陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

インド旅

ウッタラカンド旅2日目~メシが旨い!ウッタラカンド

「米が旨い」
2日目、ガンゴトリ近く宿のお食事。
IMG_4535

ウッタラカシのアシュラムで過ごし、旅しながら、ウッタラカンド州のお米の旨さに開眼。車で走ると、瑞々しい緑の棚田が広がる風景が次から次へと目に入ってきます。
IMG_4673

IMG_3147
ウッタラカンドでこんなに稲作が盛んなことを知りませんでした。しかし、段々畑の労働は過酷だろうなぁ。

さて、お米です。
FullSizeRender
初めの宿のお母さんの炊いたご飯もそうだったけど、ご飯がハラリとしているだけでなく、僅かな粘り気が引き出されていて、米炊き技術の高さを感じるのです。ケララの赤米も大好きですが、あれは食感の妙と、食後の消化の良さ。

ウッタラカシで頂いたご飯は、米そのものが旨い。バリスタによって、コーヒーが抜群に旨いのと一緒で、ウッタラカシの人が、米料理や炊き方に拘りがあるのだと思う。

というのは、食事の中で、米料理が最後に出てくるからです。おそらく、注文をとってから炊き始めるのでしょう。前もって炊いてあるご飯とは違う、
「炊き立てのメシを食べてください‼︎」
という料理人の心意気が伝わってくる旨さなのです。

サブジー(お菜)も美味しかった。
1ヶ月、肉魚卵だけでなく、玉ねぎニンニク等、強い香りの野菜抜き生活でしたが、この日からまず玉ねぎ入りオクラのサブジーでリハビリ。
FullSizeRender
玉ねぎ、おいし~♪。
FullSizeRender
野菜料理はアシュラムよりも歯応えありで、これはこれで好き❤️。
FullSizeRender
ティータイムに出てきた、揚げたて野菜パコラも絶品でした♪。


宿の朝食
ポハと
FullSizeRender
ジャガイモ入りパラタ。

FullSizeRender
この宿の朝食も、席についてから作り始める。
従ってアツアツ、出来たてごはん。
料理人の誠実さが伝わるお食事でした。



Prakriti The Retreat
お世話になった宿はガンゴトリから車で30分の場所にあります。

前述のように、お食事が美味しく、部屋は清潔。バス、トイレは水回りが繋がっているので、インド宿に慣れていないと厳しいかもしれません。また、山奥のせいか、停電が多く、ジェネレータも手動の為動かず、またWi-Fiは殆ど繋がりません。でも気候も良いし、デジタルデトックスと思えばこれもまた良し。人が過ごしにくい場所に聖地はあるのだなぁと改めて思いました。朝は鳥の声で目覚め、宿で働く人々も口数は少ないけどあたたかいです。お見送りはオーナー含めスタッフ全員で。
宿の庭にコスモスが咲いていました。
IMG_4600

費用は、一泊大人2人、朝食夕食、ティータイム付きで、8000ルピーでした。大満足です。


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村


ウッタラカンド旅2日目~諸行無常

…続きです

「諸行無常」
三週間前に、アシュラムのTTCの仲間と一緒にガンゴトリへ行って以来、夫を連れて二度目のガンゴトリです。

実は、ガンゴトリのアシュラムや、瞑想の祠が大雨で流されてしまっていたのです。それは、TTCの先生や仲間と一緒に行き、みんなでそのアシュラムでお弁当を食べた日の夜のことでした。
祠は、創始者のスワミ・ヴィシュヌデヴァナンダが1980年から瞑想したりプージャをしたりしていた場所です。幸い、ガンゴトリ・アシュラムで暮らしていた行者さんたちの命は無事でした。自然とは畏怖すべきものとは言え、無となり、あるのは石ばかり、という現状をみると、そこを何十年もずっと守ってきた人々の心が慮れ、涙を抑えられませんでした。
IMG_4587
その後
「諸行無常、全て風の前の塵に同じ、それでも前向きに生きる。」
と思い至った瞬間、涙はとまり、更に
「あっ、私ってやっぱり原点は日本の仏教徒なんだ。」
と気付き、
「あんなにヒンドゥーの神さまや哲学について勉強した直後なのに。」
と、自嘲的な可笑しみが湧いてきました。



ガンゴトリ・テンプルで祝福
ガンゴトリのお寺の、シヴァ神が祀られている場所で、祝福。
FullSizeRender
お坊さまに
「シバナンダアシュラムと祠が雨で流されていました。」
と、話したらまた涙が出そうになり、しかしそれは実際に被災された方の前では不敬なので、一所懸命堪えました。
それなのに、お坊さまは一緒に嘆いてくださり(既に彼の嘆きは昇華されていると思うが)、これまでのヒンドゥー寺院で経験したことのないほど、優しく、力強く、祝福し、私の悲しみに寄り添い、励ましてくださいました。
自分は仏教徒だと再認識した直後なのに、そんなことは関係なく、あたたかい祝福をしてくださるヒンドゥーのお坊さまとヒンドゥー教の寛容が身に沁みました。


