陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

#monsoonedmalabar

創業73年のベーカリー。

Devan’sのコーヒーに添えてある、焼き菓子を買いに行ったよ!

ゴールデン・ベーカリー
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場所は、カンナ・マーケットのはずれにある、ゴールデン・ベーカリー。



店主さんが気さくな方で色々説明してくださいました。
創業は1948年。インド、パキスタン分離独立の翌年開業。
老舗です。



お店の焼き菓子はほぼベジタリアン。 
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こちらのお菓子は数少ないノンベジ・卵入り。
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ベジタリアン用お菓子は、インドのお宅へのお土産に便利ですね。一番の売れ筋は、Devan’sでも添えられるブラウニー。
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甘さ控えめ、お茶の味わいに静かに寄り添うお菓子です。

Devan’s
Devan’sは、休日の賑わいでした。
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ペアルックのカップルが可愛い。

良人とモンスーンド・マラバールを頂きました。インドを代表する素晴らしいコーヒーです。
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この日は水回りに問題があったらしく、紙コップで提供。突然の不具合に苦労するのは家庭と同じです。
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添えられたお菓子は前述のカンナマーケットのゴールデン・ベーカリーのブラウニー。
同じカンナマーケットの商品を使うなんて、Devan’sは地域振興に協力し、お店が大きくなっても「カンナマーケットのDevan’s」と言う立ち位置なんですね。ますます大好きになりました。










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モンスーン越しコーヒー

モンスーン・マラバールコーヒーを頂いたよ!

 モンスーン・マラバールはインド発、インドならではのコーヒーです。

Devan'sとモンスーン・コーヒーに触れた過去記事↓
  

モンスーン・マラバールは苦味酸味限りなく抑え目、まある~い味わい。
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Devan'sの説明、「メロウなテイスト」は、言い得て妙です。
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ガサツな人間なので、木や黴、ナッツの香りはわかりませんでしたが、雑味のなさがブルマンに通じる気がしました。


モンスーン越え・湿気越え
 高温多湿のモンスーン(梅雨みたいな時期)時に豆を乾燥熟成なんて、まるで梅仕事の梅雨越しのよう。梅干しをかびさせない苦労がわかるだけに、きっとこのコーヒー豆も手がかかっているのだろうと想像します。歴史を背負っているところもステキ🥰。
コーヒー好き、とりわけブルマン好きな方は、きっと好きと確信します。
ものが腐りやすい時期を自然の恵みと人々の知恵で乗り越えた豆は、身体にも良さげ。
こんなところも、梅干しと一緒だナア。
きっといろんな災いから守ってくれるような気がします(^^)。

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Devan’s/デリー・南インドコーヒーの先駆け店

カンナ・マーケットのコーヒー豆屋さん、Devan’s。
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実はインドのコーヒーは、紅茶より歴史があり、とても美味しいのです。
ここDevan’sの創業者はVasudevan氏。
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彼はデリーの人々に新鮮な南インドのフィルターコーヒーを提供する先駆者でした。お店は1962年創業。


実は20年前、私も大好きだったお店です。その頃習っていたナポリ人のイタリア語の先生も、「ボクもコーヒー豆はここ」とおっしゃっていました。当時はアラビカ種を中心にブレンドされたコーヒー豆(だからエスプレッソ好きのイタリア人も好むハズ)が一種類しかなかったのですが、
(↓コレが当時からあるスペシャルブレンド)
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この豆が本当に質がよく、私はお土産にも使っていました。今回の来印後、会社の自粛期間が終わってから直ぐに豆を買いに。
懐かしいお店の包装が変わりなくてまずジーン。
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こちらは普段使い用。
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こちらの包装をコーヒー好きの方へのお土産用に使っていました。

現在は代替わりをし、若い店長さんが店を大きくしました。
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Deva's Coffeeのホームページ
デリバリーサービスもしていますが、昔は一種類の豆しか買えなかったのに、今ではお店で美味しいコーヒーを頂くことができます。
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後ろにあるコーヒーグッズは店長さんのコレクション。香港で揃えたと仰っていました。
中にはこんなものも(^^)
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店長さん、本当に世界のお茶文化にこだわりのある方なのですね〜。

こちらはフィルターコーヒーを淹れる様子。
実は淹れ方も、コーヒー豆を目の前で挽くところから始まり
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カップは蒸気で温めてくれます。熱そう。でもコレ、消毒にもなりますね。
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そして、フィルターコーヒーをオーダーすると、甘くないチョコレートの焼き菓子が付きます。
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並々と注ぐところ、インドだなア。
焼き菓子はトングを使ってサービス。
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何種類ものコーヒーメニューが味わえるし、
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フィルターコーヒーだけでなく、本格的なマシーンを使ったエスプレッソも頂けます。
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あくまで私の感覚ですが、フィルターコーヒーはクオリティに対して値段が安いと感じ、反対にエスプレッソは高いと感じました。

また、豆だけでなく
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お茶も販売!

さて、インドのコーヒー豆は簡単に次のように分けられます。
◉ロブスタ種のコーヒー豆
◉アラビカ種のコーヒー豆
そして、モーンスーンコーヒー(英名/Monsooned Malabar)
モーンスーンコーヒーとは、大航海時代が産んだコーヒー。インドからアフリカの喜望峰を回ってヨーロッパへ向かう航路は、赤道をまたぐため高温多湿な上、約半年間かかる行程でした。この船底で生豆がヨーロッパにつく頃には黄金色に熟成乾燥し、その時代に黄金コーヒーと言われた豆なのだそうです。
このモーンスーンコーヒーは現在のインドでも販売され、このDevan'sのお店で飲むことも、購入することもできます。
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モーンスーンコーヒの情報はWikiから引用

ここもそうですが、20年前自分が大好きだったお店が、維持されているどころか、質はそのままに更に発展を遂げていることに、インドとインド人の計り知れないエネルギーを感じます。
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*お店はカンナ・マーケットにありますが、ドライバーさんには「カーンマーケットではなく、“カンナ"・マーケット」と念を押して確認した方がトラブルを避けられます。“KHANと、KHANNA”、日本人の発音がインド人には聴き分けにくいのだそうです。

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プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

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