陽はすでにカンジス川から : #紫玉ねぎ

オニオングラタンスープ

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昨日、そういえば、エアロシティのRêveで頂いたオニオンスープが美味しかったなぁ…🤤と思い出し、早速♪。

玉ねぎたっぷりのオニオングラタンスープは、インドでできるもっとも安価で美味しいスープの一つではないかしら。玉ねぎは年中あるし☺️。麦がなかったので、先日買った蕎麦の実を使用。蕎麦香は、懐かしさを呼ぶし、これは、
「他のインド産ミレット(雑穀)も試してみよう‼︎」
と思うくらい、オニオンスープに合いました。

パンやチーズは、冷蔵庫&冷凍庫をゴソゴソ😆。総額50ルピー以下！だろうか。あるものでできてしまい、その上美味しいオニオングラタンスープは、凄い。

また先日、ロウキーのお焼きを作った時もそうでしたが、今回の玉ねぎも弱火でじっくり炒めたら、ギュッと閉じた甘味のお花が、ぱあっと口の中で広がりました。
インドの野菜は、知っているものでも、まだまだ知らなかった世界がありそうです。

たっぷり玉ねぎのおかげか、蕎麦の実のおかげか、お腹の調子が絶好調です💞。

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昨日は、インド生まれの指揮者、ズービン・メーターさんの85歳誕生日でした。一昨日前くらいから、世界の主要な劇場や、彼と共演した著名な音楽家から
「ハッピー・バースデー、マエストロ！」
のメッセージがSNSで配信されています。

↑は、スカラ座で指揮する、若きメーターさん。
一度、彼が流暢なイタリア語でスカラ座のリハーサルをする映像を観たことがあるのですが、ドイツ・オペラも指揮するし、流石インド人、音楽だけでなく、語学の才に恵まれたマエストロなのだなあと感激したことがありました(母国語・英語以外の言葉を自由に操り、世界の舞台で成功するって大変なことだと思います)。

こちらは今年2月、伊人指揮者シャイーさんとのリハーサルの様子、＠スカラ座。シャイーは68歳。
天才などゴロゴロいる世界で、才能にも環境にも恵まれたインド人芸術家が、巨匠の域に達し、コロナ禍でも元気に誕生日を迎える。なんておめでたいのでしょう。こんな時ですから、「インド人って凄いな」とか「頑張ろ〜！」って気持ちになるニュースも必要ですね。

前置きが長くなりました(なんだか嬉しかったので☺️)。
さて、ロックダウンのお食事のお話しです。
チキンパエリア。

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…のつもりでしたが、コリアンダーを入れ、ついつい仕上げに、インドの水分と辛味が少ない紫玉ねぎをのせ、マサラをかけていたら、良人が
「コレはチキンビリヤーニ(インド風炊き込みごはん)だね~！」
と、言いました。

確かに😆。パエリアから遠くなった。

さて両方とも炊き込みご飯だけど、パエリアとビリヤニの違いは何なのでしょう…？おっと、これはスペインの人にもインドの人にも喧々諤々とお叱りを受けてしまいそうな問いでした。
ごめんなさい。
ただ、インドとヨーロッパは陸続きなんだなぁと、ふと思ったまでです。しかし、日本のお米を炊く時のように、水を多く使わずにできるから、砂漠発の料理が東西に広がったような気がする🧐。食文化は突き詰めていくと本当に面白いﾅ。

我が家のチキン・パエリヤーニは、モチロン、鶏皮入りです。

今日は一応ワクチン接種予定日。病院が混乱していると思われるので、万が一直前キャンセルになってもがっかり落ち込まないよう、心にクッションを置いておきます☺️。そうそう、一番大事なのは人命です。

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Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

陽はすでにカンジス川から

#紫玉ねぎ

デリーでおうちオニオングラタンスープ

パエリアかビリヤニか

Yuketta