陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

#ヨガ友

ヨガディナー

昨日は、ヨガ友さん総一致で大好きなヨガの先生お二人とのご飯会。スーパーなヨガ友さんが企画してくださいました。
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楽しかった~。
インドが好きになったきっかけは、ヨガだったことを改めて思い出します。

ヨガ先生2人は、私がインドで出会った先生の中でツートップ。兄弟のように仲良しなヨガ先生ではあるけど、実はノンヴェジタリアンとヴェジタリアンと食の選択は分かれています。
ノンヴェジ先生は、力強い、キリリとしたヨガをされ、オープンマインドで自身に誠実・正直。ヨガをされていない時は、お日さまのように明るい。一方ヴェジ先生は、柔らかいヨガをされ、広がりのある精神世界に私たちを最初の一声で連れて行き、そしてご自身は敬虔で自制心のある方。そして、泣きたくなるくらい優しい。
まこと、その人が食するものは、その人を表していると思います。
そして自分のこだわりを、押し付けることなく、お互いを尊重している関係が、微笑ましい。

2人の先生の会話から、ヨガだけでなく、インドの深い文化が垣間見える。インドとは、結構長い付き合いと言っても良いと思うけど、ここは本当に深くてひろくて果てしない国です。

昨日は朝から別のイベントがあり、ものすごく疲れている筈なのに、先生方のお話しの面白さが頭に残って、ちょっとした興奮状態になり、ほとんど眠れませんでした。でも、
「眠れなくてもいいや別に」
という気持ち。興奮状態を無理に鎮めず、抗わず。
この歳で、こうした境地や世界が与えられるとは思いもしなかったです。まさにお与えです。

この世は無常。帰国すれば二度とやってこない今の日常。どっぷり、貪欲にこの世界に浸りたい。今も、早朝ヨガから帰宅したところです。

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デザイナーさん開拓

新しいヨガ友さんが、CRパークのデザイナーさんのお店を紹介してくれました。
デザイナーさんは、町のテイラーさんより、お値段は高いけど、管理がしっかりしていて、質の良いお洋服を仕上げます。

新しく行ったそこには、中国語を話すマダムが数人で、賑やかにお買い物をされていました。
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新しいヨガ友さんも中国語を話す方なのです。デザイナーマダムは知的な女性で、ハンドワークをする女性の仕事を生み出していました。
一緒に行ったイタリア人ヨガ友さんさんは、私たち先進国の女たちが失ってしまった女性らしい文化、「インドの女性が生み出すハンドワーク」に注目して、それを母国と繋げようと考えているそうで、デザイナーマダムのお話しに、興味深く耳を傾けていました。

お洋服は、品がよく、これからの季節にピッタリな涼しげなものもあり、私は、
「わぁ、ステキ~😍」
と、思わず日本語で口にしてしまいました。
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「とてもステキだけど、イタリアへ帰った時のことを考えると…」
と、イタリア・ヨガ友さん。
そうなんです~。私も同じ気持ち。
嗚呼、湯水のようにお金を使えれば良いのだけど。
お店を出たときは、
「買わずにすんで、ホッ(´∀`=)」
と、している自分がいました。
ケチくさい私で、ヨガ友さん、ごめんなさいよう🙏。別のことで埋め合わせさせてください☺️。


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夜風に吹かれながら~ヨガ友モモ談義

デリー有名モモ屋さん
印度ヨガ友さんが、おススメのモモ屋があると言いました。そこでは美味しいモモ屋台ががあり、夜空の下でそれを楽しむのです。オトナの発酵呑みものは禁止。ポリスマンが見回っているそうですが、インド的解決法があるそうで(シートベルトと同じです😉)、その辺りが楽しいのだそうです。


そんなお話しを聞いていると自然にワクワク。伊太利亜ヨガ友さんさんと
「Why not!!!」
と印さんに言い、昨日それぞれの夫付きで、チャナキャとヤシュワントプレイスの間にある屋台スペースへ。

