デング熱
じつは、インドでは目下デング熱が流行。
医療サポートさんのお話によると、これはまだ、11月過ぎても続く恐れがあるとのこと。そしてインドのお医者さんは、デング熱の患者さん対処で現在とても忙しいのだそうです。
また、在インド日本人でデング熱に罹患された方が少なからずいらして、殆どの方が、デング熱が明らかになると、
「コロナじゃなくてヨカッタ~」
と、ホッとされるそうです。
 デングだって対処を間違えれば怖い病気なのに、それよりも世間の目や隔離、何よりも
「迷惑をかけてしまう~!」
と言ったメンタル的にくる心配を、怖がらずを得ないコロナ禍が、本当に悲しいです。

 どちらも初動が大切。コホンと言ったら龍角散、あれっ変だな…と感じたら医療機関に即相談と、自分に言い聞かせました。
 デングは罹患しないためには、蚊に刺されないことといいますが、家なら蚊取りマット(今日は早速残量チェックしました)や線香がありますが、手洗い・マスクでコントロール出来ない外の蚊の動きには、お手上げ。蚊帳を着て歩くわけに行かないから、注意と言ってもそれは、難しい注文です。

インフルエンザワクチン接種
一方、インフルエンザもコロナもワクチンがあって、接種によって発症リスクが減らせるから、ありがたいです。もともと、ハードシップの高い国で暮らす時は、渡航前に複数接種をするし、その恩恵も感じるので、私はワクチン接種に余り抵抗はありません☺️。ただ一つ、接種した日は、あまりお酒が美味しく感じないところが不満です。
という事で、接種してきました。
IMG_4850
インドのインフルエンザワクチン。
一本、一本パックされています。
インドの技師さんも、日本と同じく、接種、針さばきがお上手(^^)、と私は思います。
IMG_4865






抗体検査結果
検査結果FullSizeRender
サーモン・黄色が3月、青が一昨日。
上が夫、下が私。

[インドMAX病院の基準]

3.8以下:抗体なし

3.9~14.9:微妙

15.0以上:抗体在り


⬇︎日本は10.0以上を抗体在りと判定するようです。

 夫の2回目は4月1日、私の2回目は4月30日。夫は既に2回目接種から半年過ぎているのに、私より抗体値が高い。彼は接種前、抗体なしだったのに!きっと夫は、コヴィシールドと相性がいいんですね。検査数値っておもしろいです。
 きっとまだまだわからないことがたくさんあるんだろうな。その解明に向けて、今この時も、研究してくださる人々がいらっしゃるのでしょう。一緒にインドでワクチン接種し、抗体検査した人は皆、抗体ができていました。
外人なのに、規則に則り、分け隔てなく、気持ちよく接種してくださったインドの医療機関には感謝しかありません。

海外医療サポート 
海外での医療サポートってありがたいですね。昔、赴任先や遊学先で、手術や治療の経験があり、勿論その時は、英語が通じない国でも、麻酔が効いてくるまで声をかけながら手を握ってくれる看護師さんがいたりし、医療関係者の人情に触れ、安心を得られ、嬉しかったのですが、やっぱり孤独でした。また、自分で自分を守らなくてはいけないから、恐れたり、悲しみに浸る余裕はありませんでした。
 だから、海外で医療を受けるのに日本語で説明が聞けるなんて感謝感激です。一昨日は、医療サポートをしてくださる方の、丁寧な説明を聞きながら、優しいお顔を観音様のように思いました。