ガンゴトリ・テンプルの夜のアラティ
(アラティのアルファベット表記は、arti, arati様々。シヴァナンダヨガセンターのチャント本には、aaratiと表され、歌う時は「アーラティ」と歌っている。外国の名前のカタカナ表記に言及するのはナンセンスと思うが、とりあえず😅)。
IMG_4552

ハリドワールのそれと比べると、神的、厳か。
FullSizeRender

夫の隣に座っていた、50〜60代の女性巡礼者たちの出で立ちが、いかにも畑仕事のお母さんという風情。日焼けした顔には深い皺が刻まれている。リュックをいくつも背負い、ガンゴトリまで巡礼にきたのでしょう。その旅は明るく朗らかなものであったと、彼女たちのおしゃべり声を聞きながら確信します。そして、アラティ前のワクワクや、アラティ後の彼女たちの晴れやかな、幸せそうな表情をみて、宗教の意義を思う。物欲、金銭欲、成功欲、キャリア欲、虚飾とは別の場所で、地道に労働し、神に感謝し、幸福を感じる人々が確実に存在します。

教育とは、いったい何のためにするのだろう。それが前述の欲に火をつけ、成就するためだけのものなら、そこには虚しさしかありません。

ガンゴトリ寺院情報↓
https://uttarakhandtourism.gov.in/destination/gangotri


オマケ/温泉
ガンゴトリへ行く道にある温泉に入ったよ!
温泉は、gangnani という、お店や屋台が連なった場所の一角にあります。
IMG_4613

実は二度目。
三週間前のアシュラムの休日に、アシュラムの人たちと行ったのです。ガンゴトリへ行く道の途中にあります。
IMG_2864
(サドゥさんたちも利用している)
IMG_2859
この時は、大勢人がいたので足湯だけにしましたが、二度目に行った時は、誰もいなかったので、ババーンと洋服を脱ぎ捨て、はいっちゃいました。

気持ちよかった~。
痛めた右肩に、温泉の温かみがジンワリ。
お肌は、つるつる~♪
IMG_4574

そして三度目、ガンゴトリからの帰り道でも入ってしまった。
温泉は男女別になっていて、女性用は内側から、鍵がかけられます。
IMG_4605

本当は、水着を持ってくるといいのだろうな。でも知らなかったので🤗。因みに男性は200ルピーで水着が買えます。
男性用の場所には、一度目も二度目も三度目に行った時もサドゥさんがいました。修行中の身体に、温泉の温かさは沁み入るだろうなぁ。

入泉料は10ルピー。
衛生的とは言えないので、万人向けではない。
でも、この豊かな温泉があれば湯治とヨガとサトヴック料理を前面に出す癒し施設ができそうだなぁ、と思いました。もう、考えている人、いるだろうなあ。

Ganganani温泉情報↓


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村


ウッタラカンド旅2日目~ガンゴトリへ


三週間前のガンゴトリ
IMG_2918

砂に塗れたガンガーの濁流と雲からのぞく青空。
こんなにもインドそのものを表している姿があるだろうか?
濁流はカオスと化し、蠢き、汚れ、それでもなお生命エネルギー溢れるインド社会。青空は、精神の高さを日々求め続ける、その中のごく僅かな一握りの人々です。
25年前の秋、友永先生のツアーで初めてリシケシの上流に連れて行っていただいた時も、澄んだ水の色をしたガンガーと、周りの白い砂、青空を見て同じことを思いました。

「下流のガンガーのように臭いインド、汚いインド、狡いインド、醜いインド、怠惰なインド、臆病なインド。
これは、私が泣いても怒っても変わらない。
そこと戦うことはしても、影響され、悲しんだり嘆くのは一切やめよう。カオスに塗れながらもそこに同化せず、辛い時は天を仰ぎ、澄んだ水と青空と白い砂のインド源流と、そこで朗らかに生きるスワミジのことを心に描こう。インドの形なき美しいもの、それを見つけていこう。」
そう決意したことを思い出します。

さて、ガンゴトリについたアシュラムの私たちは、濁流を見ながら更に歩いて上流へ。
IMG_2914

巡礼者のざわつきがおさまった場所に、シバナンダの小さなアシュラムがあり、そこには3人の行者がいらっしゃいました。
IMG_2896



IMG_2902

そのアシュラムで、私たちはお弁当をいただき、その後更に、シバナンダ・ヨガセンターの創始者であるヴィシュヌデヴァナンダーが、瞑想し祈りの儀式をしたという祠へ行き、暫し手を合わせました。
IMG_2987
IMG_2989