モモ屋台
瀟酒なモール、ザ・チャナキャの裏に、誠に「我らがインド」っぽいスペースがあり、ここでは屋台が連なっています。
そこへ、夕食時間にいくと、各お店から
「モモを食べて行かんか~」
と、声がかかります。
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席に着くと、ヨガ友印さんが、オーダー。ポークとチキンモモ、お魚の揚げ物、レモンチキン。飲み物は、袋入りの綺麗な氷や、水、ソフトドリンク。そして泡の出る麦のイケナイ呑みものを店員さんに500ルピー握らせ注文。
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印さんの振る舞いは、インド生活を楽しむのに、いつも参考になります。

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イケナイ呑みものその2は、持ち込み。印さんのご主人が3本持ってきました(呑む気満々🤗)。

モンスーン前の今の時期、風がカラッとしていて、夜の外呑みは気持ち良いです。印さん夫婦は、タバコも吸います。誘われて私もご相伴に預かりました。人生3度目のタバコ(2度目はインド)☺️。後で写真をみたら、持ち方が亡き父と同じで笑っちゃいました。
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韓国のタバコなのだそうです。すうっとミントの香りがしました。

因みに、タバコも強いイケナイ呑みものも、印さんの周りの女友だちはみんな嗜むと言います。まあ、舅姑の前では出来ないという鉤括弧付きですが。
とはいえ、彼女と、彼女の背景にいる女たちから、とてつもないパワーと時代の畝りを感じるのでした。

美味しいモモ
モモは美味しかった~。
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皮の仕上がりがなんとも。人におススメできるモモ。またついてくるタレがガツンと激辛で、旨い!きっとシンプルに塩と唐辛子と豆を発酵させたものだ。やっぱりイケナイ呑みものは必須です。

ヨガ談義
会話は、途中からヨガ談義に突入。
「男の先生の方が女の先生より精神性を感じる」
とうったえる伊さんと私に対し、印さんは、
「違いはない、同じだ」
と主張。
その後も、
今日の先生は好きじゃなかった、
えっ、私は好き、
先週の先生、良かったよね、
そう、アメイジング‼︎
などなど話しているうちに、気がつくと午前様。
それぞれの夫さん、女たちの喧々諤々に付き合ってくださり、そして、夜外呑みの安全を確保してくださり、ありがとう。


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ヨガ友さんと一緒〜インド女性激変中

先週、印ヨガ友さんと、伊ヨガ友さんと愛味レストランへ。IMG_9553
ここで、揚げ出し茄子・豆腐と、冷たいラーメン三種を、ヨガ友さんにご紹介〜。
印さんは揚げ出し茄子、伊さんは冷やし中華推しでした。

伊さんと私は年が一つ違いで、印さんは私たちより10歳若い40代です。
印さんは
「私はインド人だけどなんでも食べる」
と言い、冷やし坦々麺もツルツル。お酒もタバコもイケるのだそうです。しかし姑の前では飲まないし、タバコは、実の母親の前でも吸わないのだとか。

一方、伊さんは、ワインもタバコも10代に両親の前で経験済みで、両方とも大人になってから、自分はそんなに好きではないと気付き、やめたと語りました。
ウイスキーやラムも好きだと言う印さんに、
「そんな強いの、私はダメ~」
と伊さん。
そう、イタリア人にとって葡萄酒は、酔うためではなく、雰囲気を楽しむもので、食事のお供にせいぜいグラス2杯。彼らは、酔っぱらう振る舞いを恥とする国民性があるのです(因みに私は毎晩恥の極みです。あはは😅)。

そんな伊さんに印さんが、
「アンタ、私の姑みたい」
と言い、3人はどっと笑いました。もちろん、全て経験済みの上、やらないのと、経験もなくやらないのは全く違うのですが。

