陽はすでにカンジス川から

こんにちは、Yukettaです。夫の駐在に帯同して参りました。 危険情報や感染病情報は海外安全ホームページにお任せして、こちらでは楽しいインドの生活日記や様子をお届けしたいです。

インド米

インドの古代米

「ラクタシャリライスのヘチマカレー」
FullSizeRender
ボランティアグループのスパイスセットを使って🙌。
FullSizeRender
カレーに使ったのは、ボランティア・スパイスセットに入っているクミンシードと、ターメリック、コリアンダーパウダー。
FullSizeRender
FullSizeRender
ガラムマサラ香皆無・チリを使わない辛くないカレーです。あるレシピ動画に、ダールスプラウトを入れているのがあったので、真似っこ~♪。ダールスプラウトは、火の通りが早い上に植物性タンパク質が摂れて便利☺️。
FullSizeRender
クミンシードのテンパリング後は、20分くらいじっくり炒め煮。ヘチマ自体は粉を使わなくてもトロトロで、安定のおいしさです。

ラクタシャリ米
IMG_7907
ラクタシャリライスとは赤米の一種。
3000年の歴史を持つ古代からの赤米なのです。緑の革命後(1960年代にThe Green Revolutionという機械化農薬使用の近代農法がインドでも始まったそうです)の数十年間、伝統的な米は減少。
ラクタシャリもその一つで絶滅寸前。しかし、15 ~20年前に米の復活運動が始まって以来、「Save Our Rice Campaign」やその他の種子保存科学者を通じて、ラクタシャリ米は農家によって再び栽培され、人気も高まりました。現在は主にケララ州で栽培されているそうです。カンドー古代米大復活劇(なんだか日本も似たような農業歴史を歩んでいるような気も☺️)ではないですか。日本なら、米作りは人作りの「夏子の酒」かしら。インドならこのエピソードで、ボリウッド映画ができそう。フィナーレは赤米が舞う中でボリウッドダンス、かな🥰。

ラクタシャリについて、古代アーユルヴェーダ文献をまとめた資料には
「ラクタシャリは甘く、軽く、油分が多く、滋養強壮で、味覚を刺激し、消化の火を刺激して健康を増進し、ピッタ、灼熱感、ヴァータ、血液の病気を治する。」
「体力と顔色を良くし、3つのドーシャの悪化を治療し、視力を改善し、利尿作用があり、声を良くし、精液の量を増やし、喉の渇きと熱を治します。」
と書かれているところがあるのだとか。
(以上BIO BASICSのWebから引用)↓



凄いお米ですね~。
昨日は、単純に圧力鍋で蒸しただけなので、ハラリとはしているけど、ポソっとさせてしまいました。浸水時間を増やしたり、他のお米と合わせたりとか、どうも色んなやり方がありそうなので、これからアレコレ試してみたいです。
これで私の中でインド産物の扉が一つ開きました。しかも大好きなお米。これからが、楽しみだなぁ~♪。

因みに昨日は、お昼もケララのMatta Rice(こちらも赤米)だったせいか、本日はお腹も快調絶好調。ケララの赤米、成人病・食事療法の助けになると確信しています。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

インド山菜おこわ風


山菜おこわ風。
IMG_7451
一昨日、微妙に余ったアッサムBora餅米を使って。
白米:Bora餅米=9:1
白米にインドの餅米を少し加えるだけで、「おこわ感」がでる。これはかなり「インドでの日々のご飯」が豊かになるのではないかしら🙌。
夫がダイエット中なので、木の子たっぷり。
IMG_7457
今回はご飯と、木の子を別々に準備し、混ぜおこわにしました。隠し味に微塵切り豚の脂身をちょっとだけ。
IMG_7452
トマトさんの山のキャベツは、すだちと塩だけにしてサトヴィックに。こちらは油を控えました☺️。もちろん、キャベツは一枚一枚外して丁寧に洗いました🥰。


にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

とっても美味しいインドのお米

そんな人はかなり減ったと思いますが、
「インドの米がマズイ。」
と、聞くと、外国の人に
「日本米はスティッキーで好きじゃない」
と言われた時と同じように、心にグサッときます。
「そ、それはあなたが知らないだけじゃ…」
という言葉を飲み込んで…。

インドの赤米
さて、買い物ガイド改訂で、お米ページを作るために、ただいまインド米研究中。
FullSizeRender

一番私が気になるのは、左上のラクタシャリ赤米。

古代からあるお米で、その上、絶滅寸前だった希少品種。現在はケララ州の熱心なオーガニック農家数名によってその文化が継続。アーユルヴェーダでは、この米の品種を使って「トリドーシャ」(つまり、ヴァータ、ピタ、カパ)の不均衡を矯正すると言われるそうです。色んな病気を治すのに効果があるそうですが、昨今では、赤米品種が血行を改善するため「新型コロナウイルス感染症に対する免疫力を高める」という理由でも推奨されていたそうです。
Amazonでも手に入るので、コレはインドにいるうちに、食べるべきでしょう‼︎

アッサムのBora Saulライス
昨日は、アッサムのもち米を炊いてみました。
FullSizeRender
見た目はほぼ日本の餅米と変わらない。
アッサムの綺麗な空気と水で育ったお米、きっと美味しい気がする。

炊けました!
IMG_7355

普通のご飯みたいに炊くだけですが、ツルピカに炊けた!
そして、美味しい!!
粘りが過ぎず、白米と餅米3:7くらいの仕上がりです。瑞々しく、綺麗な水の味がする。
FullSizeRender
アッサムのBoraライスは、炒りごまと塩だけで、シンプルに美味しかったです。


実は、今年のウッタラカンド旅で、インド北東米の旨さに開眼。例えばお馴染みのバスマティライスも、ヒマラヤ麓のそれは最高級品なのだそうです。
かつてインドの文明は稲作と共にあり、その歴史は紀元前6000年から。現在のお米の種類だけで6000。そして、こうして新しいお米に出会うと、インド13億人というけど、
「今を生きるインド人一人一人にそれぞれの食生活があるんだね」という思いが湧き上がり、もう、もう、じぃ~ん、としてしまいます。


このお米と、Nature Soulsのキノコで山菜おこわができそう💡!12月のチャリティメラの、出品ご飯にしようかナア🤔。
また、これで、お餅も作れそうな気がする。
お正月は、お餅をついてみようかナア☺️。
新しい餅米に出会っただけで、更にインドを知り、そして楽しい明日が思い描けるデリー生活です🥰。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村



 

プロフィール

Yuketta

こんにちはYukettaです。回り回って最初の駐在地ニューデリーに戻って参りました。4コマ漫画のように、最後はクスッと笑ってしまう日々を与えてくれるインドが大好きです。大変化を遂げたこの大都市と初めて出会った場所のつもりで向き合っていきたいです。

非公開メッセージはこちらへ
最新コメント
楽天市場
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

https://b.blogmura.com/overseas/delhi/88_31.gif
https://b.blogmura.com/overseas/india/88_31.gif
  • ライブドアブログ