塩味じゃない発酵した”何か”を料理に加えたくなる」
これは、どこの国にもきっと古代からある料理好きの本能なのかしら。もうもう、胸がドキドキします。

そして、メインの黒胡麻お魚カレー。
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生姜ニンニク、玉ねぎ、青唐辛子中心、ガラムマサラ系のスパイスは使いません。
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川魚なのに臭みはなく、ぷりぷりで、美味しかったナア。
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頂きながら、ふと
「和食の煮魚に、すり黒胡麻を入れてみようかなぁ。」
という気持ちが湧いてきました。
旅食は、新作メニューアイデアの宝庫です。



アッサム料理ラストナイト
カリカリのパニール、イタリア風。
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アッサム川海老のビリヤニ。
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生マンゴー入りイエローダール。
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マトンカレー。
敷地菜園の野菜。

カリカリのパニール、イタリア風。これは家でもできそう。高タンパク低脂質で身体にも良さげ。真似っこしよ~♪。今年してみたいことがまた一つ。幸先ヨシ!です。


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リサさんとアッサム料理を満喫①

デリーに戻っていますが、再びアッサム記です。


リサさんと、アッサムターリー。
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郷土料理感満載!
何もかも美味しかった~。

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前菜に使われたチャツネは黒ひよこ豆。
コレ、おいし~♪。
チャツネって本当に地域色が出ますね。

こちらはナガランド料理でもお馴染み黒胡麻のチカレー。豚肉ではなくチキンが使われています。
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この日の絶品、バナナリーフカレー。
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バナナリーフ文化には、翌日さらにおどろく事がありました。

からし菜のカレー
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ダール。
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一番驚いたのはお米のワイン。
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実は葡萄酒ってインド料理に合わないのではないかと思っていたのですが、お米のワインを戴いて、その思いをいっそうつよくしました。
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デザートもお米を使ったあったかいもの。お餅無し優しいお汁粉感。黒米がプチプチして楽しかったナア。
アッサムは日本から離れているけど、食文化はぐっと近い😋。

お茶摘みの女の子たちが、土地の踊りを踊ってくれました。
日本の民謡のような節に合わせて踊るのです。最後には私たちも踊りの輪の中に入れてもらいました。
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楽しかった~♪。


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リサさんとアッサム茶園散策


「ダージリンと全く違う」

これがアッサム入りした時の第一印象。
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ダージリンが丘陵地斜面に紅茶園が繰り広げられているのに対して、アッサムは広大な平地にそれがあるのです。そして低木の茶畑には点々と、背の高い木々が。これは畑の温度、また、太陽の光調整のためなのだそうです。お茶の葉って繊細なものなんですね~。

アッサム茶を語るのにポイントになるのがCTC製法。Crush, Tear and Curl、押しつぶし(Crush)、引き裂き(Tear)、丸める(Curl)という1930年にアッサムではじたまった比較的新しい紅茶の製茶法。その後インドとアフリカ(プーアール茶かな?)急速に普及した技術なのだそうです。
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コストがよく、大量生産画でき、ティーバッグに向いたお茶となり、インドの紅茶の殆どがこの製法でできているのだとか。とはいえ、アッサムのシルバーニードル(ホワイトティ)等、高級茶への可能性もトライ中なのだそうです。散策後のテイスティング時には、手揉みのアッサムの夏摘みを利かせていただき、これがまた香りも味わいも豊かな今まで経験したことのないアッサムでした。
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紅茶園を案内してくれたのが、25歳の才気ある明るい若者で、礼儀正しくエネルギーに満ちていて、インドの未来はまだまだ明るい、眩しいほどだなぁ、と思いました。


今年もありがとうございました。
皆さまのもとに明るく楽しい新年がやってきますようにお祈りします。


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リサさんとサファリ


リサさんとサファリ
アッサムのカジランガ国立公園へ。


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アフリカほどではありませんが、色んな動物に出会えました。広大なパークに、動物たちはのんびりと。
世界唯一のインド一角犀の、むしゃむしゃお食事タイムが圧巻でした。
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動物は無心。生きていく事に真剣だナア。
サファリに来るといつもそう思う。

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夜は、アッサム茶摘みの女の子たちと、ローカルダンス。歌や太鼓は日本の民謡のよう。
楽しかったナア。


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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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