それにしても、インド女性とインドで、酒やタバコについて、何の気兼ねもなく語る日が来るとは、思いもしませんでした。インド人の女飲み友ができる時代にインドに帰ってこられた事が感慨深いです。
人の食いもん飲みもんに、影で意地悪く、あれこれ言うインド人は確実に減っていくし、印さんの子どもたちは、彼らが望めば、一緒にアルコールや喫煙を両親と楽しむのだと思います。
インド益々激変中です。

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一人休暇/旅の終わり

ボローニャ博物館
ボローニャ最終日です。
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ジョットーが観られた、
ラファエッロも観られた、
シアワセ~。

博物館には、中世からルネッサンス、バロックまでの絵が豊富にありました。中世の盛り、平面、無表情の宗教画に、時代が重なっていくと、悲しみ、苦しみ、立体感等がすこしづつ加わっていき、ついには法悦や自惚れる顔まで。その人間臭さがたまらない。改めて自分はルネッサンスの精神や、そこへの移行、そして人間らしく自由であることが好きなんだなあと再認識。
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ボローニャの画家が、豊かな、明るい色彩を持っていることも、改めて気づきました。
ボローニャは、ヴェネチアとフィレンツェの間にあり、距離はフィレンツェに近いのに、色彩がヴェネチア派に近い。博物館にも幾つかあったけど、フィレンツェ派は、懐中電灯で照らしたくなるほどの暗みです。しかし、ボローニャ出身の画家たちは、宗教画でさえ、明るく鮮やかな色彩。それはきっと、
「ボローニャに燦々と降り注ぐ太陽の光が影響しているんだ!」
と、さっきまで歩いていた景色を思い出しながら実感するのでした。
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フレスコ画もたくさん。ヨガ友さんのご主人の話によると、彼のお友だちの家には、壁に昔のフレスコ画が、残ったままになっているそうです。

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旅の終わり
空港でイッパイ💖。
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全ての日程を終えてリナーテ空港にて。
リナーテは、こじんまりとした、欧州に行きやすいだけの空港だったけど、ミラノのExpo以降随分と綺麗になりました。免税店も増えたし、雰囲気の良い、カフェやバールもあります。
私が若い頃、発つ前の空港は、挨拶電話時間でもありました。しかし、今回はSNSが使えない一軒だけ。楽だけど寂しくもあります。

前半はちょっと辛い旅だったけど、後半は楽しかった~。ヨガ友さんとご主人のおかげで笑ってばかりでした。
 旅の間、総じて「老いをどう生きるか」を、いつも自分に問いかけていました。もちろん、死に方は選べず、あれこれ準備していたのに早く逝ってしまった両親の例もあり、答えはないのだけど。それでも、未だに自分の中にあった、老いに不必要な虚飾、煩悩を一つ流すことができました。また、出会いを大切に、友人と友情をもっと育てていこうと思いました。


インドからイタリア直行便
ヨガ友さんによると、今年12月3日から、潰れてしまったイタリアのフラッグキャリア、アリタリア航空の代わりにITA airways のデリー・ローマ間の就航が始まるそうです。
これまで、トランジットでしか行けませんでした。今回利用したルフトハンザも、確実で良い会社だと思いますが、直行便だとかなり楽になりますね。また、インドからなら、ロシア上空も飛ばなくてすみます。
ヨガ友さんさんは、来年2月インドに戻るそうで、
「その時はITAを使おうよ!」
と、ご主人を促していました。因みにインド在住イタリア人もインドに来る時は、生ハム等を真空パックにし、手荷物ではなく、預け荷物に入れて、持ち込むそうです。
真空パックは、イタリア語で「Sotto Vuoto (ソット ヴゥオート)」と言います。
ITAのwebsite ↑。共同運行はスカイチームです。


最後に、いつも好き勝手にさせてくださる夫に感謝。主婦の王道をゆくマリレーナもそうだけど、バリバリキャリアのヨガ友さんも、本当にご主人を大切にされていました。それは、自然に、無理なく、当たり前のように。
最後に行き着くのは無であるけど、私もそれまでは労りを持って暮らしていきたいです。

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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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