あとは、無邪気に写真を撮りあったり、ガンゴトリのお寺に行ったりし、帰路に着くのですが、この後悲劇が…。


にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村


ウッタラカンド旅1日目~夕食♪&翌朝食

ウッタラカシ(ウッタラカンド州ウッタラカシ県)の宿
宿の前には田んぼ、その向こうにガンガー。
IMG_4415
ウッタラカシのシバナンダアシュラムから北に車で1時間。
こぢんまりとした家族経営の宿です。
IMG_4401
ウッタラカシの人々の色彩は鮮やか。
IMG_4459
寝具にもそれが表れている。

IMG_4343


お食事はお庭の自家製野菜を使って
IMG_4416
夕食は、自宅のお庭で育った野菜の家庭料理。
FullSizeRender
自家製ロウキーのコフタが絶品。
IMG_4426
もぎたてきゅうりも、自家製ナニカの花の実のチャツネも、ロースト茄子とトマトのカレーも美味しかったなあ。
IMG_4424

ナストマトカレーは真似っこできそう。
IMG_4423
家でも作ってみよう✊。スパイス控えめにしたら、きっと和食に合う優しいお惣菜になるよ☺️。
IMG_4441
こちらはパニールのパコラ。

FullSizeRender
お米はシャキッと仕上がった上に、うっすらモチッと感。料理人のテクニックを感じたよう。宿のお料理担当のお母さん、すごい‼︎
人々が普通に普段から食べているお食事は身体にも心にも優しくて、美味しいね~♪。




翌朝食
絶品クルチャ。
FullSizeRender
私たちが席についてから、お母さんが焼き始めたのだと思う。アツアツでした。甘くないカボチャも好きだなぁ。
IMG_4466
IMG_4567
この日はラーキーのお祭りだったので、ラーキーをお母さんに結んで頂き、お数珠まで頂きました。
これらの儀式、お母さんの朝夕食(夕食はアラカルト)つき、夫婦二人分の総費用は5000ルピー以下。日本で言うところの宿坊ですね。
前日のティータイムに、お茶と揚げたてスナックを持って来てくださったのですが、チップはお断りになりました。
IMG_4557
まさに、精神を高める旅をする人々の手助けをするあたたかい宿。
ウッタラカンドって、リシケシから始まり、そうした州なんですね。
この宿から、さらに北へ。
ガンゴトリに行く前に、ちょっくら温泉に寄ります☺️。
インドの温泉。さて、どんな場所でしょう。


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

巡礼の時/Yukettaのリシケシ紀行(最終回)

インドのSA
IMG_8143

Namaste Midway Mansurpur。https://m.facebook.com/NamasteMidway/


ハリドワールの日本でいえば、高速道路のサービスエリアのようなところ。リシケシツアーはバス旅行だったので体験できました。
お手洗いもそこそこ綺麗(紙は自己責任)。



IMG_7664
朝食が充実していて驚いた!チャイを頼んだだけで、ビスケットとスプラウトが出てきました。
IMG_8142
スプラウト、味無し!なんとまぁヘルシーなことよ。そして綺麗な味です。

IMG_8149

敷地内にはスターバックスもありますが、なんのなんの、豊かなインド食文化を楽しんだ方が断然良さげ。
IMG_8145
IMG_8146
練りたて、揚げたてプーリーがことの他美味しそうでした。
IMG_8148

巡礼の時
さて、この旅記はおしまいです。
アシュラムの初日の講話で
・生まれてから25年は良い人に出会い、その人々と両親に従い勉強をする時、
・次の25年は、働き家族を作り友をもてなし、先祖を敬い、社会に奉仕する時、
・そして、次の25年は巡礼の時、とききました。

まさに、私はここ、「巡礼の時」にドンピシャ。この旅に参加した同じ世代の人たちと、
「わかるわ〜」
と頷き合いました。
リシケシにいる間は、観光地に行きたいとか、美味しいレストランに行きたいとか、アクティビティをしたいという気持ちが全く起きなかったのです。

IMG_7610
そして、もっとも幸せで静かでいられたのは、スワミ・シバナンダの後を継いで今は鬼籍に入られているチダナンダジーのお宅の瞑想部屋でした。そこで最後の瞑想を終え、僅かばかりのご寄付をし、お下がりのお菓子をいただきました。その後建物をあとにしたらすぐに、一人の子どもに物乞いされ、そのお菓子を渡すことになりました。
IMG_7600
回り回って、巡り巡って、まさに、
「ああ、巡礼」
です。

さてその25年が過ぎ、75歳からやってくるのは???
義務から解放された自由な時なのだそうです。
義務から解放…いいっすね~。
それを楽しみにまた日々すべきことを心を込めて頑張ります😌。

にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

非公開メッセージはこちらへ
最新コメント
楽天市場
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

https://b.blogmura.com/overseas/delhi/88_31.gif
https://b.blogmura.com/overseas/india/88_31.gif
  • ライブドアブログ